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最終更新日:2025/5/1
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部署名車体設計部
仕事内容アフターパーツの設計・量産手配、レース専用車の設計
出社・朝礼
課員への業務指示進捗確認
昼休憩
CAD設計
休憩
新型車両の打ち合わせ
終礼
自社のMonsterブランドのカスタマイズパーツと、試作EV車両、そしてパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに出場するためのレース専用車などの設計を担当しています。レース車両の設計では、田嶋伸博代表がコンセプトを決定し、私はそれを具体的な設計に落とし込む取りまとめ役を務めています。例えばサスペンションなど足回りの設計では、コンセプトに沿って、コーナリングが速くなるサスペンションアームやスプリングの詳細を決定し、CADで図面にします。モンスタースポーツの商品開発では、企画、コンセプトに基づいて具体的な設計を進めます。
大学で工学系を専攻しながら、プライベートでは、ダートトライアルという競技に取り組んでいました。当社は代表の田嶋会長がダートトライアルのチャンピオンで、会社としてモータースポーツに積極的に取り組んでいるため、働いたら面白そうだと思いました。ただ、モータースポーツばかりをやりたかったわけではなく、もっと幅広いユーザーに楽しんでいただける仕事に携わりたいと考えていました。その点、当社はGoProやドローンなど異なる分野の事業にも進出しているため、入社すれば様々なことに挑戦できると考えて、入社を決めました。
走り重視で車の足回りを固め過ぎると街中を走れません。当社のアフターパーツはタウンユースに対応しつつ、パーツの効果をしっかりと体感できる製品を目指しています。例えば、スズキ・スイフトスポーツ向けのフロア補強パーツは、誰が乗っても明らかな違いを感じられるように作り込みました。開発に当たっては、自分でノーマル車を運転して特性を知ることから始めました。トライ・アンド・エラーを繰り返し、何度も試作品をつくっては評価をして、目指す乗り味に近づけました。
9月に、自分が担当しているwithコロナ時代に対応した「ゼロ密カー」を初公開し、私の生まれ故郷である石川県小松市に当社の開発・生産拠点を設けることを発表するイベントを行いました。イベントの企画には小松市役所のご協力をいただき、地元新聞などに取り上げていただきました。「ゼロ密カー」は小型電動バスの試作車で、各客席をドア付きの透明なアクリル板で仕切ってあります。同時に公開した超小型モビリティの試作車は世界に例を見ないEVで、日本のニーズに合った車両です。車両開発とイベントの準備には苦労しましたが、情報発信の最前線を経験したことで、私たちが開発する製品に対する一般の方々のリアクションを肌で感じることができました。
「先ずは作ってみよう」というスタンスを持つ会社です。他社で2~3年かけて開発する製品を私たちは1年以下で完成することができます。今回「ゼロ密カー」を発表できたことから、開発スピードの速さを分かっていただけると思います。スピード感をもって仕事を進められる理由としては、1人の社員が幅広い商品について企画から販売開始までの工程に関わる点と、私の裁量権が大きいことにあります。私はスキルアップのため、現在担当しているシャシー系の部品設計のほか、電気や制御技術系にも挑戦したいと考えています。