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最終更新日:2025/4/1
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部署名株式会社共立映像 技術制作部 技術二課
勤務地東京都
仕事内容ライブなどのイベントの収録や画出しのカメラシステム構築
幼少期から特撮ドラマが好きで、この業界を志すようになりました。学校ではカメラコースを選択しましたが、授業の中でビデオエンジニア(VE)の仕事の楽しさを知り、この職種希望で就職活動を行いました。中継実況にも興味があったので、最終的には中継を手掛ける2社で検討。趣味で通っていた舞台の映像を当社が手掛けていたことを知り、ある種の運命を感じて入社を決めました。入社3年目頃からVEとしてひとり立ちし、音楽ライブの画出しや演劇・企業イベント・スポーツ番組等の収録/配信を担当しています。カメラマンさんが撮影した内容の確認をしつつ、映像の明るさ、色合いの調整・補正を行うまでがVEの主な仕事になります。
ライブの撮影映像を大型スクリーンに映し出す「画出し」の仕事では、その時々の会場の照明バランスを加味しながら色味調整を行います。その判断を誤れば「演者さんの顔が見えない」と観客の皆さんをがっかりさせてしまう可能性もあるため、1回きりのステージをきちんと見せてあげたいという思いで取り組んでいます。最近は単独でライブツアーに帯同する機会も増えていますが、各セクションと積極的にコミュニケーションを図ることも心掛けています。回を追うごとに「次はこうしていこう」と改善を重ねていけることも、ツアーの醍醐味。画出しは演出の一部でもあるので、LEDなど全体の演出をしっかり頭に入れておくことも意識しています。
自分なりに考え、納得のいくシステムの構築や調整ができたときには毎回達成感があります。「難しい機材を使いこなせるようになった」「綺麗に機材を組めた」といった成長の実感もモチベーションになっています。公演中は、観客の大きな歓声を聞ける瞬間にやりがいを感じます。時にはバックステージにまで歓声が聞こえてくることも。多くの人と関わりながら、お客さんに喜ばれるステージを作り上げていけるやりがいや楽しさは、現場の仕事ならではだと思います。シフト制で土日にも平日にも休みを取れるので、オフの日はお客さんとしてイベントを観に行ったり、ヨガやキックボクシングの習い事に通ったりして、リフレッシュしています。
入社6年目になり、最近はチーフとして出る現場も増えてきました。カメラ6台くらいの現場が多いですが、10台以上を要する大きな現場のチーフも担えるようになることが直近の目標です。種類の違うカメラを同時につなぐ際にはフォーマットや色味の調節がより難しくなるので、どんなカメラでも、また台数の多い現場でも上手に映像をまとめられるようになりたいです。そのためには、当日の機材トラブルや急なシステム変更に対応できる経験値を積む必要があると感じています。今は電話で先輩に確認をしてから対処していますが、自分の判断で対処できるようになり、周囲から信頼されるVEに成長していくことが目標です。
VEは一般には認識されづらい仕事ですが、華やかなステージを支える重要な役割です。機材知識が少なかった私でも経験とともに詳しくなれているので、この仕事に興味を持った方は専門知識の有無を問わず、ぜひ検討してみてほしいです。ただし一人前にやりたい仕事ができるようになるためには、目の前の仕事を頑張る姿勢も大切かなと思います。私の場合、入社1年目はカメラアシスタント、2年目はVTRでVEの勉強をしつつ、収録管理の業務を担当していました。デスク作業が多い時期は「早く現場をやりたい」とウズウズしていましたが、この時期にいろいろな機材を触って知識を蓄積しておいたことで、ひとり立ちの時期を早められた実感があります。