最終更新日:2025/7/25

シモハナ物流(株)

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)

基本情報

本社
東京都、広島県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

センター運営や配送にかかわる管理・事務業務を通じて、日本の食文化に貢献!

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頑張りを正当に評価する体制も魅力。

お客様の物流機能全般を担い、困りごとを解決するのがシモハナ物流(株)のスタイル。早くから責任ある仕事を任せてもらえるため、年次にかかわらず、活躍や昇進のチャンスが豊富にあります。

坂井 利優さん(写真左)
尾張一宮営業所/経営学部卒/2023年入社
若手のうちからキャリアアップしたいと新卒で入社。その思い通り、入社3年目で作業部門の部門長補佐に昇進。

松田 悦輝さん(写真右)
尾張一宮営業所/経営学部卒/2020年入社
学生時代の部活経験を活かし、チームでの活動が重視される業務で着実に成長。作業部門を経て、配送部門の部門長に。

廣瀬 知南さん(写真中)
尾張一宮営業所/経済学部卒/2024年入社
作業部門の事務を担当。入社後の1年でコミュニケーション力も伸ばし、2年目のさらなる飛躍が期待されている。

実力主義の環境で、貪欲に上をめざします/坂井さん

父親も物流の仕事をしていることがきっかけで物流業界に興味を持ち、当社の“年功序列ではなく、結果をもとに評価をする”という方針に惹かれました。入社前は物流センターに届いた商品を出荷し、ドライバーが届けるという単純な流れをイメージしていたのですが、実際は1つの商品が届くまでの間に、とても多くの人がかかわっていることを知り、驚きました。実際、私が勤務している尾張一宮営業所では、アルバイトやパートも含めて総勢140名以上が在籍しており、ハンバーガーや回転寿司のチェーン店向けの食品を扱っています。

1年目は仕分けなど現場作業を中心に行い、2年目からは作業部門の管理業務を中心に任されるようになりました。基本的には出勤後、当日の物量をもとにシフトを確認し、人員を配置。作業がスタートしたら現場のスタッフと情報共有をしたり、遅れがちな工程のサポートに入ったり、全体に目を向けて業務にあたっています。仕分けや検品、加工など、様々な工程があるなかで多くのスタッフの人柄や適性を見極めつつ、適材適所の工程に配置をすることが難しくもありますが、それが腕の見せどころだと思っています。上手く人員配置をすることで効率化を図り、営業所の利益に直接つなげることができるため、そのような重要な役割を任せていただいていることに大きなやりがいを感じています。

当社は「失敗してもまずはやってみよう」という方針なので、若手のうちから新しいことにチャレンジできる環境です。私は1年目の秋に新規の取引に伴う現場の立ち上げに携わり、仕分けの場所や時間、在庫の管理など、これまでの流れのなかにどのように組み込むかといった物流設計を担当しました。多くの困難に直面しながらも、上司にフォローしていただきながら進めたこの業務は確実にスキルアップにつながったと感じています。そして入社2年目からは新人のコーチも担当し、入社3年目を迎える2025年4月にはいよいよ作業部門の部門長補佐に。数字の管理など運営面の力をしっかりとつけて、さらに上の役職をめざしていきたいです。

こだわりの仕事術

一緒に働くスタッフに常に気を配り、積極的に会話することを心掛けています。当社では、1つの作業を多角的な視点で捉える社員が多く活躍しています(坂井さん/写真左)

職場の文化づくりから、いつかは会社を動かす立場へ/松田さん

若手のうちから責任ある仕事を任せてもらい、成功時の達成感や失敗を糧にする経験を積みたいという想いで企業研究を実施。加えて、幼いころから野球をしており、チームで働くことが向いているのでは、と兄から助言を受けたことをきっかけとして物流業界に興味を持ちました。

入社1年目の秋に新センターの立ち上げを経験し、“もし自分が新しいセンターの責任者を任されたら、こんなことをしたい”という理想像が見えてきました。そして入社5年目には作業部門の部門長へ昇進。部門長を務めた一宮第二営業所には総勢約130名のメンバーが在籍しており、それぞれの考えや働き方も様々です。メンバーの目的や希望に応えながらも方向性を1つにまとめて、センター独自の「文化づくり」をすることに注力。私自身から話しかけるだけではなく、メンバー同士が自発的にコミュニケーションをとるように働きかけ、その結果お互いに協力し合いながら、自ら考え行動してくれることが増えました。チームワークが高まり、目標を達成できた時は大変嬉しかったですね。

2025年4月からは尾張一宮営業所へ異動し、立場も配送部門の部門長に変わることになりました。これまでとは異なりドライバーの運行管理がメインの業務となります。作業部門では自ら倉庫に入って現場を見ながら指導をしたり、トラブルに対処したりすることができますが、ドライバーは一人ひとりが納品先を回るため、私がすぐそばで指示を出すことはできません。そのため、事前準備やコミュニケーションをしっかり図ることで、私がその場にいなくても管理できるように努めています。まだまだ日々のルーティン業務や管理するべき点など学ぶことが多くありますが、作業と配送両方のスキルを習得すれば、よりスキルアップにつながると思っています。食品にかかわる物流という、今後も決してなくなることのない業界で、さらに経験を積みながらいずれは営業所の所長をめざしたいです。

こだわりの仕事術

若手が主体的にセンターを動かし、常に挑戦し続けることができる環境。私が不在の時でも滞りなく業務が進むセンターの体制づくりに励んでいます (松田さん)

やさしい先輩方に囲まれながら、できることが増えていく喜びを実感/廣瀬さん

事務職として働くことを軸に企業研究を進めているなかで、大学3年生の時に当社の仕事体験に参加しました。当社の事務職は自分で考えて動く機会が多く、チームワークも求められます。だからこそ、誰もが新人を大切に育てようという姿勢で接してくれ、このような雰囲気が私の肌に合ったと感じています。

入社後は4泊5日の新入社員研修を経て、作業部門の事務へ配属。最初は納品書の作成や入荷した分の伝票とデータの照らし合わせ、在庫管理などの業務から始めました。先輩から丁寧に教えていただきながら、自ら積極的に空いた時間で作業を手伝うなどして、業務を覚えていきました。特に最初の1カ月は毎日の業務日誌に上司と先輩がコメントを書いてくれ、何を学び、どう改善すれば良いかなどを指導してくれたため、着実に成長することができました。

2年目を迎えた現在は、前日の在庫確認や出荷に向けたデータの確認、ラベル印刷、現場への指示出し、納品書の作成や伝票の確認など、できる業務が増えてきました。この1年間は覚えることも多く、大変ではありましたが、その分周囲の人たちのやさしさを実感することができました。チームで仕事をするため、元はあまり自信のなかったコミュニケーション力も、ずいぶん身についたと思っています。何より、このセンターから出荷された商品が、お客様のもとへ無事に届き、外食産業の商品やメニューとして多くの人の生活を支えていると思うと、大きなやりがいを感じます。2年目は業務の精度や効率を上げ、後輩から頼ってもらえる存在になることが目標。将来的には「廣瀬さんに任せておけば安心」と言ってもらえるようになり、長く働き続けたいと思っています。

こだわりの仕事術

ミスをしないようその都度確認し、明確な指示を心掛けています。まだ先輩から声をかけていただき助けてもらうことが多いので、今後も経験を積んでいきたいです(廣瀬さん)

企業研究のポイント

私は企業研究を行っている時期に、当社の仕事体験に参加しました。夏期には2日間の仕事体験があり、事業内容の紹介をはじめ、センターで実際の作業の様子を見ることもできました。秋冬に実施された企業理解・自己理解を深める特別コンテンツでは、売上・利益を出すためのグループワークや自己分析などを体験。食品の流通を通して人の暮らしを支える仕事であることを知るとともに、職場の雰囲気も感じ取り、その後の企業研究にとても役立ちました。

学生のみなさんのなかにも「何をしたいのかわからない」「自分自身のことがよくわからない」という方もいるでしょう。自己分析ももちろん大切ですが、ぜひ他己分析も実施してみてください。あなたのことを普段からよく見てくれている方から意見を聞くと、自分では思いもしなかった長所が見えてくるはずです。

また、私は学生時代にスーパーマーケットでアルバイトをしており、そこへ入荷される商品から物流業界に興味を持つようになりました。様々なことを経験して視野を広げたり、インターンシップなどにも積極的に参加したりすることをおすすめします。今の時期だからこそ、焦って業界や企業を絞り込むのではなく、様々な企業の情報を集めてみてください。(廣瀬さん)

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新人の時だけではなく、職種別、階層別などの体系化された研修制度を設けている。新入社員につく先輩も指導法などを学んだ社員が務める方針だ。

マイナビ編集部から

今回の取材を通して、お話を伺った3名をはじめとする社員たちの意識の高さはもちろん、“早くから任せる”だけではなく、育てる体制が確立されていると感じた。入社後は4泊5日の新人研修で、社会人マナーなどを習得し、その後はOJTで現場管理から商品の入庫や納品までの作業を経験し、事務は電話応対などを学んでいく。さらに3カ月に1度はフォロー研修として同期が集まり、互いの状況などを確認し合うそうだ。2年目以降も職種や階層に合わせて半期に1度、会長の前で収支発表を行う勉強会、次期所長候補向けの管理者研修などもあり、学びの機会は豊富だ。

加えて着目していただきたい点が、機械化・システム化への取り組みだ。“倉庫内で重い荷物を人力で運ぶ”といった働き方ではなく、シモハナ物流(株)では荷積を自動で行うロボットパレタイザーや、離れた場所から保管された商品を取り出す指示が出せる自動倉庫など、省人化・効率化に向けたシステムが多数導入されている。こうした環境づくりが働きやすさにつながり、社員たちのやる気を引き出すことにも貢献している。モノの流れに関心がある方は、ぜひイメージにとらわれることなく、“今の物流現場”を自分の目で確かめてみると良いだろう。

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自社で所有する倉庫(センター)なので、品質やサービス、働きやすさの向上をスピーディーに推進。なかには広々とした休憩室を備えたセンターもある。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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