三興グループ[グループ募集]

本社での「計装工事の設計」と建設現場での「施工管理」が主な仕事です。「計装工事の設計」では、CADやExcelを用いてプラント内の計器の配置図や、計器に繋ぐケーブルのリストなど、工事に必要な図面・資料を作成していきます。お客様（プラントのオーナー）の要求スペックや適用法規を基に、コスト・施工性なども考慮し根拠づけて設計をします。これらは社内でのデスクワークになります。「施工管理」では、現場に出張し、工事がスムーズに進むよう資材準備・段取りを行うほか、実際に作業を行う協力業者の方たちに指示を出したり、設計の通りに工事が行われているか確認をします。現場では人とのコミュニケーションが非常に重要です。

2年目の初めの頃、あるジョブが一段落した時に上司に呼び出されたことがありました。その際、「君の頑張りを見ている人がいる」という言葉をかけてもらい、さらに「よりお客様に近いところで仕事をしてみないか」という提案がありました。新人ということで大した貢献はできなかったかもしれませんが、自分なりに考えて真面目に取り組んできたつもりだったので、嬉しく、胸が熱くなりました。2年目の自分に何ができるのかという迷いはありましたが、自分を見てくれている先輩の為にも頑張ろうと思いました。この1年間で、初めて主体的に設計と現場管理を行い、自分にとって学びの多い貴重な経験になりました。

自分の考えた設計や自分が下した判断を基に、たくさんの人とコミュニケーションを取りながら計装工事を進めていきます。現場では人や資材の管理、スケジュールの調整、書類の作成・まとめなど、やらなければならないことがたくさんあり、大変です。ですが、工事が無事終えると、お客様のプラントの稼働という目に見える形で自分の仕事の成果が残ります。そのプラントは日々の暮らしで使われるガスやガソリンなどの燃料、プラスチック製品や樹脂製品の原料を生み出したり、あるいは人類の未来を変える製品を生み出すものかもしれません。そんなプラントの建設の一端を自分が担ったと思うと誇らしく、やりがいのある仕事です。