(株)新来島豊橋造船

溶接の検査が主な仕事です。船は鋼板でできている為、鋼板同士を接着させる為には、溶接が必要になります。溶接が決められた規定通りのグレードで実施できているか、一点一点確認していき、不具合箇所があれば作業者に手直し指示を行います。手直し確認後、建造監督官と一緒に溶接確認したブロックの検査を実施ししていきます。私のセクションが２，０００ｔ近くの大きさのブロックを持上げ、ドック（大きなお堀）に搭載し、ブロック同士をくっつき合わせ、船の形に仕上げていく部署なので、日に日に大きくなるブロックを見れて、自分の仕事が形になるのを実感でき、とてもやりがいがあります。

大学で海に関する学部で造船業について学んできた事もあり、造船業に絞り就職活動を行っていました。業界のトップに就職をしたい。建造隻数がトップクラスの企業に就職をしたいという気持ちが自分には無く（笑）会社説明会で対応いただいたスタッフの方の対応や、工場見学最中の現場作業者の方やスタッフの方の表情や作業風景、歓談する姿や討議をしている光景を見て、直感でこの企業に入ろうと思い就職を志望しました。入社後は、多くの方に支えていただき、楽しく仕事ができているので、入社前に抱いた直感に間違いはありませんでした。

モノづくりに興味がある。大きな機械機器に興味がある方は、造船は働きがいのある業種だと思います。建造している船は全長約２００ｍあり、皆さんが想像するよりも大きいです。まずは会社見学会を通してスケールの大きさを目で見て感じて欲しいです。新卒での就職活動は１度きりの経験なので、沢山の企業を見て、本当に自分に合う企業を見つけていただければと思います。