最終更新日:2025/4/25

川崎地質(株)【東証スタンダード市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建設
  • サービス(その他)
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 5年目以内
  • 資源系
  • 技術・研究系

さまざまな経験が得られる職場です

  • K.T
  • 2020年入社
  • 島根大学大学院
  • 自然科学研究科 環境システム科学専攻 地球科学コース
  • 九州支社 技術部

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名九州支社 技術部

入社を決めた理由はなんですか?

大学で地質に関する研究を行っていたので、身に付けてきた知識を生かせる仕事に就きたいと考えていました。そこで、地質コンサルや石油系の企業をいくつか訪問したのですが、最初に内定をもらったのが当社でした。地域に貢献したいと考えていた私にとって、全国各地に事業所を持つ当社はさまざまな土地で多くの事が学べるとても魅力的な会社に感じました。


現在の仕事内容を教えてください。

現在は、主に地質調査業務を担当しております。
地質調査の流れとしては、調査内容を提案し、様々な場所でボーリング機械器具を用いて地盤を調査、診断し、データを解析して報告書を作成することです。
最初は、助手として地質調査の現場に従事し、調査方法や土質名など、知識と技術を身に付けます。その後、経験を積むことで比較的簡単な地質調査から現場を担当します。
現場を担当するようになると、顧客や取引先とのコミュニケーションが必要となります。いろんな人に出会うことによって、社会人としての成長とやりがいに通じることと思います。


大学で学んでいたことを教えてください。

福井県北部から石川県中南部地域に分布する中部中新統泥質岩の有機地球化学研究をしておりました。
石川県から富山県に分布する新第三系泥質岩は、珪藻質の泥岩が多く、特に能登半島では石油根源岩として高いポテンシャル(TOC濃度2%)が報告されています。
そこで、私は有機地球化学的研究がなされていない福井県と石川県南部の新第三系泥質岩を対象として、有機物の濃度と起源について明らかにすることを目的としました。
CHNS分析結果では、加賀地域のTOC濃度が最大1.72%と高い値を示しました。金沢地域のTOC濃度は最大0.55%と低い値を示しました。
GC-MS分析結果では、加賀地域の下部層で最もステランC28/C27比が高かったため、植物プランクトンに占める珪藻の割合が高かったものと推察されます。
ロックエバル分析結果では主に珪藻起源有機物が強く酸化された環境で変質したガス指向型でした。
以上から、TOC濃度は高い値を示しましたが、当時の堆積環境が温暖な海洋環境であったため、石油根源岩としては低いポテンシャルと考えられます。
 


会社の雰囲気を教えてください。

上司の指示で行うわけではなく、自分で考えることを奨励してくれます。もちろん上司からの適切なアドバイスもあるので、若いうちから仕事を通じてどんどん成長できる環境があります。
自分の得意分野について先輩から相談されることもあったり、とてもオープンな雰囲気です。
また、気さくに接してくれる社員が多いです。仕事でわからないことがあっても、上司や先輩にすぐに相談できる環境があります。メリハリのある働き方ができるのも魅力です。
ときには、部署を横断して社員が集まって飲みに行くこともあり、会社としても社内コミュニケーションを重視しています。


会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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