最終更新日:2025/4/11

アドソル日進(株)【東証プライム市場上場】

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研修・教育について伝えたい

アドソル日進はここまでやる!教育研修・資格取得を徹底的にサポートする会社

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一人当たり資格取得数は業界トップクラス。グローバル人財育成も

社会インフラ分野・先進インダストリー分野を中心に躍進を続けるSIer「アドソル日進(株)」。同社の人財育成を支える独自の教育体系「AED」や、資格取得支援制度について話を聞いた。

管理本部 人事部 マネージャー Hさん(2010年入社)
管理本部 人事部 Sさん(2020年入社)

教育研修担当&採用担当が語る

「SIerにとって最も重要な資産は“人”です。開発プロジェクトで成功を収めるためには教育を会社の強みにする必要があると考え、AEDを構築しました」(Hさん)
「人財育成に大きなウェイトを置いた会社です。研修により『あの言葉にはこういう意図や背景があったのだな』といった気付きを得ることも少なくありません」(Sさん)
「育成したいのは、お客さまに寄り添いながら新たなビジネスの創出や業務改善に取り組み、価値を生み出そうという情熱を持った人財。マインドセットが大切です」(Hさん)

独自の教育体系「AED」の全体像(Hさん)

当社は「Adsol Educational Design(通称AED)」という、独自の教育体系を構築しています。AEDには「階層別教育」「職種別教育」「グローバル人財教育」「組織別教育」「高度人財教育」という5つの教育区分があり、新入社員から役職者に至るまで、ステージによってさまざまな知識、スキルを学べる環境を用意しています。この記事では、それぞれの教育区分についてお話ししたいと思います。

まず「階層別教育」ですが、こちらは新入社員研修からスタートします。新入社員研修にはさまざまな要素を詰め込んでおり、社会人としての心構えや当社の制度、組織の仕組みについて学ぶ「ビジネス入門」、Javaを中心としたプログラミング技術や、プロジェクト管理、アジャイル開発などについて学ぶ「技術研修」、さらに英語を勉強することの楽しさを学んでもらうための「英会話クラス」などを用意しています。また、中堅クラスの社員向けには、ネゴシエーションやファシリテーションなど高度なヒューマンスキルを学ぶ研修を設定。そのほか、昇格したタイミングで必要なビジネススキルの研修を実施するなど、ステージごとに研修の場を設けています。

一方「職種別教育」に関してもさまざまなメニューがありますが、特に力を入れているのがプロジェクトマネジメント関連の教育です。初歩的なプロジェクト管理や見積もりの取り方などからスタートし、PMBOK(Project Management Body of Knowledge)の勉強やPMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)資格の取得に向けた学習を進めてもらう研修を用意しています。

「グローバル人財教育」では、コロナ禍前は海外IT視察や対面のネイティブの講師による英会話クラスを開催していましたが、現在はリモートでの英会話クラスやEラーニングが主体です。最新技術を取り込んでいくためには、英語で書かれた専門文献を読み込む力が欠かせません。ビジネスパーソンに不可欠な能力として、英語の習得に励んでもらいたいと思っています。

次の「組織別教育」は本社主導ではなく、各部署が中心となって行う研修。最後の「高度人財教育」は、各事業部から選抜された人財を対象に、AIやIoT、クラウドなど、その時々のホットな技術領域について学んでもらっています。2022年度は、ディープラーニングに関する連続講義・ワークショップを行いました。

求められるのは“Challenge・Effort・Think”ができる人財。各種制度を活用し「なりたい自分」へ(Sさん)

私は人材系企業で長らく新卒採用領域の営業職に携わり、2020年に当社に中途入社しました。現在は新卒採用を担当する傍ら、リーダーシップやネゴシエーションなど中堅社員向けの階層別教育を受けています。当社の研修を受けてみて感じるのは、「こういう力を身に付けてほしい」という思いがカタチになっているということ。そして、こうした研修を選抜した社員のみを対象に実施するのではなく、階層別研修というかたちで全体的な底上げを図っていこう、会社のベースをつくりあげていこうという思いです。システム開発の仕事はチームで行います。メンバー一人ひとりが研修を通して共通言語を持っていること、言いかえれば、ベースとなる知識を共有していることは当社の大きな強みになっているといっていいでしょう。

テクノロジーの進化やビジネスの仕組みの変化とともに、仕事の仕方もどんどん変わってきています。各社のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みに伴って、例えばローコード/ノーコード開発が普及しスピーディなアプリケーション開発が可能となり、開発手法も従来からのウォーターフォール型からアジャイル型が使われる場面も増えてきています。企業も当社のようなシステムインテグレーターに求める部分が変わってきており、それとともに、従来の延長線上とは違った人財が求められるようになりつつあります。

この点、当社は求める人財像として、「Challenge(挑戦する)」「Effort(努力する)」「Think(考える)」という3つのポイントを掲げています。当社には若手社員の「チャレンジしたい」という思いを尊重し、積極的に後押しするカルチャーが浸透していますし、社員の学びを支える教育制度、資格取得支援制度も整備されおり、自身の能力を伸ばすには打ってつけの環境です。また、「こんなことをしたい」「こういう人財になりたい」といった思いを、面談を通して上司に伝える機会も用意されおり、上司はそれをもとにプロジェクトをアサインしますので、自分の望むキャリアを実現するためにマッチしたプロジェクトで経験を積むことができます。「Challenge」「Effort」「Think」を体現できる皆さんに、ぜひ当社で「なりたい自分」を実現していただきたいと思っています。

資格取得支援制度も充実。エンジニアの4人に1人がPMPを取得!

【Hさん】
AEDと並ぶ社員教育のもう一つの柱が、資格取得支援制度です。当社は公的・民間資格のうち約230を社内認定資格として設定。受験料や交通費を負担するだけでなく、資格を取得した場合には副賞として一時金を支給しています。先ほども少し触れた「PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)」に関してはエンジニアの4人に1人以上に当たる約140人の社員が取得。これは業界トップクラスです。一般的に年次を重ねるに連れて資格取得にそれほど熱心でなくなる傾向もありますが、“リスキリング”が注目を浴びていますから、ベテラン・中堅にも資格取得に力を入れてもらいたいと思っています。

ここまでAEDならびに資格取得支援制度についてご紹介してきましたが、人事部では目下、AEDの組み替えを行なっています。ジョブ型雇用の浸透を見据えて、研修メニューの多様化を進めるとともに、社員一人ひとりが自らのキャリアプランと照らし合わせながら研修メニューを自律的に選択する仕組みの構築に取り組んでいく方針です。かなり大胆に変えていく部分もありますね。

【Sさん】
資格取得支援制度について、いくつか補足したいと思います。資格取得に関しては社員一人ひとりの自主性に委ねていますが、重点的に取り組むべき60~70種類の資格を「キャンペーン資格」として設定し、一時金を50%増額する仕組みを構築しています。「企業は人なり」と言われますが、当社は“人なり”の部分にかなりのウェイトを置いている会社といっても過言ではないでしょう。

先輩社員の資格取得事例についてご紹介しておきましょう。1年目には比較的取得しやすいITパスポートやDXパスポートのほか、基本情報処理技術者や情報セキュリティマネジメント、統計検定などを取得することが多いです。2年目に入るとオラクル認定資格など業務に直結する資格を取得する傾向が高まってきます。勉強方法については、通勤時間に毎日過去問を解くという社員もいれば、休日にまとめて勉強する社員もおり、皆それぞれ自分のやりやすい方法で勉強しています。新入社員同士で自分と同じくらいの技術レベルの同期と専用のSNSのコミュニティをつくり、使いやすいツールの情報交換をしたり、互いに励まし合ったりしながら勉強を進めている社員が多い印象です。その意味で、資格取得は同期と目標を共有し、仲間意識を醸成するきっかけになっているのかもしれません。

学生の方へメッセージ

【Hさん】
上の記事でもお話ししたように、当社は非常に充実した人財教育制度、資格取得支援制度を整備しています。ITや資格に関する勉強は、会社に入ってからいくらでもできますので、皆さんには学生のうちにしかできないことを満喫していただきたいですね。ちなみに、文系学部出身者やIT未経験の方に関しても、3カ月間の新入社員研修で、基本情報処理技術者試験と同等レベルまで引き上げますので全く問題ありません。入社後に思い切り勉強して、成長していただきたいと思っています。

【Sさん】
当社は充実した教育・研修制度を土台に、電力や宇宙、航空、鉄道、防災、通信といった社会インフラを支える魅力的な経験が積める案件を数多く手掛けています。また、1976年創業の老舗SIerでありながら、チャレンジ精神を忘れることなく、新たな取り組みに積極果敢に挑戦している会社でもあります。その結果として、離職率も業界平均の約半分と長く働いて下さる方が多い会社です。 しっかりと技術力・マネジメント力を磨いて、“誇り”の持てる仕事に取り組みながら成長したいという志をお持ちの方と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

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「若手のうちから主体的にチャレンジし、さまざまな仕事の経験を積み重ねながら成長を実現できる会社です」(Sさん)

マイナビ編集部から

電力や宇宙、航空、鉄道、防災、通信などの「社会インフラ分野」、ならびにIoTシステムを中核とした「先進インダストリー分野」を軸にして成長を続ける独立系のシステムインテグレーター「アドソル日進(株)」。今回の取材では教育研修制度および資格取得支援制度を中心にお話を伺ったが、同社の魅力はほかにもある。エンジニアとしての多様な可能性を追求できる環境は、その一例だ。プロジェクトマネジメントを目指す社員が多数を占める一方で、開発のプロフェッショナルを志向する社員もいる。独自ソリューションの展開を会社として強力に推し進めていることもあり製品開発に携わることもできるし、将来的にはコンサルタントとして活躍することも可能という。転職を経験せずとも多様なキャリアを歩むことができるのは、自律的なキャリア形成を考える上でも大きな魅力になるだろう。IT業界やシステムインテグレーターの仕事に興味関心をお持ちの方はさることながら、「このような技術者になりたい」という自分なりのビジョンをお持ちの方にはぴったりの会社である。

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JR品川駅から徒歩10分に位置する東京本社にて。このほか関西支社、九州支社、仙台開発センタ、米国カリフォルニア州サンノゼにはR&Dセンタを構える。

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