黒部川電力(株)

当時は第一志望の業界ではありませんでしたが、就職担当の教授から紹介があり興味を持ちました。発変電所や取水設備を見学させていただいたときに、学生時代に得た専門分野の知識が活用でき、機械設備や土木設備など幅広い分野で仕事ができると思い黒部川電力を志望し、入社となりました。

入社後3か月は研修で基礎を学び、現在の保守技術課へ配属されました。最初の3年間は主に発変電所の巡視点検や修繕業務を行っていました。4年目からは運転制御課へ異動となり、取水設備や発変電所、送電線の監視・運用と、通信システム関係の修繕業務を担当していました。
現在は保守技術課に戻り、発変電所の保守点検と電気関係の設備改修工事、監視制御システムの更新業務を行っています。

既設設備を更新する場合は現在の技術基準に適合しているか、安全面は問題ないか、機能や性能を向上できないかなどを様々な内容について検討します。時間や予算の制約がありますが、工事を無事に終えて運用開始したときは非常に達成感を感じます。
また、同じ設備でも発電所が異なると、機器の選定や工法が全く違う場合があります。それらを踏まえながら、効率よく進められるようになると、さらに仕事のやりがいを感じます。

現在は電気設備の改修工事を主に担当してますが、機械、土木、送電設備の経験がない業務についても携わりたいです。幅広い知識と経験を持つことで、今までとは違う視点で工事を進められると考えています。