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最終更新日:2025/4/1
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部署名研究開発部 試験研究課
出勤メール対応
試験・分析準備評価品の試験や分析
お昼休み
新規導入試験機の打合せ
評価品の試験や分析
計測器の校正
退社
私は学生の頃に生物学を専攻しており、就職活動では食品や薬品業界などを中心にと考えていましたが、何となく決め手に欠けるうちに“本来の自分は何をやりたいのか”と、深く自分と向き合うきっかけにもなりました。そんな中で、業種を絞らずより幅広い業界の人の話を聞いてみたいと思い、様々な業界の企業説明会に参加するうちに“機械メーカー”に強い興味を抱きました。ただ、当時の私にとって機械分野はまったくの未経験領域です。専門外の私には応募のチャンスがなかなか見つからない中、チャレンジへの道を開き受け入れてくれたのが当社でした。面接の中でも私に対する質問だけでなく、アイチコーポレーションの事業自体が設計業務だけでなく、物性を測定するような試験研究や、品質管理や生産工程の管理など、様々な専門性のある領域で成り立っており、きっと活躍するフィールドはあるというお話を頂きました。周囲に機械、電気、情報系の学生が多い中で、私にとっては大きな自信になりました。チャレンジしたいという強い気持ちさえあれば、幅広い人材に対して門戸が開かれているのは当社の特徴と言えるかも知れません。
研究開発部試験研究課に所属しており、製品に採用される部品の評価業務を担当しています。例えば、部品の材料分析や寸法測定などを行って、品質に問題がないかなどを確認する業務です。中には、レーザーやマイクロスコープ、三次元測定機を用いて、0.01mmの精度で測定を行うこともあり、部品が図面通り、正確に作られているかを様々な角度から検証を行っています。また、評価対象となる部品の材料も金属やゴム、プラスチックなど多岐にわたり、幅広い分野の専門知識が必要で、品質に対する考え方や評価方法も様々です。一言で試験評価と言っても、その守備範囲は広く、課内にはそれぞれ高い専門性を持つエキスパートが在籍しています。また、試験評価の業務だけではなく、試験研究課を始めとする当社の開発部門全体が使用する計測器や試験機について、新規導入から保守・管理も担当しており、計測器が真に正確であるか否かを確認する“校正”と呼ばれる業務も行っています。
試験研究課には、日々、「これを計測したいのだけど、どうしたら良いのかな?」というように当社製品に関連する試験や計測を必要とする社員の方々からの様々な相談が舞い込みます。そのため黙々と試験を行うようなイメージではなく、多くの人と関わりコミュニケーションを取る機会が多い職種です。その分、伝え方やそのための準備が必要になるなどの大変さもありますが、人との関わりが好きな私にとっては、楽しく面白い職場で、多くの社員の方々の役に立てる立場という点が、自らのやりがいに繋がっていると感じます。“測る”という業務もそれぞれの試験で求められる精度や要求は異なり、長さひとつとっても様々な種類の計測器が存在するため、柔軟に考えなくてはならない仕事でもあります。まだ未経験なことも多いので、「やってみないと分からない」ものや、「やってみて、そうなんだ!できた!」などを経験しながら、発見や吸収を繰り返しています。教科書に記載されているような物理現象や化学現象を日々の業務を通じて目の当たりにしている感じです。上司や先輩から学ぶことも多く、今は試験結果からどのような考察を導くべきかという見方で経験を積んでいます。
入社当時は分からないことばかりでしたが、先輩や上司から手厚いサポートを受けながら、今では入社後からでも十分に専門知識は身につけていけると考えられるようになりました。その上で大切なことは“まずはトライしてみよう”という姿勢だと感じていて、これは当社の社風にも繋がる部分でもあると思います。例えば、計測器や試験機の運用ルールの策定において、私が自発的に改善案などを考えた際、上司に認めていただくことも少なくなく、 “より良くなるなら変えていこう”というポジティブな姿勢を感じます。