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最終更新日:2025/5/8
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部署名神戸事業所研究支援部人事課/課長
仕事内容「人事業務」と「福利厚生業務」の統括
人事課にとって「人事業務」と「福利厚生業務」が2本の柱。私たちは神戸事業所においてこの両業務の総括を行っています。「人事業務」は、採用、研修、勤怠管理、旅費支給、相談など。定年制の職員は本部で採用を行い、任期制の職員については研究者も事務系も事業所で独自に採用を行います。独自と言っても理研としてのルールに則るため、本部や他の事業所の連携は不可欠。月1回のミーティングで情報共有をしています。「福利厚生業務」は、託児所運営、借上住宅、共済会事業など。なかでも託児所は近隣の企業との共同運営で、理研が取りまとめ役を務めていますので、色々と配慮が必要です。共済会事業は各種イベントの企画・運営を行い、最近ではプロボウラーのレッスンも付いたボーリング大会を実施し、ご家族や外国人研究者の参加で理研らしい交流が行えました。
入所後は、本部の人事課を皮切りに、名古屋支所(総務・人事)、横浜事業所の総務課(総務・人事)、本部の契約第2課(工事・役務契約)、本部の研究業務課(人事・物品管理・建物管理)に勤務。2013年4月に神戸事業所の人事課に異動となり、同時に課長へと昇進しました。家族を残しての単身赴任ですので、私自身が理研の福利厚生制度を利用しています。総合職として転居を伴う異動も多い理研ですが、人事関連の業務を中心にキャリアを積んできました。もちろん、これに限らず今後チャンスがあれば別な仕事にも挑戦してみたいと思っています。とりわけ興味があるのは広報ですね。
高校生の企業研究の受け入れについて、私が窓口になって広報室へ仲介したことですね。私の娘が通っている学校には「企業職業研究」という取り組みがあります。生徒が主体的に訪問先に連絡をして訪問日程を調整し、質問内容などもすべて自分たちで決めて行うプログラムです。このプログラムで毎年、理研を希望してくれる生徒がいるのが嬉しいですね。今年は、私が務めている神戸までわざわざ見学に来てくれました(さすがに距離がありますので先生が付き添っての来訪でした)。こうしたかたちで私たちと教育現場とが協力して、若者たちに最先端の研究現場を知ってもらうことは、日本の科学技術研究の将来につながると思います。
研究系職員と事務系職員とが垣根なく交流しています。理研で行われている研究は民間企業と比べると自律的な性格であり、それが当研究所の文化にも反映されていると思います。立場やキャリアに関係なく、気兼ねなく意見が言え、まわりも耳を傾けてくれます。それは個性尊重でもあり、多様性を活かした組織の強みにもなっています。また、私が携わる人事業務に即して言えば、公的な機関としてあるべき社会規範を示す使命も含めて、女性労働力の継続的活用のための男女共同参画・ワークライフバランスの推進にも取り組んでいます。
理研で働く醍醐味は、研究者があげた成果に対して、事務方である私たちも共に感動を共有できるところにあるでしょう。最近の事例で言いますと、113番目の新元素発見が強いインパクトでした。私は直接研究に携わっているわけでもなく、その内容についても詳しく理解できませんが、自分のやっていることが研究者のためになっているという喜びがあります。今後は、理研で行った研究成果の普及と共に、それを成しとげたその研究者について、それを支えた理研という組織についても、もっと世の中に認識が広まればと思います。そんな夢を共有できる人に入所していただきたいですね。