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最終更新日:2025/3/1
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部署名モビリティ&テレマティクスサービス分野 市販カー用品 機構設計
勤務地神奈川県
仕事内容海外市販向けカーナビゲーションの機構設計
私は海外のカー用品店で販売されているカーナビゲーションの機構設計を担当しています。カーナビゲーションの機構部品とは、ユーザーが普段目にしている樹脂のパネル部品や、車両の内部に取り付けられている金属の筐体部品などです。部品点数は多いもので50点以上あり、材料も大きさも様々です。設計の仕事は、構想段階の製品仕様や社内の品質基準を製品に落とし込み形作っていくことです。具体的な内容としては、企画部門から出された製品仕様書を咀嚼し、CADを駆使してモデリングや図面を作成します。さらに、試作→検証→対策を繰り返していくことで課題を解決し、仕様や品質を満たしていきます。また、機構設計者は、安定的な量産を可能にするために生産部門との調整、お客様に満足して頂く品質にするために品質保証部門との調整など、ハード面で幅広い分野の方々と力を合わせて、完成度の高い製品に仕上げていきます。
ものづくりに関わる仕事のやりがいは、やはり自分が携わった製品が形になったときだと思います。特に機構設計者の場合は、CAD上でモデリングや図面を起こした部品が試作品として形になり、一番最初に見たり触れたりすることができます。逆に形になることで分かる失敗もありますが、検討を重ねて課題を一つずつ解決できたときは達成感を感じます。また、私の携わっている製品は生産拠点がインドネシアなので、現地のスタッフやサプライヤーとも調整を行う必要があります。私は英語があまり得意ではありませんが、モデリングや図面を駆使したり、身振り手振りを交えながら必死にコミュニケーションを図ることで、なんとか意思疎通を行っています。そうして、課題解決に向けて動けたときは気持ちが良いです。このように自分が設計者として携わった思い入れのある製品が世に出ていくことは、とてもやりがいを感じます。
私は元々ガジェット系が好きで、将来ものづくりに携わる仕事に就きたいと考えていました。最初はなんとなく家が近いからという理由で興味を持ちましたが、会社のことを調べていくうちに製品ラインナップに注目し、身の回りには意外とたくさんのJVCケンウッド製品で溢れていると気づきました。愛用していたイヤホン、バイト先で使用していたインカム、実家の車に付いていたドライブレコーダーなど、これもこの会社の製品なんだ!と一つずつ気づいていったことを今でもよく覚えています。この会社に入れば、やりがいを持って様々な製品づくりに携われると思いました。また、説明会に参加し、先輩社員のお話を伺ったり、OB/OGが何人もいることを知り、そこで働く人も会社の雰囲気も自分には合っているのではないかと思えました。実際に入社して働いてみても、その印象は変わっていません。
私は現在入社5年目ですが、技術的な知識や経験がまだまだ不足していると感じています。直近まで取り組んでいたモデルの製品設計では、先輩社員にたくさんフォローしてもらいました。その原因の一つとしては、CAD上で形になっていれば、そのまま良い製品ができると勘違いしていたことです。精度の高い部品を大量生産可能な完成度にするためには、実際に部品が製造される工程や、製品として組み立てられることまで熟知し、考慮しなければなりません。そこで今は、外部機関の講習会やサプライヤーでの研修、展示会への参加など自己研鑽を行い、製品が実際に形作られていく際のノウハウを培っています。それらのノウハウを活かして、皆から頼られる一人前の設計者になることを目標としています。私の所属している部署は、そういった目標に向けた自己研鑽の機会をたくさん与えてくれる場所だと感じています。