宮城県庁

宮城県産の特用林産物（きのこなど）の生産振興、販売拡大のための業務にあたっています。県庁販売会や県産きのこを活用した料理教室の等のイベントの開催や、特用林産物生産のための補助事業の進行管理などを行います。また、森林・林業の取組について、広報誌作成やSNSを活用した広報も行っています。

大学在学時は全く触れたことがなかった「きのこ」について担当となり、業務内容や業務方法など毎日学ぶことが沢山あることです。
また、就職する以前に想像していた、パソコンの前に座って行う事務作業だけでなく、販売会などのイベントを運営する機会など実際に県産きのこの生産者や消費者と顔を合わせながら仕事する機会があり、自分の仕事が形として人の前に出る経験をしたとき、やりがいがあると感じます。

元々自然や生物分野に漠然とした興味があり、大学で林業について学んでいたため、どうせなら専攻を生かした職業につきたいと考え、調べたり、大学の先輩に話を聞いたことがきっかけです。
また、出身地が東日本大震災の津波の被害を受けたため、海岸防災林の保全に興味があり志望しました。

入庁して最初の時期に、先輩職員から森林職は業務の幅が非常に広く、異動の幅も2,3年のため、しばらくはどんな業務が担当になっても初心者から始めることが当たり前の仕事だと聞いて、長く続けていったらどれだけのことができる人になるだろうとワクワクしたことを覚えています。
1年業務を経て、専門的な知識を持つ人も持たない人も、同じスタートラインに立って始めることができる仕事と実感する場面が多くありました。
まだ1年目ですが、自分の可能性に気づける職場だと思います、県森林職という職種に、少しでも興味を持っていただければ嬉しいです。