ユタカフーズ(株)【東証スタンダード上場】

OEMを中心とした粉末スープや飲料の開発を行っております。お客様の「こんな商品を作ってほしい」という声を元に、営業と共に味や形態を決めていきます。工場では新しい造粒設備が稼働しているので、製造現場に足を運び、実製造のスケールを想像しながら試作しています。商品が決まると、次は実際に製造現場でどうやって作るのか、そしてどれだけの費用がかかるのかを考えます。より高品質な商品を低コストで安定的に製造するためには、製造上の問題点を明らかにしなければなりません。実際に製造に立ち会い、製造担当者とコミュニケーションを取りながら製造条件を最適化していくことで、お客様の想いにそった商品づくりを目指しています。

大学で農学を専攻していたことから、食に関わるものづくりに携わりたいと思い、食卓で身近な存在である調味料メーカーを中心に就職活動を行っていました。ユタカフーズは調味料に限らず、チルド食品や即席麺といった「マルちゃんブランド」、健康食品といった粉粒体食品など、様々な形態の食品を手がけており、その幅広い商品展開と技術力に惹かれました。ちょうど採用面接を受けた時期に鳥取工場を増築している話を伺い、変革していこうとする姿勢にも魅力を感じました。また、面接では型にはまった質問形式ではなく、日常会話のように話をしっかり聞いていただけたのも入社の決め手となりました。

鳥取工場は２０１９年７月に新たに造粒工場が新築され、それに伴い粉粒体食品の研究開発室も本社から鳥取へと異動となりました。私は入社して早々の異動で、仕事も環境も未知な状態で不安も大きかったですが、先輩社員の方々が公私ともにフォローしてくださり、温かみのある会社だと実感しています。意見も言いやすく、またしっかりと耳を傾けてくれます。少し気になったことでも質問しやすく、自分の考えの下で試作に取り組むことが出来るので、仕事の達成感も大きいです。若手でも挑戦しやすい職場環境だと思います。