最終更新日:2025/4/8

(株)ハーモニック・ドライブ・システムズ【東証スタンダード上場】

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 精密機器
  • 機械
  • 自動車・自動車部品
  • 金属製品

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 役職
  • 機械系
  • 技術・研究系

心の底から喜ぶために理想を高く持って働いています

  • K.O
  • 2013年入社
  • 岡山県立大学大学院
  • 機械工学研究科 機械システム工学専攻 卒業
  • 開発部

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 研究をメインにする仕事
  • 若いうちからマネジメントをする仕事
現在の仕事
  • 部署名開発部

学生時代の研究テーマを教えてください。

【蔵本振動子の同期条件解析】です。


これまでのキャリアと現在の仕事内容を教えてください。

2013年に新卒入社以降、一貫して技術職(エンジニア)として働いています。当初はメカトロニクス製品を担当する部署でしたが、1年程のちにハーモニックドライブ(R)を担当する部門に異動。その後は、ハーモニックドライブ(R)担当の部門で製品開発や顧客対応をしています。2019年からはリーダーとなり、チームの運営、後進育成なども仕事の大きなウェートを占めるようになりました。開発部と聞くと一見華やかな世界のように聞こえるかもしれませんが、エンジニアは確固たる信念と堅実な実務能力が求められる職種です。職務範囲も技術的な専門性の発揮、顧客との折衝、実験・評価試験の実務、報告書作成・プレゼンテーション、プロジェクト運営など多岐にわたり幅広い知識が求められます。また、各能力も高い次元が求められますので、率直に言ってとても大変な仕事です(笑)。(2021年からマネージャーになりました。)


仕事をしてきた中で、嬉しかったことや特に印象に残っていることを教えてください。

苦労して開発した製品がリリースとなった瞬間、顧客との難しい交渉を終えた後など、その瞬間はそれなりにうれしいことはありますが、心の底からうれしいと思った瞬間にはまだ出会えていません。まだまだそのレベルには達していないのだと考えていますし、満足していない、心の底から喜べていないからこそ、この仕事を続けているのかもしれません。私は学生時代の専門が機械系でなかったこともあり、未だに機械エンジニアという職種にコンプレックスを抱えながら仕事をしています。これからも自信を持って機械エンジニアだと宣言できる日が来るかはわかりませんが、日々の仕事を全力で取り組んだ先に、本当に喜べる瞬間が来るといいなと思っています。


会社の教育制度を利用した短期留学について内容や学んだことを教えてください。

私は会社の短期留学制度の一期生として推薦され、アメリカのオレゴン大学の語学学校に3ヶ月間留学しました。当時の人事部長に選考理由を聞いたところ、「何かあっても、生きて帰ってこれそうだから」と言われたのを覚えています(笑)。短期留学ぐらいで大げさだと思われるかもしれませんが、会社として初の試みに選んでいただけたのはうれしかったですね。残念ながら留学中に語学力が飛躍的に進歩することはありませんでしたが、確実にマインドセットが変わりました。実は留学前にシンガポールに出張した際、一言も英語を発さずに帰国したことがありました。そのときの悔しさや恥ずかしさが短期留学へ繋がったのだと思います。現在では、開発部門間での海外拠点とのやりとりを行うまでになりました。英語そのものの拙さは当時とあまり変わりませんので、”胆力”がついた、マインドセットが変わったのだと思います。ちなみに先日、久しぶりにシンガポールを訪れ、当時の苦い思い出がよみがえりました。いくつになっても、シンガポールを訪れるとあの記憶がよみがえるのだと思います(苦笑)。


マネージャーとして働く上で大切にしていることを教えてください。

デスク周りをきれいに保つことです。デスク周りはパーソナルスペースではありますが、会社内ということを考えればソーシャルなスペースです。周囲を不快にさせることの無いよう、だれが見てもどこに何があるかわかるように整理することを心掛けています。我々が扱う書類やデータなどは会社の利益の源泉たる”資産”でもありますので、仮に私が長期に出社しないことがあっても利用できるように心掛けています。また、マネージャーとしてその姿を見せることで、メンバーにも真似をしてほしいという思いがあります。もう少しマネージャーらしい観点で言うと、チーム内のコミュニケーションを大事にしています。社内では多種多様な環境、あるいは考えを持ったメンバーが働いています。多様性がうたわれて久しいですが、思った以上に多様性の実現は困難なものです。まずは相互理解から、という観点でコミュニケーションは実現手段の一つとして有効だと考えています。皆が働きやすくかつ結果が伴うチームへと、理想を高く持ってチーム運営にあたっています。


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