最終更新日:2025/5/14

(株)ゼウス・エンタープライズ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 情報処理
  • ソフトウエア
  • 通信・インフラ
  • 教育
  • インターネット関連

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東京都

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

ゼウスのエンジニアが早く大きく成長できる理由

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IT未経験で入社した社員3人の挑戦と成長

自社で即戦力レベルのエンジニアを育成し、多様な業界のクライアントにITソリューションを提供している「ゼウス・エンタープライズ」。3人の社員に入社理由や仕事内容、今後の目標などについて伺った。

リナックス・ネットワークグループ 川井拳允さん(2022年入社)
リナックス・ネットワークグループ 功刀滉大さん(2020年入社)
リナックス・ネットワークグループ 主任 笠嶋倖介さん(2018年入社)

ゼウス・エンタープライズのココが好き!

「月1回ほど、部署を横断して集まったメンバーでダーツを楽しんでいます。普段は異なる現場で働く先輩たちも優しく話しかけてくれて、社風の良さを感じます」(川井さん)
「教育研修が充実している点ですね。新人研修はもとより、コロナ禍での待機期間中も資格取得のための勉強の時間を設けてくださいました」(功刀さん)
「社員同士の仲が良い点です。現場で知り合う人たちとは仕事の終了とともに関係が途切れがちな分、自社の仲間を大事にしたい思いが強いのだと思います」(笠嶋さん)

誰かの暮らしを支える、責任とやりがいの大きな仕事に挑む【川井さん】

接客業が好きだった私は、企業選びを開始した頃はホテル業界を志望していました。しかし、コロナ禍の影響を受けてホテル各社が採用を絞り込んだこともあり、別業界にも視野を広げていくことに。そのなかで、技術の力で社会を根幹から支えているIT業界に興味が湧くようになりました。

ゼウス・エンタープライズに関しては、選考を通して出会った社員の皆さんから柔らかそうな雰囲気を感じたことが印象に残りました。またIT業界では珍しい「終身雇用」というフレーズに惹かれ、長く働き続けられそうなだと感じ、入社を決めました。

入社後は社内ITスクールにて行う新人研修を通して、ネットワークやLinuxの基礎などを学んでいきました。質問しやすい環境でしたので、わからないことがあっても困ることはなく、興味を持って学べたので、意外と自分にも合っている世界だと感じました。心強かったのは50名の同期の存在です。お互いに教えあったりするなかで絆を強め、困難も乗り越えられました。

配属になったのは、印刷に関わるサービスを提供する企業です。官公庁や保険関係の重要な書類を扱っているのですが、その一つひとつの仕様に合わせて文字やレイアウトなどのイメージを設計していくのが私たちの役割。作り上げた設計をもとに開発担当がプログラミングして工場が稼働していくことになります。

公的な書類ですから印刷する数は膨大なものとなり、万が一、間違いが発生すると重大な事態を引き起こしかねません。最初はプレッシャーを感じてばかりだった私も、今では一人で問題なく案件を完結させられるようになり、自分自身の成長を感じ取っています。自分が作ったイメージが印刷されて、多くの人の生活に関わる書類になる。社会に貢献できていると考えると、やりがいはとても大きいですね。

今後は私がメイン担当となって、お客さまにプレゼンテーションができるくらいの力を身に付けたいです。接客業志望だった私は、お客さまに提案を行える上流工程にはかなり興味があります。仕事を任せてもらえるレベルに到達できるよう、自己研鑽に励むつもりです。

教育学部からIT未経験で入社。コロナ禍での充実した研修と“新人賞”の獲得【功刀さん】

学生時代は教育学部に所属し、主に国語教育や日本語教育について勉強していました。「新しい世界に飛び込み、挑戦してみたい」という思いから、IT業界を志望。「IT×文系・未経験×研修」というキーワードで検索を進めるなかで当社の存在を知り、充実した研修制度に魅力を感じてエントリーしました。ゼウスでは年功序列的な考えだけでなく、長く働けば働くほどITに関するスキルを身に付き、かつ信頼関係も構築することが可能であるという考え方が根底にあると思います。1社で長く働くことが叶えられる「終身雇用」という雇用形態をとっている点は大きな入社の決め手となりました。

2020年4月に入社後は、コロナ禍による緊急事態宣言の影響もあり、新人研修の大半はリモートワークで行われました。当社のオリジナルテキストに沿って、Linuxとネットワークの基本を学びました。例年であれば6月頃からお客さま先に派遣されるのですが、コロナ禍の影響もあり9月一杯まで社内で待機することになりました。ただ、待機期間中も社内では実機を使った研修を実施してもらえたこともあり、特に不安はありませんでした。

そして2021年10月、あるグローバル企業グループの社員が使用する業務用モバイル端末数万台を統合的に管理する「EMM(エンタープライズ・モビリティ・マネジメント)」業務を手掛ける会社に配属されました。以来、セキュリティ強化のために、特定のアプリのインストールを制限・管理する仕事に携わっています。

配属当初からテレワークで仕事をしていることもあり、自分が分からないことをいかにして文字にして伝えるかという点では苦労しましたが、“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”ということで、積極的にコミュニケーションをとるように心掛けました。また、不具合やイレギュラーな事態への対応や資料作成の仕事に率先して取り組んでいたことを高く評価していただき、2020年度の新人賞を獲得することができました。メンバーとのコミュニケーションでは、学生時代に培った国語の力が生きているという実感があります。

今後はスキルにより一層磨きを掛け、自分と同じようにIT未経験で入社してくる後輩に指導ができるようになりたいと思っています。将来的にはチームリーダーとして、現場をまとめられるような存在になりたい。これが、現時点での私の目標です。

自分の頑張りがカタチになり、多くの人々に使ってもらえる仕事の魅力【笠嶋さん】

学生時代は情報学部で、主に情報社会学的なテーマについて学んでいました。プログラミングの講義・実習に参加したこともありましたが、あくまで“さわり”だけでしたので、ITに関しては、ほぼ未経験の状態で、就職活動に臨むことになりました。当社の存在を知ったきっかけは、学内で開かれた合同説明会。採用担当者の雰囲気が良かったことや、大学のOB・OGが少なくなかったことから、当社の選考にエントリー。取引企業への出向という形になりますが、色々な現場を経験できることとその分多種多様な業務に携わることができるので自分のスキルアップにも繋がることが魅力に感じました。
また、この業務形態を支える福利厚生が手厚く、無理なくワークライフバランスを充実させることが出来ることが入社の決め手になりました。

2018年4月に入社後は、約2カ月の新人研修を経て、約2年半、東京都内の区役所のサーバー運用・監視業務に従事。2021年1月からは、あるIT企業で、システムの運用・保守やヘルプデスク業務に携わっている人たちが使う管理システムの移行業務に携わっています。この仕事は、チームごとにバラバラだったシステムを、米国企業がつくっているクラウドベースのシステムに統合し、管理しやすい環境を構築していくイメージです。私は上司と二人でUI(ユーザー・インターフェース)を担当。以前の運用・監視業務とは全く違う仕事ということもあり、Java Scriptをいちから覚えたり、専用の仕様を覚えるために英語のウェブサイトを読み込んだりとさまざまな苦労がありますが、上司が比較的簡単な業務を任せてくださることもあり、スムーズに仕事を覚えていくことができています。自分の仕事の成果がカタチになって、多くの人々に使ってもらえるので、大きなやりがいを感じられますね。

2021年7月には主任に昇格することができました。当社では昇格条件が明確に定められており、どのような資格を取得すればいいか分かっているので、高いモチベーションを持って勉強を進められます。私の場合は入社3年目で基本情報処理技術者を取得し主任になることを目標に据えていたので、昇格できたときはうれしかったですね。今後の目標は、実戦的なスキルを高め、現場での評価を高めていくことです。将来的には現場のリーダーとして活躍できるようになりたいです。

学生の方へのメッセージ

【川井さん】
企業選びをする上では、5年後、10年後、どういう自分になりたいかを考えるとやりたい仕事が見えてくるのではないかと思います。内定が決まらずに焦ってしまうこともあるかもしれませんが、自分の強みをしっかりと考えることを最優先して企業と向き合ってください。IT業界は、人と人とが関わりながら一つのシステムを作る世界。もし興味があるのであれば、思いのほか人柄が重要になることを忘れないでほしいですね。

【功刀さん】
私の場合は、「新しいことにチャレンジしたい」という思いでIT業界を志しましたが、大切なのは、志望する業界に入って何がしたいのかということ。自分自身の目標を立てた上で、それを貫き通すことだと思います。とはいえ、未経験で入社すると自分の力だけではどうにもならないこともたくさんあります。その意味では、自分を支えてくれる環境の整っている会社を選ぶことも大切。一番大事なのは“人”ですかね。

【笠嶋さん】
企業研究というと「やりたいこと」を探しがちですが、私は「パソコンの前に座っていても苦じゃない」「IT系の勉強をするのは苦じゃない」というところから当社を選びました。自分の働いている姿を想像してみて、「これならできる」「この作業は苦じゃない」と感じられるような仕事を探すことが大切だと思います。

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同社の採用担当者。株式上場に向け、幅広いネットワーク・セキュリティ分野に特化したエンジニアや、システム開発のスキルを有する人材の育成にも力を入れる。

マイナビ編集部から

IT成長期の真っ只中である2005年に設立されたゼウス・エンタープライズ。当時、人材不足であったIT業界の中で、エンジニアおよびエンジニアを目指す人材を全員正社員として雇用し、自社で即戦力レベルの教育をした後にクライアント先へ送り出すという事業を主軸として成長を続けてきた。現在では、ネットワーク・サーバの構築、WEBアプリケーション開発、ITスキルに長けたヘルプデスク人材の提供など、実に多様な事業を展開している。

そんな同社が掲げる目標は「全社員の終身雇用を確立させる」こと。そのためにも社員の技術・人間力を高めるべく、人材育成に注力している。こうした姿勢が顕著に表れているのがLPI-Japanのアカデミック認定校である「ゼウスITトレーニングセンター」にて行う新人研修。先輩社員から実務を学ぶOJTと合わせて基礎スキルを磨くことで、他社とは一線を画すエンジニアを輩出している。

また、「ネットワーク・セキュリティ分野のトップ」「教育事業の拡大」「ITプロダクト開発」の3つを経営ビジョンに掲げていることから新人研修に関しても絶えず改善を重ねており、より実戦的なスキルを身に付けた真に技術力の高いエンジニアを養成するためのカリキュラムを構築している。安定した環境の下で、積極果敢に挑戦したい高い志を持つ学生にとって、ベストな職場だといえるだろう。

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東京・日比谷にある同社のオフィス。目標に掲げる株式上場に向けて、「教育事業拡大」「ITプロダクト開発」を強力に進めるプロジェクトが既に進行中だ。
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