最終更新日:2025/4/16

学校法人 高宮学園【代々木ゼミナール】

  • 正社員

業種

  • 学校法人
  • 教育

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • 文学部
  • 教育・保育・公共サービス系

専門分野へのプライドを持って

  • H.M
  • 2020年入職
  • 29歳
  • 早稲田大学大学院
  • 文学研究科
  • 教材研究センター 国語研究室
  • 教材作成/生徒対応など

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 教育

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 形の残る仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
現在の仕事
  • 部署名教材研究センター 国語研究室

  • 勤務地東京都

  • 仕事内容教材作成/生徒対応など

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:30~

【出勤・始業】
メールを確認した後は、その時々でやるべき作業を行います。
各種締め切りに間に合うようであれば、当日の仕事内容は基本的に自由に決められます。
校正、問題作成・検討、版下作成業者との連絡、授業準備など内容は様々です。

13:30~

【お昼休憩】
休憩室でお弁当を食べます。私は自分の好みで、いつも休憩時間を遅めにしています。
天気が良ければ16階の空中庭園でも食べられますし、外食する方や、タワーの学食で食べる方もいます。

14:30~

【学習相談(生徒対応)】
教材研究センターにいらっしゃった生徒の質問にお答えすることもあります。
自分の担当領域(現代文)のテキスト・模試に関する質問が主です。

15:00~

【検討会/フィードバック】
入試問題の解答作成や、模試などの問題作成の時は、部署内で検討し合います。

17:00~

【退勤】
繁忙期には残業をすることもあります。
夜のコマに授業などの業務がある場合は、時差勤務にすることもあります。

これが私の仕事!

1.テキスト・模試など教材の作成と管理(通年)
 テキストや模試に載せる問題の作成・検討・修正、版下作成、業者とのやりとり、著作権申請、校正、採点管理など。テキストや模試ごとに担当が決まっており、校了日に良いものが仕上がるのであれば、仕事の進め方はある程度自由に決められます。教科内での連携はもちろん、他部署や外部の業者さんとも関わります。

2.生徒対応(通年)
 質問対応、授業(教材の職員全員が行う訳ではありません)などで生徒とも関わります。

3.解答速報(1月~2月)
 科目内で検討して解答や講評(コメント)を作ります。時間との勝負なので、なかなかスリリングなイベントです。

4.部内・校内の仕事(通年)
 文房具の管理や版下の整理、入試問題の収集、採点料等お金の処理、など部内の細かな仕事もあり、それぞれ担当が決まっています。また生徒募集や模試の設営など、校舎全体の仕事を行うこともあります。


代ゼミを選んだ理由

 教科書出版や予備校を中心に就職活動を行っていました。理由は大学で行っていた文学研究を活かせるのでは、という気持ちと、自分の性格から営業成績などを競うような業界や部署ではなく、何か物を作ったり、サービスを提供したりする方が合っていると思ったからです。
 代ゼミは業界ではめずらしく、職員が自分の専門領域を持って、主体的に問題を作成したり、手直ししたりできるというところに魅力を感じました。
 また私の年度は内定後にも若手の先輩職員や内定者との交流の場を設けていただいていたので、そこで職員の人柄や職場の雰囲気などが自分に合っているかなと感じたところも決め手でした。教育業界の中でも様々な社風があると思うので、面接などを通して仕事内容や職場の雰囲気が自分に合っているかどうかを考えると良いのではないでしょうか。待遇についても、校舎がどこも大都市圏の中心駅近くにあるので、もし転勤ということになっても安心感があるなと思いました。


仕事のやりがい・嬉しかったこと

 教材の業務の中では、問題の作成や修正が好きです。現代文の作問では本文の選定に苦労しますので、何冊も本を読んで、もうダメかもしれないと思った時にようやく作問できそうな文章を見つけると大変嬉しいです。
 本文を選んだら次は、設問や選択肢などを考え、解説文も作ります。こちらも問題の作りから言葉の選び方まで大変ですが、創意工夫のしどころで、やり甲斐があります。自分では上手く作ったと思った問題でも、多かれ少なかれ思い込みや勘違いがあります。ですので、先輩などいろいろな方に見ていただいて修正することになります。まだまだだなと思うことばかりですが、出来を褒められると嬉しいですし、上達していきたいです。


仕事を通じて学んだこと

 一人での思い込みは危険だということです。教材を作るというと担当教科の入試問題は満点をとらなければならないと思うかもしれませんが、国語という科目の性質上、一人で解答をびしりと決めるのは難しく、また危険でもあります。解答作成においても、教材作成においても、自分一人の読解ではなく、他の人の意見を聞くことが大切です。
 また教材作成の内容についてだけではなく、仕事の進行においても同じことが言えます。仕事が詰まってしまった時も、一人で何とかしなければという思い込みを捨てて、周囲に手助けを求めてみると、皆さん親身に応じてくれるものです。教材作成というと一人で机に向かうイメージですが、周りの方々とこまめにコミュニケーションをとることが大切だと感じます。


これからの目標

 今は自分の仕事だけで手一杯なことが多いですが、余裕をもって周囲の仕事を手伝えるようになりたいなと思っています。現在は、国語科内で回覧される校了間際の教材にしっかり目を通すようにするなど、できることから取り組んでいます。教材作成の精度を上げたいということはもちろんありますが、様々な経験を積んで、精神面でもっと余裕を持つようにしたいといったところです。
 また最近、共通テストの形式も変化しました。同形式の教材を作ることはもちろん、どのような学力が求められているのかという、俯瞰的な視点を持って教材作成をしなければならないと思います。そのために、教材作成を行う側と、教材を企画する側との連携が、もっと密になっていくと良いのではないかと思っています。


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