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最終更新日:2025/4/25
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部署名グローバルエアパワー統括本部 グローバル開発統括部 相模開発設計部
勤務地神奈川県
仕事内容【設計開発】オイルフリースクロール圧縮機の改良・開発・特許
スクロール圧縮機の性能向上案に効果があるのか、原価低減のための構造変更によって不具合は生じないか等を、試験・解析で検討しています。検討結果をグループ内でレビュー・議論し、以降の方針を決定します。また、CADを使用して図面作成も行っています。従来品改良・新製品開発の双方に携わっていますが、いずれも図面は必須です。
オイルフリースクロール圧縮機を担当しています。工業機械・食品包装機械・窒素ガス生成、研究所や歯科医院などの低振動・低騒音・オイルフリーが必要な場所など、様々な場面で活用されています。同じ圧力の圧縮室が、吐出し口に対して対称に作られるため、他の圧縮原理(往復動型 etc.)と比較して振動・騒音が抑えられるという特徴があります。また、圧縮室のシール、冷却などに油を用いておらず、完全オイルフリーであること、他社と比較して高効率であることも特徴です。
「流体力学の知識を活かせる仕事」を軸にして就職活動を行っていました。研究に時間を割きたかったため、日立産機含め3社(他2社は空調)に絞って選考へ参加し、面接時に「CAE推進に力を入れている」という話を聞き、興味とマッチしたことから、当社を選択しました!
CAEを用いた試作前評価による高効率化です。スクロール圧縮機では、圧縮室を構成する2つの渦巻き状の部品が、圧縮熱により複雑に変形しています。この複雑な熱変形を加味した上で、これら2部品のギャップが数十μm程度となるよう設計する必要がありました。かつては試作機を製作して調整していたのですが、近年はCAEを活用するようになり、試作レスで設計することが可能となっております。実際に私が熱変形をシミュレーションした試作機は、従来より高効率な性能を発揮いたしました!
CAEの浸透です。CAEの活用自体は私の入社以前から始まっていたものの、活用しているのは主に解析専任者のみでした。現在では、少しずつではありますが、シミュレーションを活用する設計者が増加しつつあります。この流れを加速して、将来的には、解析担当ではない設計者が、試作前の検討用ツールとして気軽にCAEを使えるようにしていきたいと考えています。