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最終更新日:2025/5/15
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部署名溶接課
工場の溶接設備・ラインの保全が、青木の使命だ。工場の生産ラインは、客先の生産ラインと同期している為、たった1分のダウンタイム(停止時間)でも客先の生産に支障を来してしまう。それを青木は誰よりも知っている。青木は大学時代の電気系・メカトロ系の知識を活かし、溶接ロボットをはじめとする既存機械のメンテナンスや、生産効率を落とさずに量産するための溶接ライン保全に携わっている。ラインを日々スムーズに稼動させるためには、細やかなフォローが必要不可欠だ。また、「もっとタクトを早くできないか」等、生産状況にあわせて、その都度、製造スタッフからのリクエストが入ったりもする。不具合が発生した際には、いち早く原因を突き止め、解決しなければならない。専門技術に加え、機械の詳細な仕様や特性を熟知しておく必要がある。「1年目の頃は、さまざまな事象の不具合に、なかなか歯が立ちませんでした」。
「まずマニュアルを徹底的に再読し、自分ならどう対処するか考えてから相談すること」。先輩の教えを守り、分からないなりに、考える習慣も身に付いた。4年目の今は、素早く状況を判断し、事象に的確に対処できるようになってきた。「待ったなしの状況を何度も経験したことで、実践的な力が身についたのだと思います」。つい先日、自身のスキルアップを実感した出来事があった。ロボット停止の緊急トラブルが発生した際、最小のロスで問題解決に成功したのだ。トラブルは、プログラムの信号が機械にうまく伝わっていなかったことが原因だった。信号を送るいくつもの装置を一つひとつ素早く検証し、原因の箇所を見つけるまで、最少のダウンタイムで解決した。無事ロボットが作動し始めたときは安堵とともに、達成感を味わった。「日々、自分の進歩が感じられることが喜びです。現在は、大型ラインの立ち上げや、プログラムの構築にも関わるようになり、更なるスキルアップを目指し、毎日の仕事を忙しく楽しみながら取り組んでいます」。