最終更新日:2025/4/23

(株)長谷工コミュニティ【長谷工グループ】

  • 正社員

業種

  • 不動産(管理)
  • 不動産
  • 専門コンサルティング
  • 住宅(リフォーム)
  • 設備工事・設備設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

快適な暮らしを支える。やりがいにあふれるマンション管理という仕事

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3人の先輩が語る長谷工コミュニティ

マンション管理の最前線に立つ3人の若手社員たちは、どのような思いを抱えて仕事に臨んできたのか?入社動機や仕事の内容、今後の目標などについて、ざっくばらんに語っていただいた。

山崎さん
東京北支店マンション管理部/2021年入社
※山崎さんの「崎」の正式表記は「たつさき」

中谷さん
東京北支店マンション管理部/2022年入社

長谷川さん
東京支店施設管理部施設管理課/2019年入社

先輩の横顔

長く働き続けられるのは、社内の雰囲気の良さのおかげだと山崎さんは実感している。同じ支店の同期とは旅行やクリスマス会を楽しんだりしているそうだ。
中谷さんはオフタイムでも社員同士で和気あいあいとした時間を過ごしている。最近はゴルフにハマっており、同期や先輩と一緒にラウンドに出かけているという。
フラットに何でも話せる環境が整っていると長谷川さん。ベテランの上席も持てるノウハウを惜しみなく教えてくれるのが非常に心強いと思っている。

【山崎さん】居住者のみなさんからの信頼が、何よりのモチベーションになる

まちづくりに関心があった私は、就職活動を始めた当初はデベロッパーを志望していました。不動産業界を広く調べていくうちに、いっそうお客さまと近い場所で働きたいとの思いが強くなり、マンションというコミュニティの生活課題を解決する管理業務に興味を持ちました。幼少期からCM等の影響で長谷工が真っ先に思い浮かび、当社を志望。学生に寄り添ってくれる人事担当者の人柄に魅かれて入社を決めました。

所属する東京北支店では、事務所のある北千住エリアを中心に、常磐線やつくばエクスプレス沿線のマンション管理を手がけています。フロント営業の私たちは、各マンションの居住者で構成される管理組合の運営をサポートしながら、各種設備の改修、点検、生活上のルールづくりなどに携わっています。

入社後は教育担当の先輩が1年にわたり付いてくださるブラザー・シスター(メンター)制度を通して、キメ細かなサポートを受けられたのはとても支えになりました。1年目秋からは少しずつ担当を持ったのですが、築年数が古いマンションの場合、過去の状況を知らないとプラスになる提案をすることはできません。過去の総会の議案書を読み込んだりしながら、背景を知るという努力を重ねてきたつもりです。

そのときに引き継いだあるマンションで、給水設備工事の提案が否決となったことがありました。原因を探ると居住者のみなさんとの事前調整が足りなかったことに気付き、次年度では議事録をより注意深く読み込み、工事内容の周知を徹底的に行った結果、無事に可決されました。情報提供に駆け回る私の姿を見たある居住者の方が「すごく成長したね。納得できたよ」と声をかけてくださったときは、人に信頼される喜びを実感しました。

担当マンションに立ち寄ったとき、私の顔を覚えてくれている居住者のみなさんに声をかけてもらえた瞬間が何よりのやりがいとなっています。また、現在は私が後輩を教える立場にもなりました。マンション管理は正解のない世界だからこそ、マンションごとの特性を理解して臨機応変に対応できる力を育めるように後輩たちを支えています。

マンションは経年により居住者の高齢化、役員の成り手不足など、さまざまな問題が発生します。担当マンションに確かなコミュニティを築くことで、そうした問題を根本的に解決できる環境づくりに貢献したいですね。

【中谷さん】真摯な姿勢を貫いて、お客さまと社内の信頼を獲得

就職活動では不動産や保険、ITなど幅広い企業を見ながら目指したい方向を探していました。マンション管理会社で応募したのは当社のみ。実は実家のマンションを当社が管理しているのですが、父が管理組合の役員を務めていたとき、誠意あふれる担当者の話をしていたのが印象に残っていました。実際、就職活動で面接に行ったときも社員の人柄が良かったですし、長谷工のブランドを守る責任感を持って仕事をしているのも伝わってきて、私もここで働きたいと思うようになっていました。

東京北支店の一員となってからは、年齢が近い先輩(メンター)の指導のもと、1年間業務を学んでいきました。マンションを管理するためには法律や建築・設備など、非常に多くの知識を吸収しなければなりません。知らないことだらけだったからこそ、先輩と一緒に理事会に出席した後、疑問点をその場ですぐ質問するというのは強く意識してきました。

2年目には正式に複数のマンションを担当するようになりました。独り立ちしたとはいえ、知識が足りないがゆえにその場で回答できないこともありました。例えば、玄関扉の更新など、自治体から補助金が支給されることもあるのですが、支給額や申請可能な時期などを即答できず、新たに勉強をしなくてはならないと思わせられる日々でした。

そんな中で、私がきっかけとなって金額の大きな工事を受注できたことは自信につながりました。どんな質問でも丁寧に応え、協力会社との連携もこまめに行った成果でした。居住者の方から「若いのに堂々と説明していてすごいね」とお褒めの言葉をいただけたのが本当に嬉しかったですね。案件を滞りなく進めている私の姿を見た上司からも「大きな仕事もできるようになったね」と成長を評価してもらえたのも自信になりました。

同じ課に後輩が入り、些細なことでも相談に乗るようにしています。今後私が教育担当になったときのために、指導力を高めていきたいと思っています。いつかは会社を引っ張っていけるような存在になるべく、これからもしっかりと知識を身につけたいですね。

【長谷川さん】総合的な視点でマンションの修繕工事をまとめあげる

学生時代に建築を専攻していた私は、就職活動ではゼネコンを志望していました。最初は新築の施工管理職を考えていたものの、既存の建物のメンテナンス・改修にも興味がわき、その中で当社の存在を知りました。長谷工グループ内で連携しながらマンションの企画から販売、管理を一貫して支えているので、厚みのあるサービスを提供できると思ったのが入社の決め手となりました。

以来、施設管理課の一員として、マンション管理組合からの工事依頼に対応しています。定期的なメンテナンスや不具合の解消をはじめ、LED照明への交換、玄関扉やインターホンシステムの更新などのグレードアップ工事の提案を行います。建築や電気設備、給排水設備など建物にかかわる総合的な視点が求められています。

私の仕事は建物の不具合状況や顧客ニーズを把握するところからスタート。フロント営業と打ち合わせし、現場の状況にあわせて見積もりや提案資料を作成します。理事会に出席し直接お客さまへ提案することもあります。承認いただいたら協力会社と連携して工事を実施。工事期間中は問題なく進むよう、定期的に現場に足を運びます。日常生活を営んでいる空間での工事なので、事前案内など安全管理をしっかり行うよう務めています。

入社後は本社で研修を受け、配属後もOJTで学びを深められたおかげで、じっくりと基礎を身につけることができました。さまざまな知識が欠かせない職種なので、とても心強かったですね。独り立ちした2年目早々、数万円の工事を受注。小さな工事だったとはいえ、情報共有をしながら工事を進めて形にできたのはいい経験でした。入念に準備すれば、それだけ工事現場はスムーズに回って行くというのも見え、自分なりの仕事の進め方を身につけるきっかけにもなりました。

このまま維持修繕の知識を深め、居住者のみなさんが住みやすい環境づくりを手がけ続けたいですね。今後は1000戸規模のマンションの工事にも携わってみたいです。そのために1級施工管理技士資格の取得も目指しています。

学生の方へのメッセージ

仕事選びにおいては、先入観を持ってしまうことなく、多種多様な業界・業種を訪れて自分の視野を広げていきましょう。そして、可能であれば、直接先輩社員と接する機会を持って、生の声を聞いてください。そうしたプロセスの中で、自然と自分にマッチした仕事や会社が見えてくるのではないでしょうか。当社では選考中に直接社員と話せる機会を設けています。ぜひ等身大の自分の“ことば”で疑問をぶつけてみてください。

近年、日本型の雇用慣行は薄れてきているといわれています。しかし、その一方でまだまだ日本社会では伝統的な考え方を大事にしている会社も少なくありません。就職活動を有効活用して、それぞれの企業のスタンスをしっかりと浮き彫りにしていくのも、納得のいく選択につながっていくはずです。

私たちが行っている分譲マンションの管理業務は、お客さまの安全・安心・快適な生活を支え、より豊かなものにしていくという重要な役割を担っています。多くの住民の方々と接し、その生活を支える中では、予期しない出来事やご意見をいただくこともあるでしょう。その分、自分の提案でより良い暮らしが実現し、住民の方から直接「ありがとう」と感謝された瞬間、他にはない達成感と喜びを得らえる仕事だと考えています。
<人事部長/寺本さん>

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社内の風通しの良さは抜群。社員たちが横で綿密に連携しているからこそ、お客様が不安なく暮らし続けられるマンション環境が実現しているのである。

マイナビ編集部から

マンションの施工累計実績70万戸以上の長谷工グループは、マンション分野では日本をリードする存在として先頭を走り続けている。その中にあって長谷工コミュニティでは、三大都市圏を中心とする物件の管理やリフォームを手がけることで、そこに住む人たちが長きにわたって安心して暮らし続けられる環境づくりを支援している。基本的にはマンションの管理組合の運営をサポートするのが同社の役割となる。暮らしていく上でのルールづくりなどのソフト面のみならず、修繕等のハード面まで担えるのは、建設業が土台にあるグループならではの強みだといえる。

今回、年次や職種の異なる3人の先輩に話を聞いたが、全員がコミュニケーションがしやすい社風だと話していたのが印象的だった。部署の垣根を超えて柔軟に連携しているからこそ、マンションに住んでいる方々に満足していただけるサービスを素早く提供できているのであろう。

また、同社の先輩に共通していえるのは、「お客様のために何ができるのか、自ら考え行動に移せる」という点だ。誰かの指示を待っているだけでは、目の前で暮らしている方々の困りごとを解決することはできない。お客様のより良い暮らしのために、アクティブかつポジティブに行動していくと、おのずと活躍の場が広がる会社である。

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長谷工グループのマンションを中心に、一部ではグループ外の物件も管理している。1000戸規模のマンションから数十戸の小規模マンションまで幅広く対応する。

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