最終更新日:2025/4/25

(株)ピー・エス・アイ

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

若い力が挑戦し続け、成長を遂げられるフィールドを用意!

PHOTO

充実の研修制度があるから、経験ゼロからでも安心して挑戦できる

1970年の創業以来、ピー・エス・アイでは多くのエンジニアを育て上げてきた。
入社1年目の2人の若手と、7年目の中堅の先輩のキャリアを通して、同社の人が育つ環境を浮き彫りにする。

■刈屋 海音さん
第三ソリューショングループ
経営学部経営学科卒/2024年入社

■比嘉 泰誠さん
第三ソリューショングループ
工学部工学科卒/2024年入社

■森 勇さん
第三ソリューショングループ
情報科学部情報ネットワーク学科卒/2018年入社

先輩の横顔

休日になると刈屋さんは友人と遊びに出かけたり、ゲームを楽しんだりして過ごしている。有給休暇は既に付与されているが、推しのイベント参加に備えて貯めているそうだ。
比嘉さんは沖縄県の出身。東京生活は初めてだが、クルマを使わずに移動できるのが楽だと今の暮らしを満喫している。
森さんは学生時代、多様なバイトを経験したという。社会のさまざまな場所で誇りをもって働いている人の姿に触れ、大きな刺激が得られたと振り返る。

【刈屋さん】未経験からのスタート。研修を通してITの理解が深まる自分がいる

私は文系学部の出身ですが、技術力を身につけて将来の活躍の可能性を広げたいと考え、就職活動ではIT業界を目指していきました。当社に関しては説明会で行われた先輩との懇談会で、会社のあらゆることを包み隠さず教えてもらえたことから、誠実で魅力的な方が多く在籍していると感じたのが入社の決め手となりました。

ITの専門知識が足りないという点にはさすがに不安はあったものの、入社後3か月間にわたる新人研修でJava言語に関して、座学やグループワークで学習したおかげで、少しずつ理解が深まっていきました。覚えることが多くて大変だったとはいえ、完ぺきではなくとも課題を完成させるのを意識しながら自己研鑽してきたつもりです。

7月に昭島市の多摩事業所に配属されてからは社内OJT期間となり、同期と一緒に会社の勤怠管理システム、資産管理システムの改修を担当。先輩のサポートを受けつつ、仕様書の作成から開発、テストまで私たちが中心となって行いました。参考となるプログラムを調査しながら形にしてみて、それでもわからないことがあれば先輩に質問してみる。そんなくり返しを経てなんとか改修を形にすることができました。チームとしてプロジェクトを進めていくためには周囲に先回りして報告し、情報共有を積極的に行うのが大切だということを認識できた貴重な機会となりました。

10月からは、ある企業のシステムのテストコードを作成しています。お客さまのシステムを本格的に触るのは初めての経験。まずは目の前の乗り越えるべき課題に一つひとつ向き合いながら、できることを増やしている段階です。知らないことばかりだった私も、プログラムを読んでいて先の動きをイメージできるようになるなど、少しずつできることが増えてきています。成長している自分を実感できるのがやりがいにつながっています。

もっとも現段階では未熟なことばかり。自分一人で全てを完結できる力を身につけられるようにこれからも励んでいきます。今後、私のように文系出身の後輩も入社してくると思いますが、問題なく支えてあげられるくらいの知識を身にまといたいですね。

【比嘉さん】情報学を学んできた経験が、仕事でもしっかりと生かされている。

大学時代は情報工学を専攻し、最終的には5G通信中に高速移動したときのドップラー効果によるズレをテーマに研究していました。就職活動ではIT業界の中でも自分の成果物が世に広がる実感が得られる企業を志望。マイナビで“離職率の低さ”を軸に検索した結果、当社が浮かびました。人が辞めずに長く働ける環境に安心感を覚えましたし、競争の激しいIT業界で50年以上続いている実績にも共感して、当社で頑張っていくことにしました。

3か月間にわたる新人研修では、Java言語を中心として学びながらWebアプリの基礎を身につけていきました。情報系出身の私にとっては復習となる部分が多かったとはいえ、改めて基礎から勉強してみると自分の理解が浅いところが見えてきて、新たな気づきを得ることができました。またグループワークでは他の参加メンバーの意見を聞けるので、自分にない考え方を知る貴重な機会ともなりました。

その後の社内OJTでは同期の刈屋さんと一緒に社内システムの開発に挑戦。学生時代、一人でプログラムを書いていたときは頭の中で描いたままに作っていましたが、誰かと一緒に作るのであれば、ドキュメントとして考え方を文字に残して共有する必要があります。私の作ったドキュメントが読みづらいと先輩から指摘を受けてばかりで、日本語で表現する力もエンジニアには欠かせないというのがよくわかってきました。

現在はある企業のWebアプリのバージョンアップチームに参加しています。その中で、過去に先輩方が作った既存のソースコードが正しいかチェックできる「テストコード作成」を担当しています。基礎的なコーディングが多いのでスムーズに業務に入り込め、少々難易度があるので気持ちを新たにして挑んでいくつもりです。

大学で学んできたITの知識を、入社してからの研修でさらに深く磨き上げた結果、今、実務の中で成果物を完成させることができています。自分が歩んできた道のりが着実に生かされているというので、非常に大きなやりがいを感じています。私自身、まだまだドキュメント制作には課題がありますので、誰が読んでもわかりやすい言葉で表現する力を高めることで、上流工程から手掛けられるエンジニアに成長したいです。

【森さん】早い段階からリーダーに抜擢。働きやすい環境づくりに力を尽くす

情報系学科出身の私がピー・エス・アイを選んだのは、独立系企業として幅広いジャンルの開発に臨んでいるのが決め手の一つ。また100人程度のコンパクトな組織だけに、一人ひとりの顔が見えやすいというのも魅力的でした。実際、会社見学に訪れたとき、ワイワイと賑やかな雰囲気に包まれており、肩肘張らずに働けそうな職場だというのがよく見えてきました。

入社当初は不動産管理システムの開発からスタート。大学での学習と異なる開発手法が多く、ギャップを感じることも多かったのですが、学生時代にITの基礎を身につけてきたおかげで、知らないことに直面したとき、どうやって調べればいいのかがわかるのは、一つのアドバンテージとなりました。

あるアプリケーションの開発において、2年目に急きょリーダー役を務めることになりました。かなり戸惑ったものの、先輩から「テストを見据えて作るのが、より良いシステム開発につながる」と聞いていたので、設計段階からテスト工程を意識したモノづくりを進めました。もちろん最優先するべきはユーザーの使い勝手。お客さまの声を反映するという感覚も、この時点でしっかりと身につけることができました。

以後は上流工程を任されるケースが多くなり、5年目頃にはWeb系システムの開発プロジェクトで、私が全体を統括していきました。私は画面側のフロントエンドが専門だったので、裏側のバックエンドは他のメンバーに仕切ってもらっていましたが、結合テストで想定と違う事態が発生。なんとか解決できたものの、私の調整不足が原因なのはわかっていました。以後はメンバーと密に話をして情報共有するのはもちろん、スケジュール管理、タスク管理を細かく行うことで、各自に負担がかからないプロジェクト運営を強く意識するようになりました。

運よく早い段階で人の上に立つリーダーという役割を経験したおかげで、非常に多くの知識を身につけることができているとも感じています。これまで得た知見をメンバーに伝えることで、それぞれの成長を支えられるのが仕事をしていく上でのやりがいにつながっています。いつかはプロジェクトマネージャー(PM)という立場になり、より大きな視点から案件を動かしていきたいですね。

学生の方へメッセージ

ピー・エス・アイにはわからないことがあったら教えてくれる先輩がそろっていますので、全くの未経験から入社しても問題なく成長できると思います。ただし、行き詰ったときに放置したままにするのではなく、“誰かに聞く”という行動に移す姿勢は持っていてください。意地を張って自分で解決してしまおうとすると、後で大きな問題に発展しかねません。素直に周囲を頼りましょう。

情報系出身者であれば、知識的なアドバンテージは確かに得られる世界ではあります。とはいえ、ドキュメント作成は文系出身の方が上手だったりしますので、案外、今までの自分が生きるかもしれません。多くの人と一緒になって、チームでモノづくりする世界ですから、普段からコミュニケーションが好きな人には可能性がさらに広がるはずです。

学生時代は今の生活をたっぷりと謳歌してください。もし自己研鑽したいのであれば、今のうちから資格を取っておくのも一つの手段です。社会人になってからも試験は受けられるとはいえ業務との両立は難しい部分も多いので、時間がある今のうちに勉強しておきましょう。

PHOTO
取材に応じてくれた3人の先輩は多摩事業所に所属している。和気あいあいとしたアットホームな職場だけに若手も溶け込みやすいはずだ。

マイナビ編集部から

移り変わりの激しいIT業界において、1970年の創業以来、多くの顧客から支持を受け続ける(株)ピー・エス・アイ。エンジニアとしても豊富な経験を持つ小島社長は「エンジニアにとってキャリアの長さは必須ではありません。大切なことは今の時代にマッチしたスキルを持っていること。進化の早いITの世界では、古い技術は価値がなくなっていることも多いため、常にスキルの棚卸しを行い、新しい技術を吸収していく姿勢が求められます」と語っている。

社長のそんな思いは、充実した教育制度にも表れている。同社ではITSSに基づき各社員の教育プランを作成。成長に合わせた研修受講により、確実なキャリアアップを支援する。また、情報処理技術者試験の資格手当や報奨金はもちろん、参考書の購入費用を援助する準備金も会社から支給。自ら大きく成長しようとする社員の意欲をバックアップする。

そのような同社だからこそ、会社全体に若手を育てていこうとする風土が根付き、理系だけでなく文系出身者の活躍も目立つことがインタビューからも伝わってきた。成長のための環境が十分に整っている同社では、採用においても開発の経験やスキルよりも潜在能力の高さを評価。IT業界で飛躍を目指す人材に、同社の門戸は広く開かれている。

PHOTO
自社内で働くメンバーのほか、客先に常駐して働くエンジニアもいる。また、テレワークやフレックス制も導入しているなど、多様な働き方に対応できている制度も魅力だ。

トップへ

  1. トップ
  2. (株)ピー・エス・アイの取材情報