(株)木の家専門店谷口工務店

大工をしています。先輩は建築家からも指名依頼が入る棟梁なので、日々刺激的な現場を経験しています。自分のできることを一つづつこなし、技術向上に努めています。
谷口工務店では大工もお客様と接する機会がたくさんあります。その機会を良い時間にしたいので、柔らかい空気を意識してコミュニケーションを取るようにしています。そのためにもやっぱり笑顔は大切です！
あとは、思うように上手くいかない時や、気持ちが落ち込んだ時もいつまでも引きずらず、上手くいくためにどうしたらええと思う？と自分に問いかけて切り替えることを大切にしています。人間誰でも完璧な人はいませんから。

お客様へ完成したお家をお引渡しする際、感謝の意味を込めてスピーチをさせて頂く機会がありました。その時、奥様が僕の話を聞いて、「ぜひ素敵な大工さんになって、素敵なお家をたくさん建ててくださいね！」とおっしゃってくださいました。
お客様と一緒にお家を完成させる喜びを感じた瞬間でした。

学生時代は住宅設計に打ち込んでいました。
何気なく描いていた図面もパソコンなら一瞬で直角、垂直が引けてしまいます。ある時ボランティア団体で改修のお手伝いをさせて頂く機会があり、地元の大工さんと関わることがありました。
自分が何気なく描いていた線を実際に形にしていく難しさと達成感、大工という職業の素晴らしさと職人の働く姿に惚れました。
大工さんに憧れ就職活動をしていく中で、自分がこだわっていたお客様の顔が見える仕事、「人」を大切にしている谷口工務店と出会い、ここだ！と思い志望しました。

自分がそうであったように、自分を見て子供たちに「大工さんってカッコイイ！」と憧れられるような棟梁になりたいです。
そして将来は、自分で設計して自分で建てた家に両親や友人を呼んで、みんなで仲良く暮らしたいです。