最終更新日:2025/4/9

高島屋スペースクリエイツ(株)(高島屋グループ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 空間デザイン・ディスプレイ
  • インテリア・住宅関連
  • 住宅(リフォーム)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

人々が笑顔で集う空間を作り、やりがいあふれる仕事に挑み続ける

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先輩たちが見た高島屋スペースクリエイツ

街の中で輝きを放つ空間づくりに臨んでいる高島屋スペースクリエイツ。活躍中の3人の先輩たちは、どのような思いを抱えながら仕事に取り組んでいるのだろうか。それぞれのキャリアを振り返ってもらった。

■四方 和子さん(写真中)
営業本部 生産設計部 生産設計担当職
大学院造詣工学課程修了
2013年入社

■鈴木 晨平さん(写真左)
営業本部 第1営業部 第2チーム 営業・制作担当職
デザイン学科卒
2020年入社

■横田 隆志さん(写真右)
営業本部 営業企画部 営業企画担当職
国際文化学部国際文化学科卒
2015年キャリア入社

会社のいいところは?

「やりたいという声に耳を傾けてくれて、大胆に仕事を任せてくれる会社です。私も1年目の12月に一人で上海出張を経験しています」(四方さん)
「デザイン畑から施工管理に挑戦しましたが、今では図面が読めるようになりました。異分野からでも十分にチャレンジできる環境が整っています」(鈴木さん)
「他社に比べるとかなり“ホワイト”で、人間関係が非常に良い会社だと感じています。楽しみながら仕事に臨める環境もしっかり整っていると実感しています」(横田さん)

【四方さん】携わった空間で、楽しく過ごす人たちの姿が励みになる

私の場合、関西の大学院に通っていたこともあり、入社直後は大阪事業所の配属となりました。当時はホテル専属のグループで現場管理に携わっており、予算や工程の管理、図面のチェックを行いながら、各ホテルの内装工事が円滑に進んでいくように支えていました。グレードの高いホテルは高級な仕上げ材を活用しており、それを形にしていく手段を考えるのは非常に楽しい時間でした。

次第に深く仕事に入り込みたいとの思いが沸き上がり、一級建築士の資格への挑戦を決意。受験したい意志を会社に伝えると、勉強する時間が確保できるように調整してくれたり、取得費用の補助など手厚いサポートを受けることができました。手厚いサポートのおかげで2年目には晴れて合格することができました。

結婚したのを受けて4年目には東京の第二営業部に異動。継続してホテルの現場管理に携わったのですが、東京では大規模な案件を任される機会が増えました。例えば、外資系大型ホテルに携わったときは施工を請け負うだけではなく、企画の初期段階からプロジェクトに入り、そのエリアで求められるホテルの形、部屋のグレード、部屋割りなどリサーチするところからかかわりました。年次が若い段階でかなり重要な役割を任せてもらっただけに、信用していただくためにも変に知ったかぶりをせず、素直にコミュニケーションを取ることを意識しました。

その後、2回の出産・育児休暇を経て、新しいチャレンジをしようと生産設計担当へ異動。生産設計部は工事現場の施工図を専門的に描く職種であり、設計図や意匠図をもとにCADで図面を起こしていく日々を過ごしています。継続してホテルなどに携わっていますが、高級感をかもし出そうとすると空間の意匠はかなり複雑になるので難しいことが多いのですが、挑みがいのある仕事だと実感しています。

私が現場管理時代に手掛けたホテルはいくつも形になっています。訪問したときにお客さまが泊まっていたり、従業員の方々が大切に空間を使っている様子を見ると非常に嬉しく思います。携わったホテルは必ず泊まるようにしているのですが、今年の結婚記念日には家族4人で利用し、感慨深い思いに包まれました。

施工図担当としてはまだ経験が浅いので、知識を身につけて着実に完成させる力を身につけたいです。いつか今の立場からスケールの大きなホテルの図面を担当してみたいと思っています。

【鈴木さん】魅力を最大限に引き出す空間を、着実に作り上げるために

高専時代はデザインを専攻しており、卒業研究ではバス停の待合室の椅子をデザインするというテーマに挑んでいました。就職活動では学校に来ていた求人を探しているときに当社の名前を発見。内装を専門とする企業は数あれど、高級路線を貫いている点にロマンを感じて応募し、面接などで伝わってきたアットホームな雰囲気に、ここならば間違いないと迷いなく入社を決めました。

以来、高級ブランドショップの内装工事の現場管理に携わっており、計画立案から現場の品質・安全・コスト・工程管理までに一貫してかかわっています。ブランドの顔となる店舗を作るだけに、高いクオリティの実現に情熱を捧げられる点はやりがいの一つ。工期や予算も限られているだけにできることにも限りがありますが、それでもお客さまの思いを叶える内装を作るべく、多くの関係者の意見を調整し、あるべき形を探っていこうと常に前を向いて挑戦を重ねてきました。

転機となったのは3年目のとき、銀座の某ブランドのバックオフィス4フロアの改修に携わった経験です。約3カ月にわたり、営業時間外に改修を進めていったのですが、解体してみると図面と違う場所がいくつも見つかり、それを翌朝の営業まで間に合わせて直していく事態が何度も発生しました。どうしても対応し切れない日はあったものの、お客さまとは毎日顔を合わせており、私たちが真剣に工事しているのをわかってくださっていたので、反対に背中を押してくださいました。良好な関係を築き上げられていたからこそ、もっとお客さまのために頑張ろうと前向きに挑戦を重ねることができました。

ブランドショップはハンドメイドの特注品を使うことが多く、非常に扱いが難しいモノが多いのですが、なんとか形になった空間を見たクライアントから「ブランドの魅力を最大限に引き出してくれている」とのお褒めの言葉をいただいたときは本当に嬉しく思います。

直近では大規模な路面店の工事において、1フロアのリーダーとして仕事しています。リーダーという肩書となってからは、クライアントと接する機会が非常に多くなりました。期待に応えられる品質を実現し、より信頼される存在に成長を遂げていきたいと思っています。より信頼を高めるためにも、1級施工管理技士の合格に向けて勉強を開始しました。一発合格して「さすが!」と言われるために努力しています。

【横田さん】営業としてお客さまの信頼獲得に奔走

入社してからの7~8年間、私は西日本地区の営業担当として、主にはホテル関係を中心とするお客さまを受け持っていました。工事の受注に向け窓口として調整に奔走するとともに、完成後のメンテナンス窓口なども営業が担っていくことになります。

私自身、建材業界の営業から転職して当社の一員となりましたが、工事が絡んでくる仕事は工期や金額、クオリティなどを細かく見る必要があり、最初はお客さまの要望に上手く応えることができないこともありました。ただ、諦めることなく、最後までやり切っていけば自然と信頼が得らえるようになり、さらにはお客さまとベクトルを合わせていけるように丹念にコミュニケーションを重ねながら地道に信頼を醸成する日々を過ごしました。

思い出に残っているのは、大阪と名古屋で続けて外資系ホテルの大型案件を任されたことです。外国人の担当者と通訳を交えて交渉していたのですが、英語が話せない私がいつの間にか身振り手振りを交えて直接意思疎通しており、仲間としてお互いの間に強い絆ができたのを感じました。案件としては厳しい品質が求められ苦戦したものの、社内の各部署の諸先輩方に助けられて完成した後、お客さまから「ありがとう」と感謝の声をかけていただけたときはホッとした気持ちに包まれたことを今でも覚えています。

現在は先行営業を手がける部署に所属しています。当社は既存のお客さまから多くの引き合いをいただく形で案件拡大できていますが、潜在的なニーズがあるはずだからと、設計事務所やデザイナー、ゼネコン、デベロッパー、物件オーナーらにアプローチしながら提案を重ねていく役割を担っています。立ち上がって間もない部署ではあるものの、少しずつ引き合いを得ることもできています。特にホテルに関してはインバウンド需要の拡大でニーズが高まっているだけに、さらなる可能性が開拓できるとの手応えを得ています。

手に職がない私ですが、お客さまと会話することで信用して頂き、案件を獲得するきっかけを作れるということがやりがいに繋がっています。工事が進んでいる間はしんどいことの方が多いですが、完成してホテルに集まるゲストの笑顔を見ればすべての苦労が報われる思いがします。営業部門にも定期的に後輩が入ってきており、私も“見られる”立場となってきました。あの人のようになってみたいと思ってもらえるよう自己研鑽に励んでいきたいですね。

学生の方へのメッセージ

お客さまの要望を実現する品質の高い内装を作るには、常に専門性を高め続ける努力を重ねなくてはなりません。最初は全くわからない状態であっても、入社してから学ぶ気持ちを忘れずに、自分を高めて活躍し続けられる人に期待を寄せています。当社には人を大事にする社風が根付いていますので、新人をしっかりと育て上げてくれる先輩がそろっています。不安を感じることなく成長に向かって突き進んでいってほしいと願っています。また、将来は身につけた専門性を土台にしながら、新たな分野に挑戦する意欲を持ち続けていてほしいとも思っています。

就職活動を進めていく上では、自分なりの軸をもって企業を見つめてみましょう。どういう方向に進みたいのかよくわからないというのであれば、ぜひ当社の説明会に参加してください。就職活動での軸を考えるプログラムを用意していますので、自分自身を発見する絶好の機会となるはずです。

その上でもし内装ディスプレイに興味を持ったのであれば、普段からさまざまな空間を見に行って興味を深めていきましょう。海外の建築に触れて刺激を受けている社員も多いので、時間が許すのであれば世界に出かけて視野を広げてみてください。
<業務部・相澤 未来>

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「モノづくりや空間デザインが好きな人、失敗を恐れず前向きに進む意欲を持つ人と一緒に、当社を盛り上げていきたいと思っています」(相澤さん)

マイナビ編集部から

高島屋スペースクリエイツは、大型商業施設やホテル、教育、福祉、船舶といった多彩な空間づくりを支える企業として、国内外のクライアントから絶大なる信頼を得ている。高島屋の冠はつくものの、グループ外の案件が大多数を占めている事実からも、広く認められるだけの高度な技術や提案力を有しているのがうかがい知られる。

社員たちの声からも垣間見えたが、人を大切にする企業文化が根付いているのが同社の何よりの自慢だといえる。困っている同僚を放置するようなことはなく、周囲が自分の事として一緒に悩み、解決策を考えてくれるという。温かな人材がそろっているからこそ、若手たちも迷うことなく挑戦し続けられているのだろう。

施工管理ではどうしても夜間工事なども発生するが、案件と案件の合間には長期的な休みを取ることができる。取材に応じてくれた鈴木さんも2週間ほどの休みを取り、趣味のバイクにまたがってツーリングを楽しんでいるそうだ。また、2人の子育てをしながら働いている四方さんのように、ライフイベントの変化があっても、会社側がそれぞれに合ったキャリア形成を柔軟に考えてくれるのも心強い限りだ。プライベートを大切にしながらステップアップできる環境が整っている会社であることを今回の取材で強く感じた。

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生活面でも支援体制もバッチリと整っているから不安なく働き続けられる。高島屋でのお買い物を割引が受けられるのもこのグループならではの特典だ。
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