最終更新日:2025/4/21

藤原産業(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(インテリア・住宅関連)
  • 商社(文具・事務用品・日用品)

基本情報

本社
兵庫県
PHOTO
  • 11年目以上
  • 機械系

高付加価値なものづくりで世の中に貢献したい

  • 久保田 博昭(くぼた ひろあき)
  • 1998年入社
  • 摂南大学
  • 工学部 経営工学科卒
  • 商品部 手工具課
  • 藤原産業プライベートブランド商品の開発

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • ヒット商品を作る仕事
  • 形の残る仕事
現在の仕事
  • 部署名商品部 手工具課

  • 仕事内容藤原産業プライベートブランド商品の開発

これまでのキャリアパス

「ホームセンターの売場を自分でプロデュースしてみたい」。そんな思いから当社の営業職を志望。しかし、1年目からすぐ営業に配属されることはなく、商品やモノの流れを覚えるため、入社後はまず物流業務から学びました。2年目から念願の営業に異動になり、高知・高松エリアのホームセンターを担当するように。そのエリアは地域密着型の店舗が中心だったので、売場担当者や店長の声が間近に聞けたのが良かったですね。その後、商品部に移るのですが、営業として経験を積んだ7年間の蓄積は今もものづくりのヒントになっています。


現在の仕事内容

現在、担当しているのは自社のプライベートブランド(PB)商品の開発です。なかでも私はドライバーやレンチ、プライヤーなどの作業工具の開発に携わっています。まず仕様・品質・価格などの商品コンセプトを決定するのですが、この時、特に心掛けているのが市場や消費者、他社商品の情報を分析し、客観的かつ論理的思考を持って開発に臨むこと。また、単品ではなくシリーズ、さらにはカテゴリーの構築までを見据えたコンセプト作りを行うことを大切にしています。コンセプト決定後は国内外の製造メーカーの開拓に始まり、妥協することなく交渉を繰り返してものづくりを進めます。その後、商品そのものはもちろん、パッケージデザインの決定、量産品の検査、発売後の品質管理まで一貫して担っています。


この仕事のやりがい

以前、ラチェットハンドルという作業工具の開発に携わったのですが、既存のナショナルブランドのラインナップにはないものづくりを特に意識しました。商品を使用する場所が狭く小さくなっている現状を考え、ハンドルの振り角度が小さくコンパクトなヘッドのものを開発したところ、これが大ヒット!実は、開発前に入念にリサーチを行い、自動車のメカニックなど実際に商品を使う立場の方々に課題とニーズをヒアリングしていたのです。変化する作業環境の中で、ユーザーのニーズを的確に捉え、より効率的に作業できる機能を付加したPB商品の提案を行うことで、ホームセンターからも、その先のエンドユーザーからも喜ばれたのが嬉しかったですね。


今後の目標

今後も「新商品が売上をつくる」という基本的な考えのもと、市場にはまだないけれどニーズがあり、かつ付加価値の高い特長ある商品を生み出し続けたいと思っています。そして、メーカーベンダー(製造・卸売業)として商品の開発・販売を通じて社会に貢献し、お客様やエンドユーザーに喜んでいただけるものづくりをしていきたい。また、その成果として藤原産業の自社ブランドがより多くの方々に知られ、広まればと考えています。


学生のみなさんにひと言

私自身は工学部の出身ですが、当社なら文理を問わずものづくりに携わるチャンスがあると思います。社内には研修センターもあり、社員が様々な商品を手に取って、実際に動かして学べる環境が整っています。また、一般の方々に向けたホームセンターはもとより、今は時代の流れからプロユースの商品を集めたプロショップも続々と誕生。当社の商品が注目されるフィールドも増えています。これからまだまだ成長する藤原産業で、ぜひみなさんの力を発揮してください。ものづくりに熱い想いを持って取り組める方なら、きっと活躍できますよ!


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