社会福祉法人京都福祉サービス協会

短大で施設実習が3回あったのですが、3回とも京都福祉サービス協会の施設でした。縁を感じたというのが大きいですが、施設で働いている職員さんたちの笑顔やご利用者の笑顔に魅了され、こういうお互いに笑顔でいられるところで働きたいなと思いました。また、職員のみなさんが根拠のある介護をされており、プリセプター制度によりしっかり指導を受けられると聞き、安心して働けると思いサービス協会の面接を受けました。

あるご利用者が瀬田の唐橋を歩いて渡りたいと仰られていました。今行かなければいつ行けるか分からない、そんな生活を特養のご利用者はされています。絶対に連れて行ってあげたいという思いで計画を多職種やご家族と相談しながら立て、車で出かけて無事瀬田の唐橋を歩いて渡ることができました！その時のご利用者の笑顔や表情、「ほんまに良かった」「ありがとう」という言葉が今でもずっと忘れられません。その方は亡くなられるまでその話をされていました。認知症の方でしたが、いつまでも心に残る思い出を一緒に作れたことを嬉しく思っています。

子どもと一緒にお家でたくさん遊んだり、出かけたり、普段なかなかゆっくり触れ合えないのでたくさん全力で遊ぶようにしています。もちろん、疲れている日や、自分の時間を過ごしたい日もあるので、そういう時は保育園を活用して、ゆっくりと韓国ドラマを見たり、ライブDVDを見たりして楽しんでいます。プライベートでは仕事は一切忘れ、家族の時間や趣味の時間を楽しんでいます。

特養で10年働いていますが、毎日同じようで同じでない日々、ご利用者と楽しく時には面白い関わりや、ご利用者と本気で向き合って考える中で感じるやりがい、時には最期を一緒に過ごしたり、たくさんのことを感じて経験しながら成長していける素敵な仕事だと思います。
みなさんのペースで無理なく就活していただき、様々なところを見る中で、やっぱりここで働きたいなと思っていただき、将来一緒に働くことができればとても嬉しいです。