最終更新日:2025/6/4

(株)ホンダモビリティ北海道【ホンダカーズ北海道】

業種

  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 専門店(自動車販売・自動車関連)

基本情報

本社
北海道

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

部活動やアルバイトで培った経験を活かし、お客様の安心・快適なカーライフをサポート

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現場の最前線で活躍する先輩たち

札幌・小樽・旭川に店舗を展開する(株)ホンダモビリティ北海道。同社で活躍する3名の先輩たちに、学生時代に力を注いできたこと、現在の仕事とそのやりがい、今後の目標などについて語っていただきました。

■岩永 梨歩さん:カスタマーアテンダント(写真中央)
 2023年入社/文学部卒
■菅原 ミチルさん:営業スタッフ(写真左)
 2021年入社/コミュニティ福祉学部卒
■川村 脩也さん:営業スタッフ(写真右)
 2021年入社/法学部卒

アルバイトで養われた、全体の状況を把握して行動する力が役に立っています(岩永さん)

学生時代は、空港内のコンビニでのアルバイトに力を注ぎました。コロナ禍でも賑わうお店だったこともあり、忙しいながらもお客様に丁寧な応対をする接客スキルや、広い視野を持ち状況を把握して効率よく作業をする力が身についたと思います。また大学では、文学部英語文化学科で英語の勉強に力を入れていました。大学のゼミの教授は海外の方で、すべて英語で講義が行われたため、ついていくのに必死で早めに課題を終わらせていたことや、カフェで友人と一緒に勉強したことが印象に残っています。私が語学を学んできたのは、グランドスタッフになりたいという漠然とした思いがあったからです。しかし企業研究時に、QOL(生活の質)を大切にしながら、お客様とふれあえる仕事がしたいと考えたときに、定まった勤務時間で接客と事務業務の両方が行える当社なら、自分が求める社会人生活を送れると思い、入社を決めました。

カスタマーアテンダントの1日の業務は、ショールームの清掃をしてお客様を気持ちよくお迎えする準備から始まります。開店後は、お客様のお出迎えやお席へのご案内、受付、電話応対などを行うとともに、事務業務として自動車の登録書類の作成・提出準備や伝票の処理なども担当しています。業務の中で常に意識しているのは、お客様を最優先すること。こちらがどんな状況であっても、いち早く応対するようにしています。そうした中で、お客様に私の顔や名前を覚えていただき、受付時に世間話をしていただいたり、私がいないところでも営業スタッフから私のことが話題に上がったと聞くと、私の接客がお客様によい印象を与えられていると感じられて嬉しいですね。

私たちの仕事は、ショールーム全体に目を配りながら、ご来店いただいたお客様や他のスタッフの状況を把握し、自分がいま何をするべきかを考えることがとても大切です。その点では、大学時代のアルバイト経験が役に立っていると思います。入社1年目は最低限の業務をミスなくこなすことに精一杯でしたが、2年目のいまは一通りの業務ができるようになって心に余裕が生まれ、業務の効率的な進め方などプラスαのことを自分で考えられるようになったと感じています。今後は車やその整備の知識も身につけて、お客様が気にかけていることに幅広く対応できるようになりたいですね。

〈先輩からのメッセージ〉

「私は車に詳しくなかったので不安を抱えて入社しましたが、周りのスタッフの皆さんが助けてくれる環境があるので、安心して働くことができています。」(岩永さん)

お客様一人ひとりと向き合う姿勢は、部活動のマネージャー時代と同じです(菅原さん)

私は小・中・高、そして大学まで陸上競技一筋でした。高校までは短距離走の選手として活動し、十分にやり切ったと感じたのですが、それでもまだ陸上競技に関わりたいと思い、大学時代は陸上競技部のマネージャーを務めました。100人前後の選手をサポートし、選手がよい結果を出せたときは自分が選手だったとき以上に嬉しかったですね。

企業研究をした際、初めは営業職を選択肢に入れていなかったのですが、北海道に根ざした企業で新しいことに挑戦してみようと思い、当社への入社を決めました。当時はそれほど意識していませんでしたが、陸上競技の選手時代に目に見える数字の目標に向かい頑張ってきた経験は、営業職にも活かせると思いました。

入社してからは、営業スタッフとしてショールームにご来店いただいたお客様を中心に、新車や車検、保険などのご提案をしています。私が心がけているのは、お客様の立場になって物事を考えること。この姿勢は大学時代にマネージャーを務めていたときと同じで、専門競技や性格など、それぞれ異なる選手一人ひとりと、どのように関わればよいのかを悩み、考えてきた経験がいまの仕事にも役に立っていると感じています。営業活動に取り組む中で喜びを感じるのは、やはり車を購入していただいたとき。ですが、たとえその場で購入していただけなくても「何かあったら菅原さんに相談するよ」と声をかけていただけるだけで嬉しいですね。この仕事の魅力として、お客様と1回限りの関わりではなく、末長くお付き合いをさせていただける関係を築けることにやりがいを感じています。

3年目のいまは、まだまだ上司や先輩には及びませんが、入社当初は何もわからない状態だったことを考えると営業としての基本は身についたと思います。また、商品として扱う車のことだけでなく、プライベートの話題でもお客様とのつながりを築けるようになりました。お客様からいろいろなことを教えていただき、人としても成長できていると思いますね。これからも学んだ経験を活かし、お客様との関係を長く続けながら、営業スタッフとして自分がお手本や目標の存在となれるように努力していきたいですね。

〈先輩からのメッセージ〉

「学生時代に頑張った経験は、たとえ自分が選んだ仕事とは直接的な関係がなくても、必ずどこかで役に立つのでやりたいことに全力で取り組んでください!」(菅原さん)

アパレルのアルバイトでおすすめしていた「服」を、「車」に置き換えて営業(川村さん)

中学から大学まで部活動でサッカーに打ち込みました。大学時代は主将を務め、チーム全体の技術レベルを上げるため、一から部員同士の意思疎通を図る環境づくりを行いました。意見をぶつけ合った経験は仕事でも活きており、私の財産になっています。部活動に注力する一方で、飲食店とアパレルショップでのアルバイトにも力を入れました。アパレルのアルバイトでは、お客様におすすめした商品を購入していただいたときが1番の喜びでしたね。

最終的に当社を選んだのは、部活動やアルバイトを通じて向上したコミュニケーション能力を活かせる営業職が、私には合っていると思ったからです。自分が頑張った成果が数字として表れることや、福利厚生が充実していることにも魅力を感じました。私は車について詳しくありませんでしたが、当社は入社後に3ヵ月程度の手厚い研修があり、マナー研修に加え取扱車種の知識などをしっかりと学ぶことができたため、不安を解消できました。

私の営業スタイルとしては、自分から車の話をしないことを意識しています。いきなり車を販売しようとすると、お客様は離れていってしまいますから。世間話から始め、気がつくとお客様が車の話をされて、成約につながるパターンが多いですね。私はどんな仕事も楽なことばかりではないという考えがありますが、それでもお客様に車を購入していただき「川村さんから買ってよかった」とのお言葉をいただくと、すべての苦労が報われます。

営業の仕事は、人と話をするコミュニケーション能力が大切だと思います。私自身は大学時代の部活動やアルバイトでそのスキルを磨くことができましたし、アパレルのアルバイトでお客様におすすめしていた服が、いまは車に置き換わっただけだと思っています。また、飲食店のアルバイトではホールと厨房の両方の仕事を行っていたのですが、スタッフ同士で力を合わせて現場を上手くまわしてきた経験は、いま店舗全体の業務を円滑に進めていくうえでの力になっています。

当社に入社して1番よかったと思うのは、楽しんで仕事ができていること。大学時代の経験を踏まえて選んだ今の仕事が自分に合っていたのだと感じています。私は入社してから毎年、目標売上台数の120%以上を達成してきており、それが自信になっています。今後の目標としては、常に1つ上の役職を目指し、ゆくゆくは店長として社員を引っぱっていきたいですね。

〈先輩からのメッセージ〉

「私の実感として、車に興味がある・なしに関わらず、前向きに取り組む意欲さえあれば挑戦できる仕事だと思います。」(川村さん)

企業研究のポイント

企業研究のポイントは、実際に企業を訪問してみることです。直接話を聞くことで、WEBやパンフレットなどの文面ではイメージすることが難しい、働き方や職場の雰囲気、社員の人柄などを感じ取ることができます。また、訪問する企業について事前に調べておき、人事担当者や先輩社員に質問をして、実際に自分が働くイメージを持てるかどうか想像してみましょう。

当社の仕事体験では、自動車業界の現状から当社がどんな会社でどんな仕事をしているかを詳しくお伝えしています。また、店舗(ショールーム)や社員の働く様子を見学できたり、年次の近い先輩と交流できる場もあり、より深く当社のことを知ることができます。

「就職がゴール」にならないように、自分がこの企業に入社したら何がしたいのか?この企業に入社して自分の夢や目標が持てるのか?自己分析を行ったうえで、しっかり見極めをしてほしいと思います。そうして自分や企業をしっかり理解することが、最適な1社を見つける一歩となるでしょう。

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企業研究は様々な企業の仕事体験やインターンシップに参加し、体感することが大切です。企業画面では感じ取れない、職場や社員の雰囲気を知り、企業理解を深めましょう。

マイナビ編集部から

(株)ホンダモビリティ北海道は、今年(2024年)で創業51年目を迎えたメーカー100%出資の子会社。本田技研工業(株)の創業者、本田宗一郎氏が提唱した「人間尊重」と「三つの喜び」を基本理念に掲げ、地域社会から信頼される販売・サービスを展開している。

同社の特長の1つは、今回取材をした岩永さんが入社を決めた理由でもあるQOL(生活の質)を大切にした働き方ができることである。年間休日が120日あることに加え、有給休暇も10日間以上取得できるため、仕事とプライベートのオン/オフをしっかりと切り替えることができる。また、人間関係が良好な職場でもあり、キャンプ・釣り・ゴルフ・スポーツなどの同じ趣味を持つスタッフ同士でプライベートでも親睦を深めているという。

今回3名の先輩スタッフに話を聞いて実感したのが、入社時には車の知識がなくても全く問題がないということ。その理由は、入社後の研修や3年間のフォロー体制が整っているからだろう。それに加え、上司や先輩に気軽に相談や質問ができる環境のため、安心して働くことができる。さらに、半年毎に上司との2Way面談が実施され、自身のキャリアを見つめ直す機会にもなるという。本人が希望すればキャリアチェンジも可能で、自分のキャリアプランの実現を後押ししてくれることも、同社の魅力として特筆しておきたい。

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1973年に創業した(株)ホンダモビリティ北海道。現在は、札幌・小樽・旭川に23店舗を展開し、地域のお客様の安心・快適なカーライフをトータルにサポートしている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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