帝人ヘルスケア(株)

我々は「チーム営業」で仕事をしています。それは私たちの仕事が、ドクターだけではなく、ナースや保健師、患者さんのかかりつけ医など多くの医療関係者と接し、患者さんのために何ができるかを考えているからです。そのため私はよく、病院内にある医療連携室へ足を運んでいます。私は医療関係者以外に、ソーシャルワーカーの方とも情報交換を行うように心がけています。さまざまな方向から患者さんの状況を把握し、ドクターへ伝えることが、帝人としての最大の強みであると思います。

帝人ヘルスケアを選んだのは、偶然でした。元々、福岡出身で大学も福岡。地元九州で働きたいと考えていましたが、なかなか内定をもらえず、少し焦っていたところに、帝人ヘルスケアからのDMが届きました。「ありがとうと言われる仕事」「人のためになる」という言葉に惹かれ、説明会に参加。医療関係者だけではなく、患者さんと接することができ、何よりも社会貢献度の高さにひかれ、入社を決めました。

我々は医療者も知りえない患者さんの情報をもっています。自宅を訪問して知りえた情報、たとえば、「段差があります」より、「玄関に30センチの段差があります」のほうが患者さんの様子をリアルに医療者へ報告ができます。また患者さんと我々が接点があるからこそ、患者さんはある種”最強の応援団”です。それを痛感した出来事があります。当社製品をご利用中の患者さんが転院先をしたのですが、転院先の病院が帝人と契約がなかったのですが、患者さんが「帝人の製品が使いたい」とドクターに言ってくれ、継続して使うことを認めてもらったのです。私たちの10の営業よりも、患者さんの一言。うれしいと同時に身が引き締まりました。