(株)アサノ大成基礎エンジニアリング【ORICON HDグループ】

海外及び国内において、地質や地下水の調査を担当しています。最近では、インドで高速鉄道建設事業のための地質調査、ブータンで斜面災害に係る現地調査に従事しました。以前には、ベトナムのハノイで鉄道盛土及び軟弱地盤対策工の施工監理業務に約1年間従事しました。

大学で学んだ地盤工学を通じて社会に貢献したいと思ったのが一番の志望動機です。また、幅広い業務内容によって自身の知見を深め、広く活躍できるチャンスがあることにも大きな魅力を感じました。

小さな仕事でも何でも、現地下見、計画立案、現地調査、分析・評価、対策工検討、施主との対話、法令順守、工程、安全および品質管理、コストとの闘い・・・、全部自分でやっていくこととなります。クライアントには私たちが怖気付くぐらいの熱意があります。相手の熱意と向き合い、責任を体験すれば、能力のある者は一気に開花します。

海外案件に関して、習慣や宗教、文化的背景の異なる相手と共に仕事をすることは、国内とはまた異なった難しさがあると感じます。また、仕事の進め方の違いに加えて言葉が障壁となり、相手とコミュニケーションを図るのに多くの時間を要することがあります。
そのため私は、相手と積極的に係わる意識を保ちつつ、明瞭・簡潔な言葉で意思疎通を図ったり、懇親会や誕生日会といった仕事以外の繋がりを持つことで、仕事相手やチームメンバーとの良好な関係を築くようにしています。海外案件は、日本で行うプロジェクトに比べて困難や障害は多いものの、その分得られる達成感は大きいと感じています。

とにかく必死で勉強してください。なぜなら、個人のレベルアップが会社のレベルアップになるからです。そして、仕事というのは何より、闘争心にかかっています。新しい仕事をしたい、面白いことをしたい、もっと違うことをしたいという心の欲求が、仕事の原動力になります。新しい時代を築いていくには、闘争心が必要です。