最終更新日:2025/5/1

オークス(株)

  • 正社員

業種

  • 冠婚葬祭
  • ホテル・旅館

基本情報

本社
富山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

心に響くライフイベントを創造し、地域のお客さまに寄り添い貢献する!

PHOTO

冠婚葬祭のプロフェッショナルをめざし、日々成長。

1971年の創業以来、富山県と石川県内に6つの拠点と45の事業所を運営する「オークス株式会社」。伝統と革新を融合させ、時代がもとめる冠婚葬祭を提案し、地域に大きく貢献しています。

今回は、同社の主力事業である葬祭部門「セレモニー」で活躍する先輩社員2名にインタビュー。現在の仕事内容とやりがい、お客さまへの思い、将来の夢について、ざっくばらんに語っていただきました。

●金山 青空さん(セレモニーセンター富山/2022年入社)
●北野 優子さん(セレモニーセンター富山/2007年入社)

「オークス株式会社」の魅力

「入社1年目ですが、視野が広がりコミュニケーション能力がアップしたと実感しています。学ぶことの多い職場は、大きく自己成長できる場でもあります」(金山さん)
「入社前は『堅苦しい雰囲気なのかな?』と思っていましたが、実際は笑顔あふれる職場でした。職員は気さくな人ばかりで、すぐに馴染める雰囲気ですよ」(北野さん)
入社したばかりのころは、右も左もわからないのは当たり前。教育係の先輩がマンツーマンで丁寧に指導にあたり、安心して独り立ちできるまでサポートする。

最後に「いい式だった。ありがとう」と言ってもらえる式をつくりたい。

中学生の時に曽祖母が亡くなり、お葬式をあげたのが当社のホールでした。当時、はじめて身内の死に接して大きなショックを受ける私に、スタッフはやさしく接してくれました。悲しみに押しつぶされそうなとき、人の温かみに救われたのです。その経験が忘れられず、就職活動でも迷わず当社への入社を選択しました。

入社後、同期14名で1週間の研修に参加。当社の事業内容を理解し、ビジネスマナーや接遇など社会人として必要な基本マナーを習得しました。その後、ブライダルやフラワー、セレモニーと各部署の現場実習をスタート。事業内容への理解を深めると同時に、各部署の先輩と交流する貴重な時間を過ごしました。どの部署も活気にあふれていたのですが、特にお葬式の悲しいイメージを持っていたセレモニーの先輩方はみんな明るかった。お互い支え合い、チームワークで仕事に取り組んでいるのを実感して、イメージが払拭されました。

5月にセレモニーセンター富山に配属されてからは、年次の近い先輩が教育係としてマンツーマンで指導してくださいます。お客さまとの打ち合わせから通夜、葬儀、お見送りまで、OJTを通して経験。これまで葬儀に参列する機会があまりなかったため、専門用語や宗派によるしきたりの違いなど、覚えるのに苦労しました。マニュアルもあるのですが、自分でもメモに残して見返したり、分からないことはすぐに先輩に尋ねたりして、少しずつ知識を蓄えました。そんな中、悲しみでいっぱいのお客様から、笑顔で「いい式でした。ありがとう」と言葉をかけていただき、とてもうれしかったのを覚えています。

10月には新入社員コンテストが開催され、役職の前で打ち合わせや司会、納棺の技術を披露。とても緊張しましたが、自信をもってのぞむことができました。この結果次第ではあるのですが、12月までには独り立ちをするのが目標です。最初から最後まで一人で担当できるスキルを身に付け、お客さまに寄り添った式をプロデュースしたいと思います。
(金山 青空)

ライフステージが変わっても、長く働き続けられる環境に感謝しています。

セレモニーセンター富山では、厚生労働省認定の葬祭ディレクター技能審査で認められた葬祭ディレクターが中心となり、プラン立案、会場設営、司会進行など、ご葬儀の企画から運営までをトータルにおこなっています。お坊さんの手配や役所の手続き代行など業務は多岐にわたりますが、それを職員たちが分担し、チームワークで支えています。その中で私は、故人へ感謝の気持ちを込めて備える供物(くもつ)を祭壇の脇に並べ、参列者の案内をする役割を担っています。

故人との最後の別れにふさわしい空間づくりのため、私たち職員は最大限に配慮する必要があります。参列者の案内をする際は、正しい所作や言葉遣いで寄り添うのはもちろん、隅々まで気を配ることに専念。時に故人の人柄について耳を傾けたり、こちらから質問したり、悲しい気持ちを共有しています。以前、ある地元議員さんの葬儀で参列者の誘導を行った際、思うようにいかず反省していたところ、ある方から「さすがオークスさん。すばらしい式でした」と声をかけていただき、救われたのを覚えています。

近年は家族葬が増えたことで、故人のご家族と接する時間も長くなりました。故人への思いが言葉にならない方にも、天気など何気ない会話からはじめ、少しずつ距離を縮めることで、故人への思いを口にしていただけるよう、心がけています。もちろん簡単なことではありませんが、当社ではチームワークで仕事に取り組んでいるので、若手も安心して働ける環境が整っています。

葬儀には休みがないため、過酷な労働環境をイメージされがちですが、当社では職員たちのワークライフバランスを大切にしてくれます。私自信、結婚後に産休と育休を経て、職場に復帰。妊娠期には現場を離れて、事務職などに異動することも可能です。職員たちも支え合いの心が根付いているので、長く勤められる環境ですよ。
(北野 優子)

学生の方へメッセージ

まだ明確な目標を定めきれていない方は、視野を広く持ち企業研究にあたってほしいと思います。さまざまな情報に接する中で「どこで働きたいか」「どんな働き方をしたいか」「仕事から何を得たいか」など、少しずつ条件を絞り込んでください。その条件に優先順位をつけることで、希望の業界や職種が見えてくるはずです。それもでも迷ってしまう場合は、一度ご家族に相談するといいでしょう。特に、一番身近で成長を見守ってくれた親御さんであれば、的確なアドバイスをもらえるはず。話を聞いてもらうだけでも、ずいぶん違うものですよ。

冠婚葬祭業界を希望する方は、まずどの地域で働きたいかを考えてください。冠婚葬祭は人生の節目に行うセレモニーのため、地域に密着している会社ばかり。富山県では「オークス」の認知度はとても高く、親御さんの世代であれば誰もが知っている会社のはず。当社では地域の皆様に「あってよかった」と慕われ、「地域になくてはならない」会社であるべく、職員一同が協力して仕事に取り組んでいます。ぜひインターンシップに参加して、セレモニーの仕事を体感してください。先輩の仕事ぶりを見ていただき、お客さま目線では知ることのできない面を見ていただこうと思っています。創業から50年以上が経ち、100年企業に向けて、新しいことに挑戦し、変革し続ける当社の姿勢も感じ取ってください。
(人事担当/西野 敏昭)

PHOTO
故人が好きだった花を使用したり、ご家族が望むイメージに合わせたり、心を込めて祭壇をセッティング。知識や技術が求められる仕事だが、入社後に一から取得できる。

マイナビ編集部から

1971年の創業以来、地域に密着したサービスを提供し続ける「オークス株式会社」。現在は、富山県、石川県内に6つの拠点と45の事業所を運営。大人数はもちろん少人数に対応できる施設を充実させるなど、時代のニーズにも柔軟に対応している。

今回のインタビューを通して感じたことは、多業種が協力し合っているということ。セレモニーだけでなくブライダル、ホテル、フワラーなど、各事業部のプロフェッショナルたちがお客さまの節目を彩るセレモニーを協力しながら支えている。職員たちはジョブローテーションにより、幅広く経験を積むことも可能。インタビューに応えてくれた金山さんは「いまの部署は居心地がいいから離れ難いけど、他の部署でもたくさん経験を積んで、お客さまに寄り添うセレモニーのプロをめざしたい」と話してくれた。ほかにも「葬儀にかかわる仕事だから堅苦しいのかな?と思っていたけど、真逆だった。みんな明るく、気さくな人ばかりですよ」と教えてくれた。

仕事を通して冠婚葬祭の知識、美しい所作を習得できるのも魅力と取材を通して感じることができた。これらはプライベートでも役立つもので、職員たちは友人から相談を受けることも少なくないと言う。「地域に貢献したい」「『ありがとう』と言われる仕事がしたい」そんな思いを持つ方は、ぜひ同社のインターンシップに参加をしてみては?

PHOTO
葬儀に絶対の正解はなく、お客さま一人ひとりに寄り添うことが大切。少しずつ経験を積み重ねながら、自分の正解を見つけ、冠婚葬祭のプロフェッショナルとして活躍!

トップへ

  1. トップ
  2. オークス(株)の取材情報