最終更新日:2026/4/27

(株)東京機械製作所

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 機械
  • 印刷・印刷関連
  • 機械設計
  • ソフトウエア
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

東京機械製作所の仕事はこんなにもエキサイティング!こんなことにも挑戦できる!

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新聞用輪転機で培った技術力を武器に新たなフィールドへ!

新聞用輪転機を中心に、無人搬送車を主力としたFA事業、加工組立事業にも挑戦している「株式会社東京機械製作所」。同社の歴史や電機制御、機械設計の仕事内容、その面白さについてお話を伺いました。

■技術本部技術部 機械設計課 佐藤 春平さん(2023年入社)(写真左)
■執行役員 かずさテクノセンター長 橋本 輝雄さん(1990年入社)(写真中央)
■技術本部技術部 電機制御課 主任 松本 恭一さん(2009年入社)(写真右)

「たゆまぬ技術の研鑽」「顧客への奉仕の精神」を理念に、新たな技術へのチャレンジを続ける(橋本さん)

私たち「株式会社東京機械製作所」は明治7年創業。150年以上の歴史をもつ印刷機械メーカーです。「たゆまぬ技術の研鑽」と「顧客への奉仕の精神」という経営理念のもと、質実剛健の姿勢を貫き、お客様や社会のニーズを的確に捉えながら、新たな技術にチャレンジし続けています。

主力事業の新聞用輪転機の製造では、1906年に国産第一号機を完成させて以来、約120年にわたり、高い技術力を武器に業界を牽引。現在、日本国内で150セット以上が稼働しているほか、アメリカ・中国・インドなど海外での納入実績も豊富です。21世紀に入るまでは「一日たりとも止めることが許されない設備」であることを前提に、頑丈さ、印刷品質、高速化を追求し、業界で高いシェアを獲得。21世紀以降は新聞発行部数の減少を背景に、高速化よりもランニングコスト削減を重視。損紙や廃棄版を大幅に抑えることができる4×1機の開発に注力することで、シェアを維持してきました。さらに近年は「AI輪転機」の開発に注力。大手新聞社との協業のもと、過去の印刷データをAIが学習し、同じ紙面構成の場合に最適な設定値を自動で呼び出して調整する仕組みを構築することで、オペレーターの省人化ならびに損紙削減を実現しています。今後は画像認識技術を活用し、オペレーターの目の代わりとしてリアルタイムで微調整を行う機能を実装するなど、AI輪転機のさらなる進化を図る方針です。

新聞用輪転機以外の分野でも挑戦を続けています。「無人搬送車(AGV)ならびにAMR事業」はその一例です。新聞印刷の巻き取り紙交換で培った搬送技術を応用したAGVは既に多くの工場や倉庫への導入が進んでいます。また、3D LiDARを使った自律走行型のAMRを開発。現在、多くのお引合いをいただいています。
さらに近年は、輪転機の製造で培った高精度加工・大規模組立の技術を生かし、リチウムイオンバッテリー製造装置など大型産業機械の「受託組立事業」にも注力。加えて防衛分野にも参入し、防衛省向けの搬送・格納に関しての自動化・省人化という難度の高い案件を受注しています。

このように当社には「150年企業の安定性」と「スタートアップ企業のような熱気と機動力」が共存しています。そして、こうした社風を支えているのが、約300名のグループ社員の強力なチームワークです。明るく、元気にコミュニケーションを取れる方と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。

社員は語る

「部署間の垣根が低いのも大きな特徴。機械設計と電機制御設計、加工現場と組立現場も隣同士。別の部署の社員とも気軽に相談できる距離感です」(橋本さん)

巨大な輪転機を緻密に動かす電機制御の仕事。回路設計から制御ロジックの構築まで全てをカバー(松本さん)

もともとモノづくりに興味があり、機械関係をいじるのが好きだった私は、高専で電子制御工学を専攻し、2009年に当社に入社。最初の3年間は、製造部の電機技術課で輪転機の電気配線工事を担当していました。巨大な輪転機がどんな構造で、どんな制御で動いているのか。現物をみて、実際に手を動かしながら、体で覚えた経験は、今でも財産になっています。

その後は「技術部電機制御課」に異動し、電気回路設計・配線図作成・制御盤設計・PLCプログラム設計など、一連の制御設計に携わっています。輪転機には数種類の制御盤が搭載されており、制御盤ごとに担当を分け、一人がその制御盤の回路設計とソフト設計の両方を担うのが基本です。担当範囲が明確な分、責任も大きいですが、仕様に関する打ち合わせから回路設計、制御ロジックの構築まで一貫して関われるため、設計内容がそのまま機械の動きに直結する感覚があります。輪転機は見た目の大きさ以上に精密な装置で、紙の送りや回転はミクロン単位の精度が求められます。その制御担当を任され、完成した輪転機が全体として連動し始めたときには大きなやりがいを感じられますね。現地の据え付けに立ち会うこともあり、初期トラブルなどの対応で鍛えられることも多いですが、そこで得た経験がまた次への成長につながります。

開発領域の仕事に挑戦できるのも当社ならではの魅力です。私は以前、AI事業部の一員として研究開発に携わった経験があり、そこで得たAIや画像認識の知見を輪転機やAGVならびにAMRの開発に活かすことができています。また、機械設計・営業・品管・製造など、誰にでも遠慮なく声を掛けられるオープンな社風も魅力です。今後の目標は、固定観念に縛られず、時代に合った技術や若い人の感性を取り入れながら、電機制御課をより柔軟で挑戦的な部署に進化させていくこと。現場やほかの部署とメンバーと積極的にコミュニケーションを取ることができる方。ざっくばらんに意見交換できる人は伸びていくと思います。

社員は語る

「ハードとソフトを完全に分業している企業が一般的ですが、当社では一人ひとりが双方を担当。『自分の設計で機械を動かしている』という実感があります」(松本さん)

輪転機の圧倒的なスケールに魅かれて入社。「100人いたら100人に伝わる設計」をめざして(佐藤さん)

学生時代は工学部で機械設計を専攻。射出成形について研究していました。金型に樹脂が流れる経路や製品の強度ムラをシミュレーションし、試験機を使って検証する研究に取り組むなかで、「自分の描いた図面がカタチになるなんて面白いな」「モノづくりに本格的に挑戦してみたい」という思いが強くなりました。ただ、新卒ではガス関係の営業職に就職。本音を押し込めたまま3年間働いていましたが、「設計の仕事を諦めたくない」という気持ちが消えず、思い切って転職を決意しました。当社の存在を知り、「印刷機の会社」と聞いたときは、家にある複合機のようなものを想像していましたが、工場見学で目にしたのは、高さが建屋3階ほどの巨大な輪転機。幅20メートル、重量は1000トン近い圧倒的なスケールで、「どうやって造っているんだろう?」と心が躍りました。また、先輩社員の優しい人柄や働く環境も魅力的で、「ここで挑戦してみよう!」と。入社を決めた次第です。

2023年に入社後は機械設計課に配属。現在は印刷ユニットの“インクをのせるローラー部分”の設計を担当しています。構想設計をチームみんなで考え、それをもとに自分が具体的な寸法・形状・材質を決めていく仕事です。大切にしているのは「100人いたら100人に伝わる設計」――。加工部門やアセンブリ部門の担当者など、誰が見ても迷わず形にできる図面をつくること。いちばんのやりがいは、自分の設計した部品をオフィスのすぐ横にある加工工場で見られること。そして、お客様先で機械が安定稼働しているという話を聞けたときですね。オフィスの棚には、過去数十年の膨大な図面、設計データが体系的に整理されており、それを参考に立ち止まらずに成長できる環境は本当にありがたいです。

働きやすい環境も大きな魅力。有給休暇は非常に取りやすく、急な用事でも快く行かせてもらえる雰囲気があります。また、会社の寮はお手頃な家賃で入居可能。きれいな施設ですし、生活費の心配もなく、集中して仕事に打ち込むことができています。今後の目標は、今持っている力を100%発揮しきれる状態になること。中長期的には、印刷機全体の構造を理解しながら設計できる技術者になりたいです。

社員は語る

「印刷機と聞いてもイメージしづらいと思いますが、見学すれば仕事の面白さが一気に理解できます。学生の皆さん、まずは実物を見に来てください!」(佐藤さん)

学生の方へメッセージ

【人事部主任 清水京介さん(2023年キャリア入社)】
当社が求める人物像はただ一つ。「より良い仕事がしたい」「より良い会社を自分の手でつくり上げていきたい」という思いをお持ちの方です。1874年(明治7年)の創業から150年余。当社は長い歴史の大部分を輪転機一筋で歩んできましたが、今はまさに変革期にあります。輪転機のAI化だけでなく、自動搬送機を中心としたFA事業、加工組立事業、防衛関連事業など、これまで培ってきた技術力を活かして新たな事業の柱を育てています。安定した経営基盤を武器にしながら、若手のうちから思い切りチャレンジできる非常にエキサイティングな環境といっていいでしょう。

学生の皆さんには、ぜひ一度、当社の工場見学や会社見学に足を運んでいただきたいと思っています。輪転機について写真や文章で理解したと思っていても、実物を見るとスケールの大きさや精密さに圧倒されるはずです。また、自動搬送機やFA領域など、多彩な製品をつくっている姿を見ることで、「いろんな製品の設計、製造に挑戦ができる会社」だということが実感できるはずです。就職活動は「やりたいことを仕事にできる最大のチャンス」。自分の本当にやりたいことを実現できる会社を選んでいただきたいと思います。

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採用担当の森川さん。幅広い年代、キャリアの社員が仕事をしているが「会社を前に進めたい」という思いは共通。さらなる進化に向けてたゆみない変革と挑戦を続ける。

マイナビ編集部から

業界で高いシェアを誇る新聞用輪転機を中心に、力強い成長を続ける「株式会社東京機械製作所」。今回、同社の役員並びに中堅・若手社員にお話を伺って感銘を受けたのは、技術革新への熱意、そして強烈なチャレンジ精神だった。
同社の創業は1874年。150年以上の歴史を持つ企業でありながら、現状維持に甘んじることなく、自らを進化させようとするエネルギーに満ちている点が何よりも印象的だった。強みである新聞用輪転機の高度化を進める一方、自動搬送機を中心としたFA事業や組立加工事業、防衛関連事業など未開拓領域にも果敢に踏み込み、モノづくりの可能性を広げていく。その推進力こそが、同社が“老舗企業”でありながら“挑戦者”であり続けられる理由だと確信させられた。また、中堅・若手社員のモチベーションは非常に高く、「変革の中心に立って会社を動かしていこう」「チャレンジングな仕事を通じて成長していこう」という意欲が随所に感じられた。モノづくりに興味関心をお持ちの方はもちろん、「自分の力で新たな会社を創り上げていきたい」「幅広い仕事にチャレンジしながら、エンジニアとして飛躍的に成長していきたい」という志をお持ちの方にも、視野に入れることをお勧めしたい会社である。

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千葉県木更津市に位置する主事業所「かずさテクノセンター」にて。研究棟は、仕切りのない風通しの良い職場環境。近くには単身寮・社宅がある。

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