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最終更新日:2025/3/21
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部署名本社 医療事業推進本部 経営企画部 経営企画課(※2023年3月時点)
2022年 本社 医療事業推進本部 経営企画部 経営企画課
私が担当している業務で一番大きなものは、「赤十字医療施設経営会議」という赤十字病院グループ最高会議の事務局業務(議題の収集、会場や資料閲覧の準備、各種連絡、旅費支出の手続き、議事録の作成など)です。また、他部署から医療事業推進本部への依頼の取りまとめも担当しています。例えば、冊子の作成の依頼があった場合には、私が中心となって医療事業関連部分を作成しています。仕事の中で医療事業の様々な事柄に触れることが多く、入社1年目の私にとっては勉強になることがとても多いです。病院からの問い合わせ電話への対応などで知らないことが発生することもよくありますが、周りの方々がとても頼りになるので、不安な気持ちになることなく業務を進めることができています。間接的ではありますが人を救うという赤十字の使命を支える柱の一部となれていることや、良好な人間関係の中で成長を感じながら働けていることに、やりがいを感じています。
大学生活を送る中でのいくつかの経験・学びを経て、自分の人生を世の中の不幸を減らすために使おうと思ったからです。日本赤十字社は、そのこと自体を仕事として活動しているため、最適といって良い組織でした。また、総合職のジョブローテーション制度も自分に合っていると思いました。そして、私が採用された場合と、そのせいで採用されないことになる誰かが採用されていた場合で、どちらが社会と日本赤十字社のためになりそうかを私情抜きで考えたうえで、「採用してくだされば後悔させません」という気持ちで応募しました。
業務の効率化を主体的に進めることができた出来事があります。公文書などを受け取った際には「収受」という受け取り行為を行い、収受印という印を文書に押します。最近の文書はPDFの状態で送られることがほとんどですが、それに収受印を押した状態のPDFデータを作る場合は、印刷して収受印を押してスキャンするという手順を踏む必要がありました。これを改善するため、PC上で収受印を入れられるようにしようと行動しました。周りの方々の力を借りながら関係部署への確認や手順説明資料の作成を行い、医療事業推進本部内の職員に手順を共有しました。結果、感謝の言葉をいただくことができ、自分から取り組んだ仕事が成功したことを実感してとても嬉しく思いました。他にも、定例のデータ報告メールの文章をデータから自動生成する仕組みの改善をしたことや、毎月送っていた2つの文書を1つにまとめたことなど、自分から動き始めて何かを良い方向へ進められた事例は、やりとげた経験として心に強く残っています。
社会と日本赤十字社に微量でも影響を与える立場にいることを踏まえて、良い影響を与えていくことを心がけています。「現在または未来の誰かのために働く」という一見当たり前のことを軸として、仕事中の各作業について定期的に振り返ることで、限られた時間の中で何に力を入れればよいかが分かり、より良い仕事ができると考えています。各作業について、「最終的に誰かのためになっている」という側面と「それをする時間と同じ時間でより誰かのためになることをできる可能性もある」という側面の両方を意識する必要があると思っています。