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最終更新日:2025/4/22
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部署名研究開発部
勤務地千葉県
仕事内容バラや草花の新品種開発
バラとペチュニアの新品種開発を担当しています。新品種は、有用な形質を引き継がせる「交配」を行って種子を形成させ、後代の中から有用な形質を選び出す「選抜」を行うことで生まれます。交配は膨大な数の手作業となるため年間を通して大変な作業となり、また選抜も有用か否かを判断するため商品化を左右する重要な業務であり、開発の責任を感じながら業務を遂行しています。また、当社の企業理念を体現するための一つとして、海外向けにも品種開発をしており、現地に赴き日本とは違う環境下での生育状態を調査し現地の会社と情報交換を行うことで海外での商品化も行っています。
入社前は、バラ苗の生産から卸小売・ローズガーデン直営と6次産業的な企業イメージではありましたが、バラを幅広く扱っている程度の認識でした。実際に入社して、海外の有名育種会社の代理店としての役割や機能、切り花用バラ品種の取り扱いなど、想像を超えて「バラ」という植物を最大限活かしてお客様へ価値を届けている会社だと実感しました。
創立60年以上の歴史を持ち、業界トップクラスのバラを扱う企業です。バラを通して、園芸業(ガーデンバラ)・花卉業(切りバラ)・観光業(ローズガーデン)・流通業(卸小売)・造園業と非常に幅広い分野の側面を持つ会社です。そのため、バラという植物に精通するだけでなく、幅広く業界を見渡すことが可能で、そこが他社には無い当社の強みになっています。
新品種開発は商品化までに数年かかるため、結果を出すためには忍耐力が必要になります。しかし、選抜を重ねていき自分が育成した植物が一歩ずつ商品化に近づいていることを感じるとやりがいを感じます。そして、商品という形でお客様の手元へ行くことの責任と更に喜んで頂きたいという思いが、次の品種開発への活力となっています。品種開発は商品化がゴールではなく、その後の商品の評価が売り上げとして直結し、最終的な会社への利益貢献となります。単に一つの商品として見るのではなく市場経済的な見方を商品開発の観点から学べたと考えています。
国内だけでなく世界中の人に感動を与えられる品種を開発することが目標です。そのためには、エンドユーザーまでのトータル的なニーズに応えることが必要となり、国内の園芸事情・品種情報だけではなく世界を見据えて知識と経験を磨けるよう日々、業務に励んでいます。