一般社団法人日本鉄鋼連盟

部署の主な業務は、中国、米国、ASEANなど海外の鉄鋼市場の動向を調査・観測し、作成した資料を通じて会員会社に情報共有をすることです。私は台湾担当に加えて、中国に関連する業務の一部を担当しています。
資料を作成する際には単に数値の更新をするのではなく、数値やグラフから情報を読み取り、更に文章に落とし込んでいくことが重要だと、新人ながら感じおります。そのためにも、日頃から鉄鋼市場の動向追うように心掛けたり、先輩や上司からの助言を積極的に得るようにすることが多いです。
やりがいに感じるのは、自分なりの工夫で人に伝わりやすい資料を作成できた時です。単調な仕事に思われがちですが、実は個人の新しい試みをしやすい仕事内容であり、それを受け入れる環境もあります。

私事ですが、コロナ禍での就活をした最初の学生たちの一人です。不慣れなオンライン面接に四苦八苦しながら、ある時は飛沫防御シートを設置したブースに座り、何も聞こえない状態での面接もありました。
当連盟に就職し、面接を担当して下さった人事の方から面接官側の大変な心情を聞き、お互いに悩んでいたことを知ると、就活に対する考え方も変わりました。就活生は組織を相手にしているものの、その組織を構成しているのは生身の人間であり、人間同士には相性があります。面接官もうちの組織に合うだろうと思い採用している部分も大きいと思います。そのように考えると、どんな仕事をしたいかわからない人や、結果に落ち込んでいる人も、少し気楽になれるかなと勝手ながら思っております。
当連盟にご興味を持って頂ければなお嬉しいです。皆さまに良いご縁があることを願っております。