最終更新日:2025/6/1

(株)シーエックスカーゴ

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 食品
  • 生活協同組合

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

生協事業と組合員の暮らしを物流で支える! 社会貢献や意義を見出せる仕事

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シーエックスカーゴの物流業務についてご紹介!

生協の物流子会社として、生協事業と組合員の暮らしを物流で支える同社。ここでは若手社員の3名に登場いただき、実際にどのような業務に携わっているのか、話を伺いました。

T.S.さん(写真左)/2024年入社/経済学部卒
桶川流通センター業務3課SC1G

T.K.さん(写真右)/2022年入社/経営学部卒
桶川流通センター輸送課第1G

M.K.さん(写真中央)/2020年入社/人文学部卒
コープ物流管理部管理課在庫管理G

「先輩社員の多様なキャリアから、将来の自分が働く姿をイメージできた」ことが入社の決め手(T.S.さん)

私が当社に決めた理由は、先輩社員たちの多様なキャリアを知ったことで、社会人としてのイメージを膨らませることができたからです。当社での業務を通じて自身のキャリアが具体的に見えてきたことで、未来に希望が持てました。現在は、桶川流通センターの業務3課に所属しています。生協の宅配を扱っており、組合員に届ける商品を注文通りに仕分けし、オリコンに集約して出荷します。扱うのは常温の食品と一部雑貨で、入社後最初の3カ月は、パート社員と一緒に商品の仕分けに取り組み、作業を一通り覚えました。4カ月目から、徐々に管理者の立場で業務に携わり、機械のエラー解除や納品ミスのチェックなどを主に行っています。

また当部署では常時50人ほどのパート社員が働いていますが、朝の短時間勤務の人、フルタイムの人、夜勤の人などシフトはさまざま。一人ひとりのシフトを確認しながら、作業を管理する業務も担っています。皆さんを管理する業務に少しずつ慣れてきて、成長を実感していますが、まだまだ課題もあります。作業ラインに十分な人員が配置できない場合、出勤しているパート社員だけで作業ラインを稼働させる必要があります。その際の、適切な指示や判断がなかなか難しいです。先輩社員が瞬時に状況を把握して正確な指示を出すところを見ると、自身の未熟さを感じます。

今後の目標としては、自身に与えられた業務の精度や生産性を上げることです。まだわからない業務が多いため、一つひとつ確実に覚えていきたいです。その上で、将来的には班長や主任を目指したいと考えています。班長になると、私のような新入社員を教える立場となり、パート社員の勤怠管理を行うなど、マネジメントの役割が大きくなります。主任はさらに上の立場で、班長を束ねながら、より広い視野で業務へ取り組む必要があります。こうしたキャリアアップの道筋が見えているのも、当社の魅力でしょう。また、生協で販売されている商品を組合員のお手元にお届けする業務は、社会的な使命・貢献を見出すこともできます。

先輩社員たちのキャリア

「上司が丁寧に指導してくれますが、一部で上司に判断を委ねてしまう部分もあり、早く自立して業務をこなせるようになりたいです」(T.S.さん)

トラックの手配、車両管理を担当。過去のデータや知り得たノウハウから状況を予測する。(T.K.さん)

私が当社に興味を持ったきっかけは、コロナ禍が影響しています。多くの企業が業績を落とす中、物流業界はそれほどダメージを受けていないように見えたからです。物流業界の中でも当社を選んだのは、昔から馴染みのブランドである生協の物流会社だったことが決め手でした。入社して最初に配属されたのは業務2課。ここでは主に雑貨を扱っており、トラックドライバーから毎日荷物を受け取り、商品情報と数量を確認して倉庫に入庫する作業に携わりました。次に業務3課へ異動し、食品をメインに入荷した商品の仕分け作業を行っていました。

現在の輸送課では、最初の半年間は小型荷物の納品情報や住所を入力して発注したり、緊急の場合は運送会社に電話して依頼をしたり、荷物が最後まで届いているか確認をする業務を担当。9月からは自社ドライバーと協力会社向けの業務を主に担当し、物量データを入力して、いつ・どこへ・何を納品するのかを把握して、必要なトラック台数の手配や車両管理を行っています。物流は常に最適化が必要で、日々刻々と変化する状況に対応しなければなりません。そこで重要になるのが過去のデータです。過去のデータを見ながら状況を予測してトラックの手配を進めていきます。また、冬は衣類や寝具が分厚くなります。そのため、箱がそれに比例して大きくなるといったような経験から得たノウハウも活用します。

業務においては、異動前と現在でそれぞれに異なるやりがいがあります。以前働いていた業務3課では、班長不在時は、私が30人ほどのスタッフの管理と配置を担当していました。時間内に作業を終わらせるための作業管理や、ミスが発生した時に業務に支障が出ないよう、連携の指示出しをする業務に携わり、やりがいを感じていました。一方、現在の輸送課では、配送の割り振りをしっかりと考えなければなりません。うまく割り振るには頭を使いますし、思った以上にやりがいがあるとわかりました。このように異動を重ねながら、それぞれの部署でやりがいを得て働けるところは当社の魅力だと思います。

先輩社員たちのキャリア

「私の部署では前後の工程との連携が重要です。勉強を兼ねて前後の工程も経験しているため、それぞれの作業を理解した上で業務に取り組んでいます」(T.K.さん)

入社2年目で新部署の立ち上げに参画。何にでも挑戦させてくれる文化が社員の成長を後押し(M.K.さん)

入社した最初の部署では、商品管理の業務に携わっており、発注・調達業務を主に担当していました。その部署で新しく部署を立ち上げることになり、設立されたのが現在所属している在庫管理グループです。私は在庫管理グループの立ち上げから関わっています。
新しい組織を立ち上げる機会は、なかなか経験できないため非常にやりがいがありました。既存の部署から業務を引き継ぎ、新しい部署として組織を構築していく過程は、まさにチャレンジングな日々。さまざまな部署と連携を取りながら、運用の基盤を作り、期日までに新部署を立ち上げるという目標に向かって邁進しました。この業務を通して、計画的に物事を進めることの大切さを学び、自分のスキルアップにもつながったと感じています。

声をかけてもらった時は、入社2年目で不安もありましたが、新しい業務の挑戦も一つの経験になると考え、思い切って引き受けました。各部署から異動してきた社員たちが集まり、当初はバラバラだった運用面も2年が経ち、徐々に統一されてきました。立ち上げから現在までを振り返ると、うまくいっている感触は持てています。

当社には社員のチャレンジを大切にする文化があります。私が経験した立ち上げ業務や、このインタビューを受けることになった時も、正直不安はありました。しかし、上司や仲間に相談をすると、皆が快く話を聞いてくれて、「こうすればいいよ」とアドバイスをくれたのです。そういった支えがあるから、失敗を恐れずに挑戦できるのだと思います。若手社員の発言だからといって軽視せず、きちんと耳を傾けて意見を尊重してくれる。そんな姿勢が若手社員の成長を後押ししてくれています。

物流業界は今、2024年問題に直面しています。もちろん、私の業務も影響を避けられません。まずは自身の業務範囲でできることから取り組んでいます。例えば、業務改善の提案です。業務改善の提案をするためには幅広い知識が求められます。そのために自身の部署のことだけではなく、他部署も含めて当社の業務について理解し、日々、知識を深めていくよう努めていきたいと思います。

先輩社員たちのキャリア

「新部署の立ち上げに携わり、さまざまな部署と連携を取って運用の統一をするために奔走し、チャレンジした時にやりがいを感じました」(M.K.さん)

企業研究のポイント

まずは事業内容や掲げているビジョン、価値観を理解して、自分が共感できるかを確認することが大切です。機会があれば実際にその企業に足を運んでみることをおすすめします。そこで働いている社員の方と直接話ができるのであれば、とても貴重な経験になります。私自身、社員に会うことを意識して企業研究に取り組んでいました。入社前に業務イメージがつかめたことで、ギャップを感じずに働けています。(T.S.さん)

企業研究ではネットなどで事業について調べることはもちろん大切ですが、実際に企業を見てみるのも重要だと思います。文章や写真だけではわからないことがたくさんあるはずです。企業訪問を通じて、雰囲気や職場の空気を直接感じることで、自分に合っているかを判断できます。私自身は、コロナ禍でインターンに参加する機会はありませんでした。だからこそ実際に足を運ぶことの大切さをお伝えしたいです。(T.K.さん)

企業研究では、焦らずじっくり腰を落ち着けて、いろいろな企業を見て、周囲の意見を聞いてみるのがいいでしょう。さまざまな選択肢を見つけた上で、自分で決断することが大切だと思います。私は福利厚生や職場の雰囲気を特に見るようにしていました。見学に行った時は、自分がその企業で働いているイメージを持ち、うまくやっていけるかといった点からチェックしました。(M.K.さん)

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「物流の業務は馴染みがないのでわからないことも多いでしょう。どんな業務があるのか、キャリアパスはどうなっているのか、研究で理解を深めてください!」

マイナビ編集部から

今回の取材では、同社の「充実した共育」「温かい社風」「聴く力の重要性」などが語られていた。

共育が一番の強みだと、T.K.さんは語る。「共育がきちんとしているところが魅力ですね。いつも付きっきりで教えていただいて助かっています。丁寧に教えてもらえるので、安心して働けます」 。同社の温かい社風については、イベントの話から様子が見て取れる。先日、社員とその家族への日頃の感謝を伝える感謝祭が開催され、約1,000人が参加したのだそう。そんなイベントを開催するところに社員への配慮がうかがえる。

業務に関しては、コミュニケーションについての話も出ていた。「『コミュニケーションに長けている』と言うと話し上手なイメージがあるのですが、一方で『聴く力』も大事なんです。上司に相談すれば、しっかりと聴いてくれますし、相手が何を欲しているのかをくみ取るスキルを持っている方が活躍していると思います」とM.K.さんは述べている。

同社では「教育」を「共育」と表現する。共に学び、教え合うことで成長を目指す意味が込められている。この考え方は、単なる知識や技術の伝達にとどまらず、社員同士が互いに刺激し合い、高め合う環境を作り出すことを示しているのだろう。

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シーエックスカーゴは、「貢献」「信頼」「誇り」「挑戦」を経営ビジョンとして掲げる。これらの言葉は、同社が目指す姿や社員に期待する行動指針を端的に表している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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