最終更新日:2025/5/23

(株)ダッド

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  • 自動車・自動車部品

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愛知県

取材情報

採用活動について伝えたい

学生のみなさんと当社の双方が安心し、納得できる採用活動を実践しています。

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入社後も長く活躍できる環境です!

エンジニアの3割以上が文系出身者であり、社員の顔ぶれも多様なダッド。新卒採用や教育、福利厚生等に関しても、毎年のようにブラッシュアップを図り、誰もがモノづくりの第一線で活躍できるよう努めています。

(写真左から)
★平谷元博さん/総務部人事室 GL/1994年入社
★赤澤京子さん/総務部人事室/2003年入社

採用担当のふたりも新卒入社。だからこそ学生のみなさんの気持ちに寄り添った、サポートやアドバイスができると思っています!

ダッドの採用&ワークスタイル

会社として数10年間にわたり、定期的な新卒採用を続けている。斬新な発想の若手を発掘し、将来の活躍を期待するとともに、世代の谷間をつくらないことが目的だ。
「職種への配属はどう決まるか」「1日のスケジュールを教えてほしい」「本当に文系でも大丈夫か」などの質問が多いとのこと。その回答は説明会等で確認してほしい。
配属後は、新人と採用担当が関わる機会は少なくなるものの、「職場先輩制度」の中で中間報告の場を設け、仕事になじめているかなど、つねに様子を気にかけている。

研修や職場先輩制度を通じ、大切に育てます。

自動車の進化に伴い、当社でもつねに新しい技術に触れたり、新規のプロジェクトが始まったりしています。だからこそ採用に関しても、チャレンジ精神を持つ学生のみなさんとの出会いを毎年のテーマにしています。
実際、当社を志望する方たちも、「学生時代の学びを活かしたい」「文系だけど、CGなどの趣味を仕事にしたい」「愛知県内のモノづくり企業で活躍したい」といった動機が大半です。
もちろん社員たちの出身地は中部エリアだけでなく、日本全国に及んでいます。

当社としても、そうした意欲にお応えするための制度や体制づくりに努めています。入社後の全職種合同による新入社員研修では、ビジネスマナー等を2~3日かけて学び、その後はOJTを中心に仕事を覚えていきます。
この期間中は、「職場先輩制度」というものがあり、同じブロジェクトに属する入社3~4年目の先輩が、1年間親身になってサポートしてくれます。仕事でわからない点や困ったことがあれば、遠慮せず何でも聞いて下さい。たとえ時間がかかっても、回答をすることが先輩の使命であり、当社の方針です。
業務に関しても先輩が1年間のカリキュラムを作成し、毎月の目標も一緒に立てていきます。報告会など振り返りの時間も設けています。

2年目以降もフォローアップやキャリアアップ研修があります。特に3年目のキャリアアップ研修では、5年後、10年後の目標を設定し、どうすればそれが実現できるかを検討し、そのための土台づくりをしていきます。
資格に関しても、業務に必要なものであれば受験費用はすべて会社が負担。機械・設計プラント製図技能士、CATIA認定技術者、応用情報技術者、テクニカルイラストレーション技能士、CGクリエイター検定など、当社の社員たちはさまざまな資格を取得しています(平谷さん)。

選考の場では、あなたらしさを見せて下さい。

私からは、当社の選考についてご紹介します。
選考に進むには、Webでの説明会への参加が必須です。この場では私たちが事業内容や社風、会社の強み、社員教育等のお話をさせていただき、最後に質疑応答の時間も設けています。
その後、適性テスト(SPI)を経て、面接へと進みます。

面接は一次と二次があり、一次面接はWebで私と平谷が担当。リラックスした雰囲気の中、やりたいことや学生時代に打ち込んだことなどを、あなた自身の言葉で語っていただきます。
二次面接は3名の役員が行います。あくまで人物重視の採用のため、ハキハキと、学生らしい姿勢で臨みましょう。もちろん私たちもサポートは惜しみません。不安や心配事があれば、何でも気軽に尋ねて下さい。
内定から承諾までの間にも面談を実施し、どんな理由で内定に至ったかをご説明しています。そして内定式では同期との親睦を図るのはもちろん、できる限りその場に先輩社員も呼び、会社の雰囲気に慣れていただくようにしています。

入社後も安心して働いていただけるよう、さまざまな制度を用意しています。年間休日はトヨタカレンダーに準じ121日。残業も月平均20時間程度です。
有給は入社初日から与えられ、1年目は10日、2年目以降は最大で20日付与されます。育休に関しても女性社員の取得率は100%。男性社員の取得も年々増えてきており、いずれも最長で子どもが2歳になるまで取得できます。
復職後の時短勤務も、4時間~7時間勤務の中から選択可能。当社では1分単位のフレックスタイム制度も導入されており、それと併用して活用する社員も少なくありません。
コアタイムも設けていないため、月で決められた勤務時間さえクリアすれば、柔軟な働き方が可能。また社内に関してはオフィスカジュアルでの勤務もOKです(赤澤さん)。

プライベートも充実させ、なりたい自分をめざしましょう。

キャリアパスに関しては、ソフト開発であればPG(プログラマー)→SE(システムエンジニア)→PL(プロジェクトリーダー)といったスキルアップが可能ですし、その他の職種もグループリーダーや役職等のポストを用意しています。
社内的に「マネジメント職」「プロフェッショナル職」といったコースのようなものがあり、評価の際に希望を出します。「部下たちをまとめ、マネジメントで力を発揮したい」という希望はもちろん、逆に「自分は生涯エンジニアとして活躍したい」「特定の工程のスペシャリストをめざしたい」といった働き方も可能です。
評価に関しては、コミュニケーションシートを作成。毎年4~5月の間に上司とともに年間目標を立て、翌年にはその達成度を見ていきます。一定の基準以上の成果を上げれば、評価が上がるという仕組みです(平谷さん)。

学生のみなさんがやりたい仕事に就き、存分に力を発揮していただくことが、私たち採用担当の務めだと思っています。そのためには働きやすい環境や、良い人間関係といった要素が欠かせません。
私も当社で育休制度を使いましたが、まわりのサポートもあり、不安なく復職できました。エンジニア集団のため、仕事に熱心で真面目なタイプが多いものの、話をしてみると、ユニークなメンバーもたくさんいます。本社で言えば会長や社長との距離も近く、風通しの良い職場です。
お客様の現場で勤務している社員は、なかなか本社に立ち寄る機会は少ないものの、その分、客先には当社のメンバーによる「島」があり、その中で一致団結して業務を進めており、お客様とも親しくさせていただいています。コロナ禍も終わった今後、チャンスがあれば、みんなで集まる機会も設けていきたいと思っています(赤澤さん)。

学生の方へメッセージ

当社が求めるのは「論理的な思考ができる」「失敗を恐れず新しいことにチャレンジできる」「スキルアップを楽しめる」人材です。よく学生のみなさんから、入社前にやっておくべきことの質問をいただきますが、事前の予備知識は一切不要です。「職場先輩制度」もあり、仕事に関しては基礎の基礎から、プロになるまでしっかりと面倒を見ていきます。
むしろ学生時代には本分である学業に精を出すのはもちろん、アルバイトや部活、旅行など、今しかできないことに打ち込んでおきましょう(平谷さん)。

就職活動は、決められた期間内での勝負となりますが、その中でどれだけ多くの企業と接点を持つかが大切になってきます。そしてミスマッチのないように、これだけは譲れないという「軸」を決めて活動して下さい。
まだ、やりたいことが明確でないという方は、まわりの人に聞いてみるのも1つの手です。客観的な意見の中には、あなたが気づかなかった発見があるかもしれません。その中で、モノづくりへの関心が芽生えたなら、ぜひ当社も視野に入れてみてほしいと思います(赤澤さん)。

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上司や先輩が見ていてくれ、「そろそろこれをやってみるか」など、段階に応じた仕事を任せてくれる。もちろん、自分からやりたいことを発信する姿勢も大歓迎だ。

マイナビ編集部から

デジタル・IT企業を始め、機電情報系の技術者を有するエンジニアリング会社など、モノづくりをサポートする会社は、愛知県内にも多い。そして、どんな分野や工程を担っているかは、各社それぞれだ。
その中でダッドのように、部品そのものの設計・製作ではなく、搭載検討や設備の設計、業務の効率化、企業ブランドの向上など、デジタルを活用した幅広い事業を担っているケースは、かなり特異だなと記者は感じた。
そして、その点こそが同社の優位性であり、半世紀を超える歴史や信頼につながっているのだろう。当然、EVや自動運転の時代になってもなくならない仕事であり、その点にも注目していただきたい。

そうした点に惹かれて入社を決めた社員も多く、中でも技術マニュアルやCG、アニメーション、教育用コンテンツ等を手がける「メディアソリューション事業」は、文系にも注目の的だという。
加えて「新卒のチャレンジ精神に期待している」と言うように、意欲次第では早い成長ができる点も大きな特徴だ。例えば、今年の新入社員研修には2年目の社員も参加し、その場で発表のようなものをしてもらったところ、「1年でこれほど変わったんだと驚きました(赤澤さん)」とのこと。まさに選んだ採用担当の目に狂いはなく、新卒入社の社員たちも、会社の期待に応えようと努めている。そんな環境を示す好例と言えるだろう。

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社内では、主に「メディアソリューション事業」のメンバーたちが活動している。一方で、お客様の現場では、自動車のプロたちから学ぶ機会も多く、どちらも魅力的だ。
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