社会福祉法人中蒲原福祉会

仕事内容としては、利用者様の日常生活のサポートです。ショートステイという施設なので、1泊2日から1週間の利用とご利用方法は様々です。その中で泊まる日数に関わらずどの利用者様にも同じサポートをしています。利用者様1人ひとり特徴はそれぞれ違う中でサポートのやり方は違ってきます。定期利用の利用者様だけでなく、その他にも家族の事情でなかなか家に帰ることが難しく施設に長くいる利用者様もいらっしゃいます。また、ショートステイという施設の特性として不定期で月に一回もしくは、数カ月に一回のご利用の方もいらっしゃいます。利用者様の特徴を理解するうえで久しぶりのご利用であっても定期的なご利用であってもサービスに差が生まれないよう利用者様を理解して情報収集することが大切だと思います。

私は去年から1年間働かせていただいて、利用者様に「ありがとう」と言っていただけた時が一番やりがいを感じました。1番最初に介助させていただいた利用者様にお礼を言われたことは今でも覚えています。自分自身が介助を行いお礼を言っていただけた時は自分自身の介護技術の自信につながりました。しかし、お礼を言ってもらうために介護をしているのではなく、私はお礼を言っていただけた時は利用者様にとって安全で安心な介護ができた時だと考えました。人数が多くいらっしゃる利用者様の中で全員が同じ介護方法ではありません。1人1人介助方法は違う中で、安全で安心な介助を出来た時は自分自身の自信を持つことになり、利用者様もお礼を自然に言ってくれるのだな感じました。なので、私は日々の業務で安心、安全な介助を心がけ1回でも利用者様に「ありがとう」といって頂けるように頑張っていきたいです。

私がこの法人を選んだ理由は、大学生の実習でこの法人の施設で実習をさせていただいたからです。この法人について全く知らない中で実習をしていき、利用者様が自分らしく生き生きと生活しているのが実習生の立場からでもよく分かりました。そこで働いている職員自身がしっかりとサポートできていないと、利用者様が自分らしく生き生きと生活できないので、職員の1人ひとりのサポートの手厚さを感じました。そして、職員同士の関係性のよさも分かりました。この実習生の立場から見た目線ですが、自分自身もその光景を見て「私もこの法人の一員として働きたい。このような職員になりたい」と思いこの法人を選びました。

私が仕事をするうえで心がけていることは、日々の業務に柔軟に対応する為に情報収集に力を入れています。ショートステイという施設で働かせて頂いているので、多くの利用者様がご利用されています。その利用者様1人ひとりのことをしっかりと理解して介助するうえで情報収集は欠かせないことだと感じています。その情報収集を行う上で、日々の記録にしっかりと目を通しています。自分が出勤したら、昨日の記録を確認して、この利用者様は昨日の夜あまり寝れていなかったのなら今日の夜はどうしたらよく寝て頂けるのかなどを考えて業務をにあたっています。自分自身がいなかった時でも記録に目をとして情報収集を怠らずにやっていき、日々の業務を柔軟に対応することを心がけてやっています。

今は学生という立場で働いたらどうなるか、社会人とはどういうものなのか考えるのはなかなか難しいと思います。なので、自分自身の長所、短所は何なのかを考えてみてはどうでしょうか。その長所、短所をしっかりと考えたうえで自分がどんな仕事をやりたいのか探してみてはどうでしょうか。その自分のやりたい仕事をみつけて、その会社の説明会、見学に行ってみるのが良いと思います。そしてその会社の良さを見つけていき、その会社で働きたいという意欲を持つことが良いと思います。初めての会社でそこでずっと働くのは難しいかもしれません。なので、「この会社なら」続けられそうと思うことが大切だと思います。続けていき、やりがい、達成感が得られると思います。仕事選びは少しの意欲を持ったことからでも始めて行くのがよいのではないでしょうか。