東京多摩青果(株)

新入社員は、最初は先輩の補助業務からスタートします。朝は卸売場で場内の整理から始まり、フォークリフトに乗って業務を行います。お客様の手伝いも行いながら、名前を覚えていただけるよう自分を売り込むことも意識しています。事務所に戻ってからはデータの入力業務や計算が中心です。少しずつ業務が分かってくると、出張者の代わりに仕事を行うこともあります。そういった基本的な仕事を行いながら、先輩方を見て流れを覚えていきます。最初は担当品目はありませんが、商品の値段等に日々変動のある仕事なので、そういった動きをよく見て意識し、勉強しています。

先輩方を見ていると、日々の販売の中で、商品がなかなか売れない時と、よく売れて商品が足りなくなる時があります。それが週毎に変化したりするので、そのスパンの短さに最初は驚きました。天候等の細かいことで影響を受けやすく、物流の状況も日々変わっていくので、その移り変わりの激しさが市場の仕事の特徴だといえます。間に立つ仕事としては難しい部分だと思いますが、ダイナミックな販売の流れの中で大きなお金と物量を動かしていける仕事です。

大学では生物系の勉強をしていたので、食品や、そこから派生して農業に関わる業界も視野に入れていました。大学が多摩地区にあったため、馴染みがあったこともあり、当社への入社を決めました。