最終更新日:2024/11/21

こぶし建設(株)

業種

  • 建設

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

地域に根ざしたゼネコンの社員として、街の産業の発展に大きく貢献!

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地図に残る仕事は、やりがいと達成感に満ちている。

1948年の設立以来、主に空知地区、石狩地区の土木工事を担っている「こぶし建設(株)」。道路工事や河川工事、コンクリート構造物工事、水路工事はもちろん、農業土木ではその施工品質が高い評価を得ています。

今回は、施工管理部で活躍する先輩社員3名にインタビュー。現在の仕事内容とやがい、職場環境、社風、将来の夢について伺いながら、デキる先輩の仕事術を探りました。

●曽我部 陵太さん(第三施工管理部/2020年入社)
●千坂 謙太さん(第二施工管理部/2019年入社)
●芳賀 匠さん(第三施工管理部/2015年入社)

「こぶし建設(株)」の魅力

先輩から積極的に声をかけてくれるなど、質問しやすい雰囲気をつくってくれます。コロナ禍では中止になっていますが、社内行事も交流の場になっています」(芳賀さん)
「年に3回賞与があるのですが、年度末の賞与はその年の業績が反映されます。みんなで頑張った分賞与が上がるシステムは、モチベーションにもつながります」(千坂さん)
「新しい技術に対して明るいので、技術者にとっては理想の環境。社員が『挑戦したい!』と言えば、積極的に現場に採用してくれるフットワークの軽さも◎」(曽我部さん)

同じ施工現場を担当する先輩とのチームワークは抜群です!

第三施工管理部に所属する私は、主に田んぼなどを整地する農業土木の丁張り(ちょうはり)を担当しています。丁張りとは、工事着手前の土地で行われ、掘削などの施工がしやすいよう、正確な位置や高さを杭で示す作業のこと。例えば、排水路が道路を横断する場合、より深く掘削する必要があり、丁張りが果たす役割もより大きくなります。位置や高さがずれると、取り返しのつかない大きなミスを引き起こすことも。図面にもとづいて杭を打つのですが、図面が間違っていることもあります。間違いに気付けないと、これも大きなミスの原因に。現場では、違和感を感じ取ることが大切。少しでもおかしいと感じたら、その場で臨機応変に対応し、正しい丁張りを行います。これらすべてを完璧にこなすためには、技術的なスキルに加えて、経験値が求められます。いまの私は、先輩方の助けを借りながら、一人前の現場代理人をめざす日々です。ほかに、現場作業員への指示や、施工状況を記録するための写真撮影など、仕事は多岐にわたります。どの業務も、何もない土地に田んぼや用水路、排水路が完成した時に、大きなやりがいを感じます。

普段私が勤務するのは、施工期間中のみ設置される現場事務所です。工事の規模にもよりますが、当社の社員5名ほどが同じ事務所に勤めています。主に夕方までは現場で作業を行い、夕方以降は事務所内で書類の作成や写真の整理など事務作業の時間。ワンフロアのため先輩との距離も近く、自然とコミュニケーションも活発に。わからないことはすぐに聞ける環境が整っています。それにより信頼関係も築き上げられているため、土曜日は交代制で休むなど、お互いをサポートし合う関係です。もちろんGWやお盆、年末年始などの長期休暇はちゃんとお休みをいただけます。私の休暇の過ごし方は、映画の世界に没頭することで、身も心もリフレッシュしています。
(芳賀 匠)

北海道の大切な産業である農業を支える、大きなやりがい!

当社は農業土木をメインに、道路工事や河川工事、コンクリート構造物工事など、さまざまな土木工事を手がけています。現在、私が担当しているのは、田んぼの整地現場です。そこで土地の測量や、役所に提出する写真の撮影などを行なっています。ほかにも、完成予定の田んぼと用水路、排水路の大きさや品質の確認に必要なデータの収集、現場作業員への指示なども重要な役割です。北海道は国内随一の耕地面積を誇る一大農業地帯であり、その大切な産業である農業を陰で支える仕事は、日々やりがいに満ちていますよ。昨年は、山を切り開いて道路をつくる現場に携わったのですが、これもまた楽しくやりがいのある現場でした。地滑りを抑止する杭を打ち込む際、自動追尾式トータルステーションと呼ばれる最新の測量機器を操作する機会にも恵まれました。必要なデータを入力さえすれば、自動で測点方向へ旋回してくれる高い性能にふれ、ワクワクしたのを覚えています。もちろん、作業効率も格段にアップし、大いに助けられました。

入社4年目の私は、現場ではまだまだ若手となります。現場ではベテラン作業員に指示を出すこともあるのですが、気持ちよく働いてもらうためには、私自身が仕事に真摯に向き合うことが大切。常に真面目に真剣に向き合うことで、相手から信頼してもらえるように心がけています。農業土木では農家さんが現場にいらっしゃることも。安心して仕事を任せてもらえるよう、常に態度で示しています。

2021年には「1級土木施工管理技士補」を取得。試験の半年ほど前から、リモートの講習会に参加させてもらったり、先輩から試験対策の資料をいただいたり、さまざまなサポートがありました。そのおかげで、無事に試験にも合格。仕事の空き時間に講習会に参加するなど、時間を工面してくれた上司には本当に感謝しています。
今後も、私の出身地である空知地区に貢献できるよう、仕事に邁進したいと思います!
(千坂 謙太)

最新技術を覚えるためには苦労も伴うが、それ以上に楽しい!

当社は、国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)をいち早く導入。私はその技術を生かし、ドローンによる3次元測量を担当しています。具体的には、ドローンを飛ばし撮影したデータから、土木工事の作業に必要となるデータを作成するのが重要な役割です。現在担当している現場は、バラバラに配置されていた田んぼを大きな1つの田んぼに整備するというもの。目的は、作業効率の向上です。これまで離れていた田んぼを一つにするため、どこに排水を流すか、どこに用水路を配置するべきか、完成形がわからない時には、3次元DATAを用いて、完成のイメージをつくり上げます。用水路の位置が決まった後には、どのくらい深く掘る必要があるのか、その際どのくらいの土量が出るのかなども計算しています。ほかにも最近は、これまで丁張りの杭の位置を目安にしていた掘削作業にもICT施工を駆使。用水路の形をデータ化し、それをショベルカーに送信。ショベルカーのモニター上に実際に掘削する形が表示されるため、それに沿って掘るだけと、作業効率の向上はもちろん、現場の安全性もアップしています。

ドローンの撮影以外は、主に現場事務所内でPCに向かっての作業となります。現場の状況を知るためにも、事務所内では他の社員とまめにコミュニケーションをとり、いつでも相談をされる・相談できる関係を構築しています。実際に現場に足を運んだ際、イメージ通りに作業が進み、イメージ通りに完成するのを確認できると、とてもうれしく感じます。ショベルカーなどの重機は、PCと遠隔で繋がっているため、常に動きを確認して問題があればすぐに対処することができるんですよ。

最新技術を扱う仕事はワクワクしますが、その反面覚えることがたくさんで慣れるまでは苦労の連続でした。しかし近い将来、どの現場も3次元DATAが当たり前となり、不可欠な技術となるはず。それにいち早く携わることができる環境には、本当に感謝しています。今後も新しい技術には積極的に挑戦したいです!
(曽我部 陵太)

企業研究のポイント

これまでみなさんが送ってきた20数年の人生に対し、社会人生活は40年以上と長いものです。多くの時間を費やす仕事を決めるということは、とてもたいへんなこと。就職活動で後悔しないためにも、企業研究はとても重要な時間です。「やりたいこと」や「福利厚生」を追求することも大切ですが、企業研究ではそれ以上に「実際にそこで働くイメージ」が持てるかどうかに重きを置いて欲しいと思います。そしてそこに「楽しそう」という気持ちが持てるかどうか。「楽しい」という気持ちが湧かなければ、仕事のモチベーションは保てません。
当社は農業土木を中心とした公共土木100%の総合建設業、いわゆるゼネコンです。新しい技術も積極的に導入しているため、入社後に学ぶことも多くなりますが、つくったものがカタチとして残るやりがいの大きい仕事です。地域の生活に密着する道路や公共施設などは、そこを利用する人の笑顔を見て、さらに大きな達成感を味わうことができます。「新しい技術を学ぶ」「カタチに残る仕事」「地域に貢献する」少し想像を膨らましてください。そこに「楽しい」はありますか?
(総務部 総務部長/野村淳)

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「積極的に新しい技術を導入することで、働きやすい職場環境の整備にも注力。若手社員の柔軟な発想も、さらに取り入れたいと思っています!」(野村さん)

マイナビ編集部から

農業土木を得意とする「こぶし建設(株)」は、10種類の建設業許可を有する総合建設業。建設業界の中でも、ゼネコンと呼ばれる企業になるが、特徴は地域密着ということ。北海道全域で活躍するだけの規模やスキルを兼ね備えているが、あえて本社のある北海道岩見沢市を中心に空知地区や石狩地区の案件を優先的に請け負っている。それは地域に根ざした企業として、地元に貢献したいという気持ちの表れ。そのため社員たちは遠方の現場を担当することがほぼなく、現場の多くは自宅から通える範囲となる。もちろん転勤もない。

もう一つの特徴が、新しい技術の導入。作業の効率化と社員の働きやすい環境を実現するため、3DマシンコントロールをはじめとしたICT施工や3次元モデルを使った測量など、積極的に最新技術を取り入れている。新しい技術は協力会社に任せることの多い業界において、同社では社員たちが自ら担当。新しいことに挑戦したいという気持ちに応えている。資格取得も積極的にサポートしていて、リモートで外部研修に参加できたり、これまで先輩方が集めてきた試験対策用の資料がもらえたり、合格まで万全のバックアップ体制が整っている。このコロナ禍においては、北海道開発局や北海道の公共事業がほぼ100%という安定性も魅力だ。

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自由な雰囲気の中、生き生きと活躍する若手社員たち。裁量権が大きい分、責任を伴うがそれがやりがいを生んでいる。役職や上司も名字で呼ぶなど、風通しのいい環境だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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