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最終更新日:2025/4/8
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部署名グローバルネットワーク部アライアンス推進課
仕事内容他社エアライン提携業務・貨物コードシェア便開設/調整業務
入社して3年間は羽田空港で輸出業務を行っており、積付けプラン作成業務(あらゆるサイズ、重さ、形、種類の貨物がある中、どの貨物をどの器に積付けるかを数々の制約や航空機のスペースの条件を踏まえて最適なプラン作成をする業務)やスペースコントロール業務(各便で貨物を満載化できるように貨物スペースの調整をする業務)等をしておりました。入社4年目でアライアンス推進課(他の航空会社との提携業務を行う部署)に異動しました。現在はアジア・オセアニア地区のエアラインとの提携業務や他社との貨物コードシェア便の開設/調整等を行っております。他社提携の最大の強みはANAが就航していない都市への貨物輸送を可能にし、利便性向上を図れることです。例えば、ANAはブラジルへの便がありませんが、日本から貨物の需要はあります。通常であればお客様へお断りするところ、当社就航先であるロンドンからブラジルまで運航している航空会社があれば、そこと調整や交渉をし、スペースを提供していただくことで日本からブラジルまで貨物が運べるようになります。需要のある都市への路線を拡大していくことがミッションであり、今の仕事の楽しみでもあります。
私は幼少期から飛行機が大好きで、漠然と航空会社に勤めたいという夢がありました。そんな中、大学で物流に特化した科目の授業を受けた際に、モノの動きの面白さについて気づき、物流関連の道へ進むことへの興味が沸き、航空と物流の両方に携わることができる会社を中心に就職活動をした結果、自身に最もマッチしたANA Cargoに入社しました。入社を決めた理由は、当時日本で唯一のコンビネーションキャリア(貨物機と旅客機両方の路線を持つ航空会社)であったことから、日本の航空貨物事業の最先端にいち早く触れることができ、常にチャレンジすることができると思ったからです。当社は「Global Top 5」を目指しており、さらに高品質を保つ「Japan Quality」をビジョンに掲げていることから、世界の中でもトップクラスの航空貨物輸送商品を提供するための、オペレーションや販売、企画等に携われることに魅力を感じました。また、交通インフラを通して社会に役立つ仕事をしたいと考え、ワクチンやマスクの輸送など、航空貨物だからこそ速く輸送ができて、人の命を救えることの役割も知ることができ、入社を決めました。
今後の目標は、オペレーション、ネットワーク、マーケティング、セールスの部門にて経験や知識を得たのちに、海外の統括支店などで、世界を舞台に活躍をしていくことです。海外統括室は、その地域での貨物販売やオペレーションの調整をする部署となりますが、業務を遂行するには、空港でのハンドリングの経験や知識だけでなく、セールスや商品開発などあらゆる観点から「航空貨物」について知っている必要があると思います。これまでの、羽田でのオペレーションの経験や、現在のネットワークの知識に加えて、今後マーケティングやセールス部門でも活躍して内容をインプットしていき、将来、海外のお客様を相手にそれらをアウトプットしていけるように、キャリアプランを立てて日々業務をしていきたいです。どの部署にいても、「ANA Cargoを利用したい」と思ってもらえるような航空会社になるよう、常にお客様の視点に立って働いていきたいと思っています。
これまでで一番印象に残っている仕事は、他社エアラインを活用した当社初の生体馬輸送の調整に携わったことです。販売担当者から、日本からメルボルンまで生体馬を輸送したく、ANAとしてメルボルン線がないため、他社便接続で輸送できないかの相談がありました。当社として他社を利用した大型動物輸送の前例がなく、ゼロベースで輸送方法を構築する必要がありました。当社就航先からメルボルンまで運航し、かつ動物を受託していただける航空会社と交渉を重ね、結果香港からメルボルンまでのルートでの輸送が決まりました。一方、生体場を輸送するには発地、経由地(香港)、着地で一つのミスも許せません。馬に負担を与えずに確実に輸送できるよう、他社や当社の関連部署と、空港オペレーション、使用ストール関連、書類関係、税関関係など不備がないよう入念な準備をしました。特に、香港で当社便から他社便まで円滑な接続ができるよう、両機材を近い場所に駐機する調整をし、十分な接続時間を確保するために接続便のダイヤ変更を依頼したことで、生体場の乗り継ぎの手順を最小限にしました。結果ミスなく他社便へ接続ができ、無事目的地まで運ぶことができました。
普段スーパーで購入される新鮮な野菜や果物、ネットショッピングで翌日配達される欲しかったもの、普段着ている衣服、毎日利用しているスマートフォンやPCなどは、航空輸送によって皆さんのもとに届いています。日常生活で何気なく使っているモノが店からなくならないのは、物流が機能しているからです。それらのモノが、裏ではどのような仕組みで動いているのか気になりませんか? ANA Cargoでは業務を通じてモノの動きを肌で感じることができ、さらにアップデートしていくことができる会社です。是非、一緒に働いて航空物流の世界を進化させていきましょう!