最終更新日:2026/8/12

苫小牧埠頭(株)

  • 正社員

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 海運
  • 鉄道

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

活躍の舞台は、国際拠点港である苫小牧港。スケールの大きな仕事を通して成長できる。

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飼料、石油製品、工業原料……。扱う商材の分だけキャリアがある

多種多様な商材を扱い、多くの産業や人々の生活を支える港湾物流企業・苫小牧埠頭(株)。それぞれの専門分野で活躍する先輩社員の仕事を通して、やりがいとキャリアについてひもときます。

飼料サイロ事業部 営業課
松居 夏帆さん (写真右)/2019年入社

オイルターミナル事業部 苫小牧ターミナル営業課
大金 斗弥さん (写真中央)/2022年入社

港運事業部 操業グループ
森 海渡さん (写真左)/2025年入社

【飼料サイロ事業部】家畜の命と食の安全を支える、飼料物流のプロフェッショナルへ

私が所属する飼料サイロ事業部は、牛、豚、鶏など家畜の飼料を取り扱っています。商社が海外などから買い付けたトウモロコシ、大豆粕、菜種粕などの原料を、港で船から荷揚げし、サイロや倉庫で保管。その後、荷主の依頼に応じて近隣の工場へコンベヤーで送ったり、トラック輸送や袋詰めなどの形態で道内外各地へ配送したりする倉庫・配送業務が主な役割です。

入社後は膨大な種類の飼料の名前を覚えることから始め、簡単な伝票作成などを通じて業務の流れを学びました。現在は受発注業務をメインに、入出庫作業の指示、配送手配、在庫管理を担っています。かつてはトウモロコシの副産物を扱っていましたが、現在は1日に合計1,000トンもの出庫がある大豆粕や菜種粕などを担当しています。仕事はチームで進めるため、メンバーや倉庫の操業担当者など、現場社員との接し方も重要です。新人の頃は営業目線でしか物事が見えていませんでしたが、徐々に現場が求める情報や伝え方を学び、調整力が身に付いたと思います。入荷日程や数量の変更など、作業に関わることはできるだけ早く伝えるのが鉄則です。

私の任務は、日々ミスなく当たり前に飼料を届けること。私たちの仕事が滞れば、家畜の命、ひいては人々の食生活に影響が及びます。配送先の牧場名などを目にすると、自分たちが届けた餌が動物たちの成長を支え、最終的に私たちの食につながっていると実感します。それが、日々の地道な業務の原動力になっているかもしれません。私が物流業界を志望したのは、生活に欠かせない仕事に携わることで、社会の役に立つ実感が得られると考えたからです。今、日々の仕事を着実に積み重ねることで、そのやりがいを強く感じています。

物流企業に入り、「飼料」という専門的な分野で自分がキャリアを築いていくとは思いもしなかったことです。サイロ事業部への配属は、自分にとって未知の分野への興味から志望したことが実現しました。そして入社して7年が経ちましたが、まだ経験していない品目や現場の専門知識もたくさんあります。今後は、事務所内での管理業務にとどまらず、現場での作業内容や貨物の状態についても理解を深め、「この人になら安心して仕事を任せられる」と信頼される存在になることが目標です。
(松居さん)

私のワークスタイル

常に感謝の心を忘れないこと。チームで協力して業務にあたることが多いため、みんなのサポートを「当たり前」と思わないように気を付けています。(松居さん)

【オイルターミナル事業部】港湾物流の最前線で、“地域のエネルギー供給”を支える仕事

オイルターミナル事業部は、製油所とガソリンスタンドをつなぐ中継地点ともいえる存在です。石油会社等から預かったガソリンや灯油などの石油製品をタンクで保管・管理し、タンクローリー等への配送を支える重要な役割を担っています。地元の苫小牧で働きたいという想いが強かった私は、港湾物流企業として地域経済や人々の生活に貢献できること、また地元企業としてのネームバリューや安定感に魅力を感じ、入社を決めました。

入社後、まずは同事業部の操業課に配属されました。石狩ターミナルで1年半、その後苫小牧で2年弱、現場実務を経験。主に船から配管を通して指定のタンクに石油製品を移す石油荷役の作業を行いました。また、灯油やガソリンの取り扱いに必要な「乙種第4類危険物取扱者」や、LPGやアンモニアの取り扱いに必要な「高圧ガス製造保安責任者」の資格も取得しました。

そして昨年から営業課に異動し、現在は船舶代理店業務を担当しています。船舶代理店業務とは、船会社や船長に代わり、船舶の入出港に必要な行政手続きや各種手配を行う仕事です。船が苫小牧港に入港すると、苫小牧海上保安署や税関、入管、検疫所などに対するパソコンでの申請業務を私が行います。また、実際に岸壁に立って安全な着桟をサポートしたり、船内で積荷の数量や水分混入の有無を確認したりと、船舶と密接に関わる場面も多々あります。多いときには1日3~4隻の船が重なりますが、自らスケジュールを調整し、すべての船を安全に入出港させられると、大きな達成感を覚えます。

この仕事を通して学んだのは、自分の申請ミス一つでその日の業務が止まってしまうという責任の重さです。また、操業課時代には見えていなかった港湾物流の裏側の仕組みを知ることで、スピード以上に「丁寧さ」と「確実性」を最優先する姿勢が身に付き、成長を実感しています。

社内はコミュニケーションが活発で、相談しやすい雰囲気です。操業課はグループで動くため活気がありましたし、今いる営業課も風通しが良く、年次の離れた先輩にも気軽に相談できる環境です。営業課では、まず船舶代理店業務から始まり、次に在庫管理や荷主さまとの調整、ご要望に対応する窓口業務を担当します。新しい業務に挑戦する際も、一つひとつ丁寧に物事に取り組むという自分の軸を大切にしながら、着実に信頼を積み重ねていくことが目標です。
(大金さん)

私のワークスタイル

業務に取り組む上で大切にしているのは、スピードより丁寧さです。一つひとつ丁寧に確認し、作業することをモットーにしています。(大金さん)

【港運事業部】多様な商材を扱う港湾物流の現場で、確かな技術と信頼を磨く

港運事業部操業グループは、港湾物流の現場を支える重要な役割を担っています。事業部内は現場ごとに約11のセクションに細分化されており、特定の商材を専門とするセクションもあれば、多種多様な荷物を扱うセクションもあります。

入社後は、まず1週間ほどビジネスマナーなどの基礎研修を受けました。その後、1ヶ月間にわたり全セクションを見学し、現場の様子や業務の流れを理解。同時に座学で各業務内容を学ぶ研修も受けた後、本格的に配属されました。配属後は、フォークリフト等の重機を扱う先輩社員のサポートを行う「手元作業」からスタートし、玉掛けなどを通じて、搬送作業の基礎を身に付けました。

私が所属するセクションは、米や大豆などの食品、鋼材、工業用の粉(セメントや製紙原料のカオリン)など、多種多様な商材を扱う難易度の高い部署です。ただ、いずれ営業職に移った際に役立つ幅広い知識を習得できる環境でもあります。そのため、各商材の特徴や扱い方、物流の流れを確実に覚えるよう、意識して仕事に取り組んでいます。扱う商材が公共工事や製品製造に使われる流れを知ることで、社会に貢献している実感が得られるのも魅力です。

現在の仕事は、トラックやコンテナで届く荷物の入出庫や倉庫保管です。営業担当者との現場情報の共有や作業方法の打ち合わせも頻繁に行います。例えば、複雑な形状の荷物の扱いについてチームで知恵を出し合うこともあり、無事に業務を完遂できたときは、大きな達成感を覚えます。

この仕事で大切なのは、責任感と妥協しない姿勢です。事故を防ぎ、次に作業する人が困らないよう、細かい段取りや養生を怠らないことの重要性を、先輩の仕事ぶりやサポートから学びました。入社から1年が経ち、以前は苦労した作業をスムーズにこなせるようにもなってきました。先輩たちから「良くなったね」と評価される場面も増え、自身の成長を感じています。

今後は、現場での残り1年で、危険物取扱者などの資格を取得し、より責任ある仕事を任されるようになることを目指します。将来的には、現場の事情や思いをよく理解した営業職として活躍するのが目標です。さらに、通関士の資格取得や新規顧客の開拓にも積極的に挑戦したいと考えています。
(森さん)

私のワークスタイル

今後の自分に役立つ知識を貪欲に吸収。多種多様な商材の入出庫作業などを通して、さまざまな業界のモノの流れを理解するよう心掛けています。(森さん)

職場の雰囲気

  • にぎやか
  • デスクワークが多い
  • 個人プレー
  • 社内の方と関わる仕事が中心
  • 落ち着いた
  • デスクワークが少ない
  • チームプレー
  • 社外の方と関わる仕事が中心
  • 松居さんが感じる職場の雰囲気
  • 大金さんが感じる職場の雰囲気
  • さんが感じる職場の雰囲気

学生の方へメッセージ

企業選びにおいては、会社や職場の様子を実際に確認することが重要です。インターンシップや会社見学会には積極的に参加してみましょう。弊社の会社見学会では、会社見学のほか、若手社員との座談会が設けられており、「給与」や「休日」など聞きにくい内容でも、年次の近い先輩社員であれば質問しやすく、率直な答えが得られると思います。働く環境の実態を知ることはミスマッチの防止につながり、入社後の働き方のイメージを具体化する助けにもなるはずです。

同じ業界で企業を比較する際には、各社が持つ強みの違いに着目してみてください。例えば同じ物流業界でも、当社の強みは「港湾物流」にあります。大規模な施設で大量の貨物や輸出入品を扱うため、規模の大きな仕事に携われる点が魅力です。キャリア面では、5~6年単位のジョブローテーションにより、4つの事業部で幅広い知識と経験を積めるほか、個々の志向に応じてスペシャリストを目指すことも可能です。

当社の理念は、「物流イネーブラー(地域・顧客の発展や課題解決を可能とする上で不可欠な存在)として地域・社会に貢献する」こと。生活インフラに関わる多様な商材を扱い、社会を根底から支えられることがやりがいです。幅広い産業と結びつきながら、地域社会に不可欠な存在として貢献できる誇りを感じられる環境だと思います。
(総務部総務課主任・採用担当 松本 理)

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業務に必要な資格はもちろん、TOEICなど自己研鑽につながる資格取得の費用も補助しており、社員一人ひとりの成長を応援する会社です。(松本さん)

マイナビ編集部から

1960年に設立された苫小牧埠頭(株)。その成り立ちは、1963年に開港する苫小牧港の港運を見越して倉庫の営業を始めたことにさかのぼる。その後、海運仲立業(乙仲)、通関業、運送業、穀物サイロ事業、オイルターミナル事業へと次々に領域を広げてきた同社。現在は港運事業部、オイルターミナル事業部、飼料サイロ事業部、クールロジスティクス事業部の4事業を展開し、地域の産業や生活を支える港湾物流企業として存在感を示している。

今回取材したのは、新人から中堅まで各分野で活躍する先輩社員。それぞれの現場や仕事の様子から、「専門分野を複数持つことで生まれる総合力」という同社の特徴を実感することができた。

数年ごとのジョブローテーションでゼネラリストを目指す道、各分野でスペシャリストを目指す道、本部の管理部門で活躍する道など、多様なキャリアパスが用意されているのも魅力の一つ。年4回の上長との1on1面談に加え、社長・人事役員との面談が年1回設けられ、一人ひとりのキャリアビジョンを柔軟に支える環境が整っている。

また、新卒向けのスキルアップ手当や年間5万円までの資格取得補助など、自己研鑽を後押しする制度が充実している点も特徴的だ。社会貢献度の高い分野で専門性を身に付けて活躍したい人にとって、学びと実りの多い環境に違いない。

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物流イネーブラーとして地域・社会に貢献する仕事。入社後10年間で複数部門を経験しながら、目指すキャリアビジョンを描いていくことができる。

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