最終更新日:2025/3/4

住友不動産ヴィラフォンテーヌ(株)【ホテルヴィラフォンテーヌ】

  • 正社員

業種

  • ホテル・旅館

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

総合職だからこその多彩なフィールドの中で、自分らしいキャリアを築ける!

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それぞれの強みを発揮しながら活躍中!先輩社員インタビュー

都内を中心に21のホテルを展開し、さまざまなご利用目的を持った国内外のお客様を迎えている住友不動産ヴィラフォンテーヌ。幅広い事業を展開している同社で活躍中の3名の社員に話を聞きました。

■ 穂苅 友香さん(2008年入社)
ヴィラフォンテーヌ 東京八丁堀 マネージャー

■ 林垣 雄太さん(2019年入社)
事業企画部 店舗開発課 係長

■ 木下結衣さん(2023年入社)
ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港

職場の雰囲気について教えてください!

産休や時短での退勤にも温かく送り出してくれる、思いやりある仲間に囲まれています。業務中も互いの様子を気にかけあい、当たり前に助け合える職場風土です。(穂苅さん)
年齢が離れた方とも良い距離感で関わり合える職場です。意見交換も盛んで、私も先輩たちのように「自分の意見をしっかり主張できる力」を磨いていきたいです。(林垣さん)
先輩社員は本当に優しい方ばかり。私が困っているときは、皆さん声を掛けてくれるので、安心して仕事に取り組むことができています。(木下さん)

ライフイベントがあってもキャリアが途切れない会社。後輩育成にもいっそう注力していきたい(穂苅さん)

学生時代に経験したアルバイトがすべて接客業だったことから、就職では「とことん接客を極めてみよう」と決意。多様なお客さまが訪れる分、高い接客能力が求められると感じたホテル業界を志望しました。多くのホテルの中から当社を選んだのは、若手でもリーダー的なポジションで活躍されている方が多いことに魅力を感じたのが理由です。

新人時代は上司や先輩たちが温かい励ましやフォローをくださり、前向きに成長し続けることができました。入社3年目には、当時の旗艦ホテルへの異動を経験。積極的にお客さまのご要望を伺い、一日の過ごされ方を提案して喜んでいただくなど、やりがいを実感できる経験を多くさせていただきました。翌年にはフロントチーフを任され、客室の整備や会議室の運営などホテル全体の運営についても学ぶことができ、成長を実感できた時期でもあります。

第一子出産から復帰した入社8年目にはアシスタントマネージャーに抜擢いただき、後輩指導にあたるように。後輩たちがお客さまから評価いただけることが自分の事のようにうれしく、マネージャーとの橋渡し役を務めながら育成とサポートに努めました。第二子の出産後は店舗に復帰し、2店舗で勤務した後、本社研修課からお声がけいただき、新卒・第二新卒社員の新人研修を担当することに。約4カ月間、まっさらな新人の皆さんと関わるなかで改めて学んだことは大変多かったです。「新人時代は失敗して当たり前、失敗やできないことをストレスに感じる必要はないよ」ということは、これから入る皆さんにも伝えたい点です。

その後、マネージャーとして「ヴィラフォンテーヌ 東京八丁堀」にやってきました。私が決めたことが全てホテルの判断となり、責任が大きな立場になったことを日々実感します。小規模ながら多様なお客さまが訪れるホテルなので、朝食サービスの見直しや長期滞在者向けの空間アレンジなど、改善に向けたいろいろなアイデアを考えている最中です。女性マネージャーとしての視点も取り入れ、さらなる集客につなげていきたいです。

スタッフそれぞれの個性の理解にも努めており、皆の成長をサポートしていくこともマネージャーとしての大きな目標です。ホテルに関わる業務をすべて経験でき、まんべんなくスキルを伸ばせる会社なので、得意なことを伸ばすサポートに加え、苦手なことにも自発的にチャレンジできるよう手助けしていきたいです。

自分が関わったホテルを全国に展開させていくのが夢。新規開業の分野で力を発揮したい(林垣さん)

大学では観光分野を学んでいましたが、就職活動の当初は漠然と営業職を目指していました。転機となったのは、学校で行われた当社の説明会です。ホテルの運営業務だけでなく、営業やマーケティングなどスケール感のあるビジネスにも関わるチャンスがあることに魅力を感じ入社を決めました。

入社後はホテルのフロント業務を経験し、施設全体の改善を行う部門に配属となりました。「新人だからこその先入観のないアイデア」を求めていただき、シャワーヘッドの変更を提案したところ、すぐに反映いただいたことが印象に残っています。若手の意見を積極的に取り入れる当社の社風を実感しました。

2年目は、グループ内の商業施設を運用・管理する会社に出向。安全・品質面など運営側の目線を深く学ぶことができました。翌年には本社のマーケティング部門へ。主に東京有明ホテルのイベント企画・運営を担当しましたが、中でも達成感が大きかったのは開業1周年イベントです。口コミを参考に温浴施設での男女浴場の入れ替えを企画したところ大変好評をいただいたことから、その後、女性浴場にもドライサウナが新設される運びとなりました。

4年目からは新規開業を手がける現部署に異動し、この2年弱で5店舗のリニューアルを担当しています。設計・施工の知識は全くなかったので、配属後はベテランの先輩方に教わりながら段階的に知識を習得。マーケティング部門での経験も活かし、各店舗のお客さまが求めるものを吸い上げ、改修プランに反映させていく仕事を担いました。

工事後に店舗の口コミが改善したり、単価アップに繋がったりといった成果も確認できており、「会社に貢献できた」という手応えも感じられています。営業中の店舗で工事を進める中では、調整交渉力も鍛えられました。普段から良好な関係性を築いておくことが、難しい局面を乗り切る力になることを学びました。

そして現在は、数年後に開業予定の新規開業案件に携わっています。エリアの特性から工事費の変動まで考慮した計画立案が求められており、フロント、料飲、付帯施設のスペシャリストも巻き込みつつ、市場調査と計画の練り直しを続けています。すべてを1から作り上げていく大変さと、その分だけのやりがいを味わえています。この案件も含め「自分が手がけた」と言えるホテルを全国に展開させていくことが今後の目標です。

世界に開かれた空港直結のホテルで着実に成長。「自分らしい接客」を極めたい!(木下さん)

子供の頃から旅や飛行機に乗るのが好きだった私は高校卒業後、観光学部に進学。ゼミでは“推し活”の観光・経済効果について研究する傍ら、フィリピン・セブ島への語学留学を経験するなど、英語の勉強に力を入れていました。企業研究を始めた当初は航空業界にも関心がありましたが、コロナ禍の影響もあり、ホテル業界一本に絞ることに。羽田空港直結の『ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド 羽田空港』で、自分らしく働きたいと思い、当社への入社を決めました。面接で対応してくれた役員や先輩社員の話しやすい人柄、社員同士の距離感の近さも魅力的でした。

入社後まずは約2ヶ月間の新入社員研修がありました。研修では会社の概要やビジネスマナー、接客の基本を学んだ上で、実際の店舗に入ってフロントや客室清掃の業務を経験。接客の練習を積み重ねていくなかで、同期との仲を深めることができたのも嬉しかったですね。別の店舗に配属になった同期とは、今も連絡を取り合っています。

研修終了後は「ヴィラフォンテーヌ プレミア/グランド 羽田空港」の運営に従事。“グランド”ではお客さま一人ひとりに寄り添いながらも、効率よくご案内すること、“プレミア”ではお客さまを客室までご案内するなど、たっぷりと時間をかけてクオリティの高いサービスを提供することを心掛けていましたが、常に大事にしていたのは広い視野を持って業務に当たること。両ホテルとも訪日外国人のお客様が非常に多いこともあり、英語の勉強も大いに役立てることができました。

2024年2月からは予約チームの一員として、宿泊予約の処理・確認、お客様からの電話対応等のバックオフィス業務に携わっています。柔軟な姿勢を大切にしながら“プラスα”の対応を実践していると、お客様から感謝のお手紙をいただけることもあり、大きなやりがいを感じながら仕事に取り組むことができています。まだまだ自分の仕事をこなすので精一杯というのが正直なところではありますが、今後は後輩社員を支えられるような先輩になりたい。将来的には「自分らしい接客」を極めていきたいですね。

学生の方へメッセージ

<穂苅さん>企業を探す際に大切なことは、漠然としていても「自分が何をやりたいか」ということを見つけ、それを軸として情報を集めることだと思います。そうした軸を見つけるヒントは、やはり部活やアルバイトなど自らの経験を振り返ることではないでしょうか。そういった振り返りをもとに、まずは幅広い仕事や業界にアプローチをして、そこから企業を絞り込んでみると思ってもいなかった企業との出会いがあるかもしれません。

<林垣さん>就職活動で障害となるのは、固定概念だと思います。私自身、ホテルの仕事というとフロント業務を思い浮かべていましたが、当社に出会って幅広い職種があることを知りました。入社後は想像していた以上にやりがいのある仕事ができています。皆さんも「この業界や仕事はこう」といった固定概念にとらわれず、幅広い選択肢を検討してみてください。その過程で得られる気付きが、良い結果につながることもあるかと思います。

<木下さん>ホテルには想像以上に幅広い業務があり、フロント、予約業務一つとっても、ホテルによって業務の幅は異なります。就職活動では、こうした点を踏まえて「自分のやりたいことができる会社」を選んでいただきたいと思います。当社の魅力は、英語でのコミュニケーションを含め、さまざまな形で接客の仕事に取り組めること。先輩から丁寧に業務を教えていただけるので、未経験でも安心して働くことができています。

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ホスピタリティ、物事をやり抜く力、語学力や指導力など、それぞれの強みを活かして活躍している社員たち。「キャリアの選択肢が多く、皆さんの個性を発揮できる会社です」

マイナビ編集部から

日本の玄関口である羽田空港に大規模ホテルを開業するなど、住友不動産グループの一員としての強固な経営基盤を生かした積極的な事業展開を行っている住友不動産ヴィラフォンテーヌ。日本の国際的なプレゼンス向上にも大きく寄与することが期待される施設で、同社の事業がホテル経営の枠組みを超え、社会のインフラとしても重要なものであることがわかる。

幅広い業務経験を積んでマルチスキルなホテリエに成長できる点や、複合施設の企画運営や不動産開発の領域にも携われる点、そして実力ある社員を積極的に要職に抜てきする風土などは、業界内で見ても同社の特徴的な要素として挙げられる。それを支える体制や制度も整っているため、「ホテルを基軸にしつつ、さまざまな領域でチャレンジをしてみたい」「アイデアや考えを若いうちから形にしていきたい」という気持ちが強い人には、非常にやりがいのあるフィールドとなることだろう。

また今回の取材では、マネージャーとして育成力を発揮している社員や、語学力を活かしておもてなしの最前線で活躍する社員、入社数年目から新規開業プロジェクトに携わる社員など、さまざまなキャリアモデルを見ることができた。多様な個性を歓迎しており、若手の意見も積極的に取り入れる企業のため、入社間もないうちから自身の強みを活かすチャンスを得て、仕事のやりがいや醍醐味を感じられる場面にも出会えることだろう。

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羽田空港に直結しているホテルや複合施設の開業に伴い、前例のない進化を遂げている同社。多様性を支える制度や環境を整え、意欲ある社員の成長と飛躍を後押ししている。

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