最終更新日:2025/6/2

エヌ・ティ・ティ・インフラネット(株)【NTTインフラネット】

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

自律的なスキルアップを評価する制度、充実した福利厚生で長期的に社員の成長を促す

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「福利厚生」「育成・評価」「働き方」制度の概要とその魅力

NTTグループが保有する通信基盤設備の構築・保守、ICTを活用した社会課題の解決に取り組む「NTTインフラネット」。同社の社員を支える福利厚生、育成・評価、働き方の各制度についてお話を伺った。

1day仕事体験担当
蒲池 千恵さん(写真左)
ソリューション事業推進本部 事業企画担当
森内 悟さん(写真右)

【福利厚生】財産形成・住宅関係・健康増進・生活支援の各ジャンルで社員をサポート

最初に、当社の「福利厚生」に関する制度についてお話ししたいと思います。当社の福利厚生はNTTグループの水準で複数の施策が設けられています。基本となるのは、数ある福利厚生施策の中から自分のライフステージやスタイルに合ったメニューを選択できる「カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)」です。具体的には「財産形成」「住宅関係」「健康増進」「生活支援」という4つのジャンルで社員を手厚くサポートしています。

「財産形成」に関しては、社員持株会に加入している社員、一般財形貯蓄・年金財形貯蓄・住宅財形貯蓄の積み立てをしている社員、確定拠出年金制度を利用している社員に対し、ポイントに応じた奨励金を支給する仕組みを構築しています。財形制度を導入している企業は珍しくありませんが、当社の特徴は奨励金を上乗せできること。先輩に勧められて活用する社員も多く、人気の高い制度の一つです。

「住宅関係」では、新入社員、人事異動により社宅が必要となる社員に対し、会社が全国各地に社宅を用意する制度や、賃貸住宅に入居する社員に「住宅補助費」を支給する制度を設けています。持ち家を取得する際は、財形貯蓄の残高に応じて融資が受けられる「財形転貸融資」や、会社が補助金の支給あるいは利子の一部補給を行う「住宅ローンの利子補給」という制度を利用できます。

単純に給与水準だけを比較して会社を選ぶのではなく、こうした制度の存在を考慮に入れた上で、安心して働くことができる会社を選んでいただきたいと思います。

「健康増進」に関しては年に一度、「人間ドック」を費用の自己負担なしで受けられます。皆さんの中には「まだ若いから健康については心配ない」と考えている方も多いと思いますが、結婚や子どもの誕生といったライフステージの変化とともに、健康に対する考え方は変わるものです。年齢を重ねるごとに、高額な「人間ドック」の費用を負担してもらえることのありがたみを実感するでしょう。

最後の「生活支援」に関しては、NTTグループの「ベネフィット・パッケージ」から、旅館やホテルの優待利用、映画鑑賞券の配布、レジャー施設の割引、認可外保育園・学童保育園の補助金など、さまざまな特典を利用することができます。

担当者の声

「友人から『いろいろな制度はあるけど活用できていない』といった話を聞くこともあります。お休みのとりやすさなど、当社の話をすると羨ましがられます」

【育成・評価】社員の自律的なスキルアップを支援、評価

続いて「人事評価制度」についてお話ししたいと思います。デジタル化の加速やAIの急速な発展などにより、通信業界では競争が激化。社員一人ひとりが市場でも通用する人材となるため、NTTグループでは社員が専門性を高め、かつ成果を創出することで昇格につながる制度を導入しています。

具体的には、18の専門分野・6のグレード別に設定された「専門性」「行動基準」、「業績目標の達成度」が評価に反映され、年次や在級年数によらずステップアップできます。例えば自身の専門分野に紐づく資格取得が評価対象です。

この制度のポイントは、社員一人ひとりが自らキャリアをデザインし、自ら専門性を高め、会社がそれをサポートする形になっていること。従来は、会社主導の人事配置でしたが、社員一人ひとりが描くキャリアビジョンに基づき、専門分野の選定・配置を行うことでキャリア形成を支援します。また、専門性向上にあたり、資格取得経費や対策講座といった支援も用意しています。

当社は、給与を従来の独自水準からNTTグループ同一水準にしました。頑張れば頑張るほど処遇に反映され、グループ内での活躍フィールドも広がりますから、モチベーションアップにつながると期待しています。

次は「育成・研修制度」について。入社後2年間を育成期間としており、新入社員が社会人としての基礎や専門的なスキルを身に付けられるような研修メニューを用意しています。入社後は本社で1週間の「導入研修」を受け、事業の概要やビジネスマナー、時間管理やコミュニケーションの取り方などを学び、そこから2年間は配属先で実務を経験しながら、社内の各部門で働く上で欠かせない「専門スキル」を習得するための研修を受けます。基盤設計や工事管理、渉外などについて深く学ぶ機会があります。ほかにも、ビジネスには不可欠な「課題解決スキル」を身に付ける研修も用意しています。

なお、入社1年目の社員には職場の先輩が「メンター」として寄り添い、さまざまな相談に乗っています。サポート体制の充実ぶりも当社の魅力といえるでしょう。

入社3年目以降は、個々の成長に応じてさまざまな形で学ぶことができます。例えば、NTTグループ会社でのOJT、大学での短期履修などです。こうした機会を活用することで視野を拡大し、NTTグループはもとより、他企業の社員との間でも人的ネットワークを構築してほしいと考えています。

担当者の声

「資格取得に対する支援が充実していて、なおかつ資格取得後は評価してもらえる制度にとてもやりがいを感じています」

【働き方】ライフスタイルに応じた柔軟な働き方を実現。有給休暇取得率は100%!

最後に「働き方」に関する制度や仕組みについてお話ししましょう。NTTグループは2022年7月に、日本のどこでも働ける「リモートスタンダード」制度を導入しました。これは一部の組織を「リモートスタンダード組織」と位置付け、それに所属する社員の勤務場所を自宅とする制度。当社の場合は、東京本社がほぼリモートスタンダード組織です。例えば北海道で働いている社員が人事異動で本社勤務になった場合、以前は東京へ引っ越すしかありませんでした。今では、普段は北海道の自宅で仕事をし、必要に応じて東京へ出張するという働き方を選択できます。地元志向の強い方にぜひ注目していただきたいですね。

ほかにも、午前10時から午後3時をコアタイムとする「フレックスタイム制度」、コアタイムがないことでより柔軟な働き方を可能にした「スーパーフレックスタイム制度」があり、仕事の生産性を最大限に高められる制度を選ぶことができます。

休暇制度も当社の大きな特徴です。年次有給休暇は年間20日付与されますが、その取得率はなんと100%。厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」での全国平均は62.1%ですから、いかに高いかがお分かりいただけるでしょう。全社員に「有休は当然の権利」という意識が根付いているのです。また、有給休暇のうち3日までは「ライフプラン休暇」として積み立てが可能。ライフプラン休暇は理由を問わず取得できる自由度の高い休暇です。

社員に特に好評なのが夏季休暇。当社ではお盆に限らず、6月から9月までの間に5日間の休暇を取得することができます。ハイシーズンを避けて旅行に出掛けたり、9月のシルバーウィークを大型連休にしたりする社員もいますね。

マネジメント層の理解もあって、休暇を取りにくい雰囲気は一切ありません。出産休暇や育児休職、育児のための短時間勤務、介護休職といった制度もあり、子育てや介護と仕事を両立させながら活躍している社員が少なくありません。

NTTグループは、これまで以上に多様な働き方、健康経営を推進する構想を打ち出しています。当社もさまざまなことを検討し、実際に導入しつつあるところです。新入社員となる皆さんには、新しい働き方を創造する取り組みにもチャレンジしてもらいたいと思っています。

担当者の声

「当社の社員に必要なのは、社会インフラを支える“使命感”、“新しいことへの挑戦”を続ける気持ち、そして社内外との“チームワーク”を重んじる姿勢です」

企業研究のポイント

私たちは、企業研究では2つの要素が重要であると思っています。一つは自分の成長ややりがいに直結する部分。自分はその会社で何をやりたいのか、どのような仕事に就けば達成感や充実感を得られるのかを、具体的なイメージとして持っておくことが大切です。それが明確であれば企業を研究する際にポイントを絞れますから、自分にマッチする企業を見つけやすいでしょう。

もう一つの要素は、生活の土台となる部分。給与や福利厚生のことですが、長い目でキャリアを考えるなら企業の将来性や安定性も無視できません。当社を志望する学生さんはインフラ業界を検討している方が多いのですが、インフラには建設土木系・運輸系・エネルギー系などさまざまな分野があります。それぞれに特徴が異なるので、説明会に参加する前に基礎的な部分を研究しておくといいでしょう。当社が属する通信インフラの業界の強みは、社会情勢などの外的要因に左右されにくい点です。コロナ禍においてもオンライン化が追い風となり、業績が落ちることはありませんでした。学生の皆さんには、中長期的な観点で業界や企業を研究することをお勧めします。

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所属組織に関係なくアイデアを出し合い、業務改善策を提案するなど、経験の少ない若手であっても活躍できる場が数多く設けられている。

マイナビ編集部から

NTTグループが保有する通信基盤設備の構築・保守を中心に、電柱・電線の地下化によって災害に強く美しいまちづくりを進める「無電柱化事業」、先進的な設備管理システムやMMS(モービル・マッピング・システム)を活用した「空間マネジメント事業」などを展開し、ICTで社会課題の解決に取り組むNTTインフラネット。今回の取材を通して感銘を受けたのは、同社が社員の持てる力を最大限に引き出すための社内インフラづくりに熱心に取り組んでいることだった。

紹介していただいた「福利厚生」「育成・評価」「働き方」に関する制度はどれも非常に充実した内容であり、かつ柔軟に運用されている。制度や仕組みをつくるだけで満足せず、実際に各種制度を効果的に運用して企業の持続的な成長に結びつけている点に、同社の強さが表れていると思った。なかでも「人事評価制度」は、社員のモチベーションに直結する重要なポイント。同社を志望する方は説明会などで質問し、内容を深掘りするとよいだろう。

通信インフラやICT、土木設備、電気通信設備などに興味がある方、福利厚生の充実した環境で若手のうちから積極果敢に挑戦したい方、そして安定した業界でキャリアを築いていきたい方にぴったりの企業だと感じた。

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東京都中央区東日本橋の「NTTインフラネット本社」。各地域の通信インフラ構築・保守に関するニーズにきめ細かく対応するため、全国に支店を設けている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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