多木化学(株)【東証プライム市場上場】

地元での就職を考えていたところ、大学の就職担当の方から教えていただいて知ったのがこの会社です。多木化学は肥料から化学品、メディカル材料まで幅広い分野の製品を取り扱っており、自分の学生時代の専攻を活かせると考えました。また、歴史がありながらも新しいことに挑戦していく社風に魅力を感じました。選考過程では会社の雰囲気の良さを感じ、面接の際に一番本音で話すことができたのもこの会社です。

ライフサイエンス関連の研究開発業務を行っています。幸い今の仕事では学生時代に学んだ知識を活かせていますが、学生の時と異なり、会社では基本的に自分で課題を見つけて解決していかなければならないので、より深く広い知識が必要になり、まだまだ自分の力不足を感じています。部署には様々な分野に詳しい頼れる先輩方がいるので、分からないことがあったり、新しいブレイクスルーが欲しいときなど、度々相談に乗っていただきながら進めています。

今携わっている研究は、多木化学の事業の中でもこれから成長していく分野なので、新しいことに挑戦するワクワク感があり、上手くいったときの達成感がやりがいにつながっています。担当の枠を超えて、自分の専門分野の技術が、他部署など周りで起こった問題や、課題を解決する手助けになったときは嬉しいです。

肥料や水処理薬剤、先端材料など、人々の生活を土台から支える製品を主力として扱っていること、またメーカーとしてだけではなく不動産事業など、幅広く事業を手がけていることから、社会情勢の影響を受けにくい安定した会社である点が、多木化学の強みだと思います。社内に目を向けると、若いうちから大きな仕事を任せてもらえたり、ジョブローテーションもあるので、やる気次第で色々経験でき、成長できる環境が整っているのも魅力です。

「自分には○○が向いている、向いていない」などと最初から決め付けたり、可能性を絞り過ぎないで欲しいと思います。色々な業界、企業に触れるうちに自ずと考えは変わっていくものですし、その中で本当にやりたいことが見えてくるはずです。この一年は学業に就活に忙しくなりますが、時々立ち止って将来をゆっくり考える時間も作ってみてください。皆さんの就職活動が悔いのないものになることを願っております。