最終更新日:2025/4/25

一正蒲鉾(株)【東証スタンダード上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 食品
  • 農林・水産

基本情報

本社
新潟県
PHOTO
  • 5年目以内
  • 薬学系
  • 技術・研究系

挑戦:ブルーオーシャンに飛び込む

  • G.S.
  • 2021年
  • 26歳
  • 慶應義塾大学
  • 薬学部 卒業
  • バイオ研究室
  • きのこを中心とした菌類研究

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 農林・水産
  • 化学・石油
  • 薬品・化粧品
  • 教育
  • 官公庁・公社・団体

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
  • 遊び心を刺激する仕事
現在の仕事
  • 部署名バイオ研究室

  • 勤務地新潟県

  • 仕事内容きのこを中心とした菌類研究

これまでの経験

会員限定コンテンツ

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1日のスケジュール
8:20~

研究所到着
8:30始業後の10分程度の朝礼ののち、各々の作業に散らばります。

9:00~

きのこの培地づくり
例えば、どんな樹種のおがくずを使えばきのこが良く育つかなどの条件設定をしています。

12:00~

昼食
仕出しお弁当を頂きます。

14:00~

研究発表会
各人月一回研究室内で研究の発表をします。

16:00~

収穫・計量、データ分析、考察、資料作り
きのこの大きさや色形で結果の善し悪しを判断します。

17:30~

退社
ほとんど残業することはありませんが、やる気の有り余っている日はその日のうちに業務を片づけたりします。

17:45~

帰宅
通勤時間は10分程です。
余暇が長いのでトレーニングや料理などを楽しんでいます。

現在の仕事内容

 まずは現状当社の行っているまいたけ工場栽培の技術革新です。より速い期間で、より多く、よりコストをかけずにきのこを生やすことを科学の観点から挑戦しています。例えば、きのこを栽培するときに出てしまう使い終わったおがくず(廃菌床といいます)がゴミになっていますが、それをもう一度きのこ栽培に使えないか、といった研究です。
 そのほかにも世界の動向に合わせた研究を行っています。今後世界の人口が増えることが予見され、それに伴い全世界的なタンパク不足に陥るといわれています。そのためきのこを使って肉の代替を作ろうとしています。肉のような食感、ジューシーさ、うまみ、香りを再現すべく日々発酵技術で解決を図っています。


今の仕事のやりがい

 上記のキャッチコピーの通り、何をやっても新しいことです。きのこ研究という分野はあまり研究が進んでおらず、自分の発見が世界で初めてである、といったことが今までで4回はありました。さらに特に意味のない分野だから研究が進んでいないというわけでもなく、これからの世界情勢を鑑みるに食肉以外のタンパク質を創出することに意義があるため、分野に伸びしろを感じます。まさにフロンティアであると思えるところからもやる気をもらっています。


この会社に決めた理由&続けている理由

 まず何より採用面接の際に人事をはじめとした社員の方々、役員まで「君に来て欲しい!」という熱意を感じたことが大きかったです。入った後も気軽に失敗ができる雰囲気があり、面接のムードそのままにのびのびと仕事することができています。そのため会社と自分のミスマッチを感じていません。
 また給与面に関しては決して高いほうではありませんが、家賃補助などの福利厚生の恩恵を大いに受けており、月給の額面より豊かな生活をしているなと感じています。


当面の目標

 新しいきのこを食卓に届けることです。
 まずマイタケやエリンギは20-30年前はスーパーなどにほとんど並んでいなかったことをご存じでしょうか?案外栽培きのこの歴史は浅いもので、例えばエリンギの栽培は90年代に栽培が始まりました。しかしそんな新人も既に市民権を得、当たり前のように調理に使われています。自分が目指すのはエリンギ以来の新しいきのこの栽培であり、その味や栄養価を認められ、キッチンの選択肢の1つになることです。


将来の夢

 研究者のキャリアのピークは引退間際だと思っています。60歳になったときに、何を今まで学んでこれたか?その時自分は何ができるようになっているか?そして何を発表してこれたか?という自問自答に自信をもって答えられるような人間こそが求道者だと思います。自分が隠居するころには定年が70歳か80歳くらいになっているかもしれませんが(笑)。
 そんなことで、自分の将来の夢はアイディアが無限に湧いてくる老人です。ベテランに知識があるのは当然で、そこから一歩違いを出すような、想像力に満ち溢れた人物になりたいと思います。そのために自分のチャレンジ精神に素直に従って努力し、結果として会社が発展して世界の人々がちょっぴりきのこ好きになってくれればいいかと思います。


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