最終更新日:2026/2/12

小野薬品工業(株)(ONO PHARMACEUTICAL CO.,LTD.)

  • 正社員
  • 上場企業

業種

  • 薬品

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

画期的な医薬品を医療の最前線へ──患者さんに貢献するため、若手MRの挑戦は続く!

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個々の力を結集し、チームで挑戦する社風が魅力

「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」を企業理念に掲げ、世界に飛躍する小野薬品工業 (以下、小野薬品)。3年目にしてオンコロジーMR(医薬情報担当者)として活躍中の先輩社員に迫った。

■D.W.さん
オンコロジー統括部 オンコロジー関西営業部
南大阪・紀和営業所 南大阪・紀和二課(※2025年7月31日時点)
2023年入社
広島大学 薬学部 薬学科卒業

小学校から大学までバスケットボール部に所属し、大学では副キャプテンを務めたD.W.さん。部活動を通じて継続することの大切さや試行錯誤の姿勢を学び、コミュニケーション能力も身に付いた。そのスキルは今の仕事にも大いに役立っているという。

祖母のがんがきっかけでがん領域に強い小野薬品を志望。入社後2年間はプライマリーMRとして経験を積む

医療業界を志したのは小学5年生の頃で、当時同居していた祖母ががんを患ったことがきっかけです。抗がん剤治療などを受けて回復した姿を見た時に、医療の素晴らしさを感じ、薬学部への進学を決意しました。そして、キャリアを考える中でMRであれば幅広い活動を通して多くの患者さんに適切な医薬品をお届けできると考え、製薬会社を志望。とある大学病院へ薬剤師実習に訪れた際、がん治療薬「オプジーボ」などの医薬品を通じて、がん領域に強く、かつ患者さんに寄り添う企業であると強く感じた小野薬品に入社しました。

入社後2年間はプライマリーMRとして、大阪府北部エリアの開業医を中心に担当しました。糖尿病、腎臓、循環器、神経内科、整形外科領域の医師に自社医薬品の適正使用に関する情報提供、使用後の医薬品の効果や副作用などの情報収集を行いながらMRの基礎を身に付けていきました。一番大切にしていたことは、患者さんに寄り添うこと。単に自社の医薬品を使ってもらうというよりは、医師に処方の選択肢を増やし、患者さん一人ひとりのウェルビーイングにつながる医療を届けることを心掛けていました。

特に印象に残っているのは、ある神経内科の先生にパーキンソン病領域の医薬品を提案し、より多くの患者さんにお使いただけるようになったこと。元々、その病院では上記医薬品の処方はかなり限定的でしたが、面談を重ねていくうちに患者さんの具体的なお悩みを教えてもらえるようになるなど信頼関係を築くことができ、当社医薬品を必要な患者さんに適切に処方いただけるようになりました。先生から「趣味だった朝の散歩ができるようになった」「食事が摂りやすくなって毎日が楽しい」といった患者さんの声を聞くことができ、大きなやりがいを感じました。当社の医薬品が患者さんのお役に立つ場面が増えていったことも最高にうれしかったですね。この経験を通じて、医師と面談を重ねる大切さを学びました。

先輩社員が語る、MRのお仕事

「がん治療薬『オプジーボ』は、私が高校生の頃に発売され、様々なニュースで取り上げられていた憧れの医薬品。革新的な医薬品に自分が携われていることは大きな誇りです」

3年目にしてオンコロジーMRとして新たな領域へ挑戦。医師から聞く患者さんの喜びの声が一番のやりがい!

3年目の4月からオンコロジーMRとして、大阪府南部エリアの基幹病院を10件ほど担当。胃がん、食道がん、大腸がん、肝細胞がんなど消化器領域の医薬品をメインに、「オプジーボ」などの抗がん剤に関する情報提供を行っています。抗がん剤は様々な副作用が現れますし、有効性の評価も重要です。一度医薬品を使っていただいた患者さんを継続してフォローしていくため、医師との面談の機会を増やしています。若手の私は先輩に比べて知識・経験面で劣る分、先生方の要望にはできるだけ即日で対応し、迅速さで信頼を獲得できるよう努めています。

また、オンコロジー統括部へ異動となり、開業医から病院の担当に変わったことで、新たな学びも増えました。例えば、医師の訪問方法です。現在は主に外科の医師を担当しているのですが、外科は日中に手術があることが多く、夕方にアポイントが集中する傾向があるため、訪問には事前の調整が必要です。また、先生方は消化器外科など特定の分野に精通されているため、製品だけではなく、手術方法などの関連分野についても幅広く学び直しているところです。

小野薬品の医薬品が患者さんに届けられ、ご本人やご家族が笑顔になられたという話を医師からうかがった時が「MRをやっていてよかった」と心から思う瞬間です。
多くの患者さんに医薬品が届くことは、当社の成長にもつながります。その点も社員としては大きなモチベーションになっており、自分が考えて行動したことが形になることがとてもとうれしいです。

先輩社員が語る、MRのお仕事

「当社ではコアタイムなしのスーパーフレックス制を導入。自分の生活リズムに合わせて予定を立てられます。福利厚生も充実しており、とても働きやすい環境です」

私の使命は「がん治療に貢献すること。今後は大規模病院を担当したい!」

私の使命は、がん治療に貢献することだと考えています。先生方に患者さんへ医薬品を処方していただく前に、医師を通じて患者さんの状態や希望をしっかり把握するようにしています。積極的な治療は望まず緩和ケアを希望する患者さんもいらっしゃいますので、それぞれの患者さんの状態をよく知り、適切な処方を提案するよう心掛けています。

小野薬品はチームで挑戦する社風です。私もオンコロジー統括部へ異動になった当初は何もわからない状況でしたが、営業所の上司や先輩はもちろん、営業所外の同僚からの親身なサポートもあり、前向きに頑張ることができました。コミュニケーションが活発なので困った時に頼りやすく、心理的安全性が保たれている会社だと思います。組織の枠を超えて、会社全体でチームとして戦う姿勢こそが、小野薬品の強みであり、最大の魅力だと思います。

また、研修・サポート体制が整っていることも魅力の一つ。入社当初の半年間の研修では、製品やMR認定試験のことだけではなく、実地研修で先輩に同行させてもらったり、医薬品卸会社の方を講師として招いて講演を聞いたりして、様々なことを学ぶ機会に恵まれました。現場に出た後も、研修担当者との面談機会が多く、継続的なサポートが受けられるのはありがたかったですね。

今後は大学病院やがんセンターなどの大規模病院を担当し、より多くの患者さんに貢献する機会をいただきたいと思っています。とはいえ、オンコロジーMRになってまだ4カ月なので、知識面を含めてまだまだ足りない部分が多くあると感じています。これまでKOL(キーオピニオンリーダー)とされる全国的に影響力のある医師を担当した経験がなく、そういった先生への対応や面談方法についても営業所の先輩に同行しながら学んでいきたいと思っています。

先輩社員が語る、MRのお仕事

「プライマリーMRからオンコロジーMRに異動になっても、先生との信頼関係の構築の仕方は同じ。先生のニーズを引き出して速やかに行動することで信頼を得ています」

企業研究のポイント

まず自己分析をして自分の軸をしっかり決めた上で企業研究をすることをお勧めします。私の場合はがん領域に携わりたいという軸があったので、それをもとに企業研究を行いました。その企業にどんな医薬品があるのか、今後どういう医薬品が出てくるかなどパイプライン(=研究・開発中の医薬品候補)を調査。その後、ホームページを見たり、インターンシップに参加したりして社員の方の生の声を聞くようにしました。例えば、待遇面や現場に出た後のサポート体制など、気になることはすべて質問して疑問や不安を解決するようにしましたね。ある製薬会社のインターンでは、自分が想像していたMRの働き方と実際の働き方の違いを知ることができ、またグループワークなどを通じて、どういう能力が必要になるのかもわかりとても役に立ちました。

MRは私のように社歴が浅くても、患者さん本位で活動できる魅力ある仕事だと感じています。入社前に考えていた以上に小野薬品の社員は、患者さんのことを想い、患者さんのために行動するという精神が、一人ひとりの胸に刻まれていると感じています。患者さんに貢献したいという強い想いを持っている人にはMRはとても適している職業だと思います。興味を持たれた方はしっかりと企業研究し、後悔のないよう頑張ってくださいね。
【オンコロジー統括部 D.W.】

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企業理念「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」が銘記された石碑。世界に通用する革新的な医薬品を一日でも早く患者さんのもとに届けたいという想いが込められている。

マイナビ編集部から

創業300年以上の長い歴史を持ち、新薬に特化したグローバルスペシャリティファーマとして安定成長を続ける小野薬品。独創的かつ革新的な医薬品の創製をもって「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念を具現化している。2014年には抗PD-1抗体「オプジーボ」を発売。がん治療の新たな道を切り拓く画期的な抗がん剤として世界中から注目を集めた。

そんな独創的かつ革新的な新薬の創出と普及に欠かせないのが、社員一人ひとりの挑戦意欲だ。今回取材に協力してくれたD.W.さんは、オンコロジーMRになってからまだ4カ月だが、常に「患者さんのために」という視点で、どうすれば企業理念を具現化できるかを考え、日々新たな挑戦を続けている。そして、「小野薬品の社風」について尋ねると、「チームワークの良さ」と話してくれた。同社の充実したサポート体制と部門の枠を超えたチームワークによって、安心して成長できる環境なのだろう。温かい社風の中で、上司や先輩MR、チームメンバーなど関わる多くの人が丁寧なサポートを行ってくれるからこそ、仕事を楽しみながら新しいことに挑戦し、早期に成長できるのだろう。仲間とともにやりがいを持って仕事に取り組み、患者さんに貢献したいという方に、ぜひ企業研究を深めてほしい一社である。

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医療ニーズの高い「がん・免疫・神経・スペシャリティ」を重点領域とし、創薬に挑む同社。企業理念に共感した社員たちは、志を高く持ち、日々の業務に邁進している。

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