(株)ベネッセスタイルケア

特定のお客様に対して継続的にサービスを提供するお仕事がしたい、というのが自分の就職活動の軸でした。その中でも自分に顧客がつくお仕事や、ブライダルなどのお仕事に興味があって説明会などに参加しましたが、ベネッセスタイルケアは福祉関係で唯一面接を受けた企業でした。「その方らしさに、深く寄りそう。」の企業理念にマッチングを感じたこと、出勤して現場に出れば特定のお客様がいらっしゃること、この2点が自分にとって入社の決め手になりました。

私たちのお仕事は、ご入居いただいたお客さまの生活を支えること、その方らしさに寄りそうことが主ですが、ご入居者様のご家族様の思いもとても大切です。いろいろなご事情から入居を検討されている際、ご自分のご両親を施設に預ける、その中には「自分でお世話ができない申し訳なさ」、「施設で上手く過ごせるか不安」、といったお気持ちをお伺いすることもあります。そういったお気持ちを、ご面会いただいた際やお手紙で、例えば「仲のいいご入居者様とアクティビティに参加してくださっています」、と報告させていただきご安心いただく。ご家族様からも「よかった、これからもよろしくお願いします。」と。このやり取りを繰り返してご家族様との信頼関係を築く、これもご入居者様に一番近い介護職としてのやりがいと思っています。

現在、現場のサービススタッフを5年ほど勤めてきて、現場が好きだなという気持ち、でも新しいことにも挑戦したいという気持ちがあります。今は、現場管理職である副ホーム長、ホーム長を目指して頑張っています！

ご入居者様の小さな一言を見逃さないことを心掛けています。テレビを見ているとき、ご入居者様同士の他愛無い会話の中、ふとした瞬間にこぼれる一言には、普段スタッフには遠慮されることが多いご入居者様の本当のやりたいことやご希望が隠されています。
「先日、TVを見ながらたこ焼きを食べたいなとおっしゃられていたので、来週にたこ焼きのアクティビティを企画しています。ぜひご参加ください。」
このようにご入居者様の機微を捉え、サービスに還元していくのも介護職のお仕事です。友人の髪型が変わったことにすぐ気付ける方、とても介護職に向いていると思います！