名鉄観光サービス(株)

主に一般企業の社員旅行や褒賞旅行、招待旅行をターゲットにしたセールスを行っています。セールスというとお客様の会社に通い、自社のプランを売り込むといったイメージがあると思いますが、当社のセールスは営業活動以外にも旅行実施から終了までの様々な業務を行っています。
セールスから旅行終了までの業務内容は次の通りです。

1.市場調査（ネットや既存のお客様からの情報等で旅行を実施している企業を調査します。）
2.セールス（計画の際に当社のプランを提案させていただけるように定期的に訪問します。）
3.ヒヤリング（見積依頼をいただいたら、旅行の詳細や希望を確認します。）
4.プラン提案（ヒヤリング結果を基に希望に沿ったプランを作成し提案します。）
5.各施設の手配（受注につながった際には、そのプランに関わる各施設の手配を行います。）
6.打ち合わせ（旅行実施に向けてお客様と打ち合わせを重ね、実施までの準備を進めます。）
7.添乗（添乗員を必要とする旅行では自分自身が添乗員として旅行当日のサポートを行います。）
8.精算（各施設への支払いとお客様への請求を行います。）

就職活動で最も苦労したのは興味のある仕事を見つけることです。
私が就職活動をするうえで、最も重要視していたのは「業務内容」です。仕事をする時間は人生において多くの割合を占めるので、その時間を少しでも有意義なものにしたいと考えていたからです。しかし、当時の私はやりたい仕事がなく、自分自身でもどのような業界・職種に興味があるのかわかりませんでした。その状況を打破できたきっかけは合同説明会です。就職活動の序盤から行き詰っていた私は知人からのアドバイスで合同説明会に積極的に参加するようにしていました。すると、様々な業界・職種において自分が想像している仕事内容はほんの一部で、良い面でも悪い面でも知らないことが多くあることがわかりました。
旅行会社のセールスという職種もその一つで、当時、私の旅行会社に対するイメージは「カウンター店舗で既存のパッケージ商品を販売する」というものでしたが、説明会に参加したことで、「お客様の要望に合わせて旅行を作りあげる」といった業務内容を知り、それに惹かれこの職種を目指すことになりました。
同じような苦労を抱えている方は合同説明会に積極的に参加することをお勧めします。

休日は所属している社会人チームでサッカーの試合をしたり、家で読書やアニメ鑑賞をして過ごしています。旅行に行く頻度も多く、社員同士で行くこともあります。この仕事をしていると、様々な宿泊施設や観光地を知ることができるので、日々行きたいところが増えています。また、最近は取り憑かれたようにサウナに通っています。仕事後にサウナに行くと、その日の疲れが吹き飛び、まるでその日が休みだったかのように錯覚できるので、1週間に1度は仕事終わりにサウナに行き、自分の中で週休3日制を実現させています。
仕事を円滑に進めるためには、オフのタイミングで頭をリセットさせることも大事だと思います。皆様も、どのような趣味でも良いので、どれだけ仕事が忙しくても、それをしている間は仕事のことを忘れられるような趣味をもつと良いと思います。

私は、就職活動は応募資料や面接を通じて、入社前後のギャップを可能な限り少なくする場だと考えています。したがって、採用されるために自分を良く見せようとするのではなく、自分がどのような人間なのかを企業に正しく認識してもらうことが重要です。そのためには、自分自身を偽らず、正直に就職活動をしていただくのが良いと思います。
また、就職活動は「企業が学生を選ぶ場」だと思われがちですが、同時に「学生が企業を選ぶ場」でもあります。正直に就職活動を行った結果、「自分が選んだ企業」に採用されることを祈っています。