最終更新日:2025/3/31

JR東日本メカトロニクス(株)【JR東日本グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 機械
  • 機械設計
  • ソフトウエア
  • 設備工事・設備設計
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
東京都

取材情報

採用活動について伝えたい

当たり前にある日常を支えながら、街や社会の未来を創造しています

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JR東日本メカトロニクス(JREM)について本音で語る!

JR東日本グループの事業を機械やICTの技術で広く支えているJREM。身近な製品・サービスを手掛ける同社の現在と未来、そして社風や求める人材像について、採用担当者の皆さんに大いに語っていただきました!

◆ 木暮さん(写真右)
経営企画本部 人事部 人材育成課 課長
2000年入社

◆ 豊崎さん(写真中)
経営企画本部 人事部 人材育成課 係長
2024年中途入社

◆ 宮内さん(写真左)
経営企画本部 人事部 人材育成課 係長
2021年中途入社

JREMはこんな会社です!

社員同士が気軽に感謝を伝えられるコニュニケーションツール「いいねアクション」を自社で開発し、社内で活用しています。互いを認め合う風土の醸成に一役を買っています。
「早く一人前になりたい」という若手社員たちの声を受け、研修期間や内容は年々ブラッシュアップ。新人研修後は、技術系・開発系の2方向で研鑽を積んでいきます。
社員の交流は盛んで、クラブ活動やBBQなどのイベントが定期的に行われています。部署を超えたつながりを大切にし、社員同士の絆を深めています。

変革期にある鉄道業界で、新しい仕組みを広げている技術サービス創造企業です

【木暮】当社を一言で表すならば、JR東日本グループを技術で支えている会社と言えるかと思います。改札機、昇降機、ホームドアなど、駅ナカにあるあらゆる機械設備の企画開発やメンテナンスを手掛ける事業を核としつつ、Suicaを中心としたICカードや電子マネーのソリューション事業も大きな広がりを見せています。

【宮内】現在は「鉄道以外での新たなSuicaの利用シーンを作り、増やす」という取り組みにも力を入れています。弊社が提供する認証システムを活かし、ホテルやロッカーのキーとして活用できる『Suicaスマートロック』の提供を始めたり、クラウド型ITソリューションによって地方交通の課題解決に寄与したりもしています。

【豊崎】地方の公共交通の課題などにも関わっています。直近では、群馬県で実施された「観光型Maas事業」というWEBサービスを活用する実証実験にも参加しました。街の仕組みづくりや地域活性化に興味がある人にも面白い会社だと思います。

【木暮】これまでの鉄道業界は人やモノを運搬することを生業としていましたが、コロナを経て未来型の社会を考える取り組みがより具体化しています。グループ全体で、今後は「世の中をもっと便利にしていこう」「人を起点とし、生活に溶け込んだサービスを展開していこう(鉄道はそのサービスの一部)」という共通認識で動いています。新しい世界観を作っていこうというフェーズにあるので、社員の立場から見てもワクワクしますね。

【豊崎】私も変革期にある鉄道業界に魅力を感じ、当社に入社をした一人です。入社してみて感じているのは、当社は機械の会社でありながら、とても人に近い会社だということ。自社製品やサービスを毎日当たり前に消費者として利用できますし、家族や友人からもフィードバックをもらいやすく、身近なものを扱っている会社で働くやりがいを実感しています。

【宮内】当社は品質方針で「お客さま視点で仕事をします」という宣言をしていますが、この「お客さま」には、駅やSuicaを利用する方々だけでなく、駅員やメンテナンスの協力会社の方々も含まれています。利用者目線で使いやすいだけでなく、操作やメンテナンスがしやすい製品やサービスを提供することを目指しており、すべての「お客さま」からの声を積極的に反映しながら、次世代機器の開発につなげています。

タテ・ヨコ柔軟に、キャリアや人脈を広げられる環境を整えています

【木暮】当社の事業は大きく2つの方向性があり、社員たちも主に技術系・開発系の2軸でキャリア形成を図っています。最初の3ヶ月間は全員で、当社で働く上で必要な基礎知識を習得いただきますが、配属面談を実施し、配属先を決定した後は、それぞれの道に分かれます。配属後、技術系は研修センターで専門スキルを磨き、開発系は配属先で業務に必要なITスキルを身に付けていただきます。その後もトータルで3年間、一人前への成長をしっかりとサポートします。

【豊崎】4年目以降のキャリアパスに決まったルートはありません。希望や適性に応じて一つの分野を極めるスペシャリストも目指せますし、「幅広い仕事を経験したい」という場合は複数部門の異動も可能です。技術部で現場を経験してから開発部に異動したり、理系出身ながら経営戦略部に行ったりと柔軟なキャリアを描けます。

【宮内】キャリアや人脈をヨコ方向に広げられる制度も、年々拡充させています。入社3年目以降は「社内公募制異動制度」が利用できます。これは目玉施策の開始時期にプロジェクト単位で公募が発表され、条件に合う人が自ら応募できるものです。さらに、もっと気軽に他部署の体験ができるような「社内インターンシップ制度」もあります。こちらは入社2年目以降、上長の承認だけで1~5日間の、他部署の仕事体験ができるもので、キャリアの参考にしたい人はもちろん、自部署の仕事に活かす目的で参加している社員も少なくありません。

【豊崎】私はまさにその目的で、仙台支店でのインターンシップに参加してきたばかりです。現場の社内教育体制の様子や実際の設備メンテナンスの場面を見学させていただきました。自分の目で見てきたものを今後の採用活動に役立てていきたいと思っています。

【木暮】部署を超えたつながりは、クラブ活動などでも育まれています。公式クラブが複数あり、社員は3つまで掛け持ちが可能です。新しいクラブの創設も可能で、昨年は2年目社員が周囲を誘ってダーツクラブを立ち上げていました。

【宮内】入社前は「鉄道好きな社員が多いのかな?」という印象を持っていましたが、意外とそうではなく、趣味もさまざまですよね。入社理由も、事業に将来性を感じた、身近なサービスに携わりたい、地域活性化に興味がある、やりたいソリューションが当社にあったなど、かなり幅広く、いろいろな目的を持った社員が集っている会社です。

困難な挑戦を繰り返しながら、社会を変えてきた誇り。ボトムアップの風土も特徴

【木暮】Suicaが誕生する前に私は入社し、その普及を目の当たりにしてきた立場として思うのは、当社は常に挑戦し続けてきた会社であるということです。私は人事部に来る以前、電子マネー決済端末の生産管理に関わる部門に在籍していたのですが、自分たちが関わった製品が福岡の街で使われているシーンを見たときの感動は今でも忘れられません。JR東日本エリア以外の九州で使えるのは当たり前のことではなく、相互利用を実現させるのがどれだけ大変だったか、身近で見ていたからです。様々な難題に挑戦し、それを実現できる技術がある、そんな会社であることを誇りに思っています。これからも「世の中を便利にするために何ができるか」を一緒に考えられる人たちと働いていきたいですね。

【宮内】社内外のいろいろな人たちと仕事をする機会は多い会社だと思います。周囲に目配りや気配りができるコミュニケーション姿勢があると、他部門も巻き込みながら大きなことを実現していけると思いますし、チームの方向性を考えながらリーダーシップを発揮し、自ら信頼関係を築いていける人に、ぜひ仲間に加わっていただきたいですね。

【豊崎】設備機器からIT領域まで幅広く携われるので、いろいろなことに興味関心を向けられるアンテナが高い人や、探究心を持って突き進める人にも、当社の仕事は楽しいと思います。

【宮内】ライフ・ワーク・バランスを大切にしたい人にも良い会社だと思います。私は現在育児中なのですが、コアタイムのないフレックスタイム制度がとても使いやすいです。パパ育休の取得率は80%を超えており(※2023年度実績)、育児をしながら安心して働きやすい環境が整っています。

【木暮】制度の拡充は、柔軟かつスピーディーに進められています。全社員が年1回程度は直接、経営層に意見を伝えられる「車座」という仕組みもあり、フレックスタイムは1年も経たずに導入が決まりました。テレワークの活用頻度は部署によりますが、支店も含めて全社的に浸透しています。

【豊崎】和やかな会話が飛び交う明るい職場だったことも、入社前後の良いギャップでした。いろいろなバックグラウンドを持った社員が集っており、外から来た人間にも垣根なく手を差し伸べてくれる温かい会社だと感じています。

学生の方へメッセージ

私たちは、学生と企業が双方向に「一緒に働きたい」と思い合える関係になることを目指して採用活動に取り組んでいます。会社説明会の段階から先輩社員との座談会を開催しているのも、そうした理由からです。まずは気軽に先輩社員と話してみて、当社で働くことに興味を持っていただけたら、そこから自分の希望とマッチする環境が当社にあるかどうかを、細かく確かめていっていただけたらと思っています。

また、「入社前後でギャップが生まれないように」という思いから、選考に入った後も人材育成課との面談の場を別途設けています。実際に働くイメージの解像度を上げるお手伝いをすることが目的になるため、例えば「こういう経験や学びを活かしたいが会社が絞り切れず、会社の選び方が分からない」というご相談をいただいた場合には、学生の強みや興味を一緒に棚卸をしたうえで「当社の場合ならこういう働き方も可能」といった具体的なキャリアをご提示しています。この面談は、面接結果に影響しませんので、面接で聞きづらかったことや確認できなかった情報があれば、お互いの相互理解のためにも気兼ねなく質問や相談をしてください。

このほか、相互理解を深めるための機会をたくさん準備していますので、少しでも興味を感じたら、気軽に参加いただけたら嬉しいですね。いろいろなバックグラウンドを持った皆さんとの出会いを、心から楽しみにしています。

(採用担当者一同)

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2022年にリニューアルした、フリーアドレス設計の本社オフィス。コミュニケーションが取りやすい工夫が各所に施され、部署間を超えて気軽に相談しあっています。

マイナビ編集部から

駅や人を起点とした技術サービスを通じて、街の仕組みづくりに寄与しているJREM。身近な駅のホームドアの広がりやSuicaの進化の歴史を思えば、同社の社員たちが社会にどのような貢献をしているかはイメージしやすい。働きやすい制度・環境が整っているだけでなく、自らの仕事に誇りを持って働ける企業だからこそ、離職率も圧倒的に低いのだろう。社会の「次の当たり前」を作ってみたい、身近な生活を便利にするプロジェクトで活躍してみたいという人には、決して見逃してほしくない企業だ。

また、取材で印象に残ったのは、1400名超の大きな会社ながら、非常にアットホームな雰囲気があることだ。同社は「社員たちの家族に仕事場での姿を見てもらい、理解と安心を得られるように」という考えから、定期的に家族向けのオフィス見学イベントなども開催している。最新技術の展示会や子ども向けのワークを開催したり、普段の同僚を紹介しあったりと、社内交流の良い機会にもなっているそうだ。有志参加のイベントながら参加率は非常に高く、直近の開催時にも大勢の新入社員が両親や祖父母を連れてきていたとのこと。

このエピソードからだけでも、社員の家族にまでオープンな同社の温かい社風が伝わることだろう。社名から「機械の会社」「お堅い雰囲気」といったイメージを持つ人もいるかもしれないが、同社と接点を持ってみれば、その印象はきっと大きく変わることだろう。

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コロナ禍以前から全社員にPCとスマホを支給してテレワーク導入を進め、総務省の「テレワーク先駆者百選」にも選出されている同社。先進的な取り組みにも積極的な企業だ。
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