最終更新日:2026/1/23

全農物流(株)【JA全農グループ】

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 海運
  • サービス(その他)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)

基本情報

本社
埼玉県、東京都

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

農畜産物の生産地と消費地を結ぶ「農業物流」で、日本の豊かな食文化を支えていく

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従来の物流にとらわれず"運ぶ"ための多様な手段を考え続ける

青果や米など農産物の物流運用に特化する全農物流。新鮮な野菜をより早く、多く、安全に全国各地へと届けるためにさまざまな取り組みを行っている。その輸送の最前線を熟知する二人の社員に仕事の魅力を聞いた。

■吉田 奈央さん(左)
園芸営業部 青果物流事業課
経済学部 経済学科卒業/2022年入社

■小林 航さん(右)
総務部 総務人事課
情報経済学部 情報経済学科卒業/2009年入社

現状の物流における課題を洗い出し、負担や無駄を削減しながら新鮮な青果物を全国へ届ける

家族が青果物の販売に携わっていたことから、食に関する仕事に就きたいと考え就職活動を始めました。また、人々の生活にとって身近で、この先もなくならない仕事がしたいと思ったことも業界選びの理由のひとつです。当初は食品メーカーを中心に考えていたのですが、より広い視野で"食"を考えたとき、食材を"運ぶ"という仕事からも食の分野に貢献できると気づき、当社にたどり着きました。国産の野菜を日本全国へお届けする、生産者と消費者をつなぐ役割となれることに興味を持ったのです。

私が所属している園芸営業部青果物流事業課は、主に青果物や花きの配送をする部署です。その中でも私は本社に籍を置き、営業所を統括する業務を担当しています。トラブルの対応や、青果物流の課題を解決するためのプロジェクトなど、その役割は多様です。物流現場での事象を知り、過去の事例に基づくデータをどのように活用すれば物流環境を改善していけるのか、未来に向けての大切な施策を進めています。物流の課題には業務の在りかたを見直し、ドライバーへの負担や無駄な待機時間を減らしていくことが求められています。業務をできる限り見える化し、属人化をなくしていくことにも取り組んでいます。

最近では、鉄道や船を使った青果物の輸送も試験的に開始し、さらに鉄道で運ぶ際に発生する問題の洗い出しをしました。鉄道は青果物を大量に長距離輸送することには長けている一方で、トラックよりも時間がかかるため、品質を維持したまま輸送することが課題となっています。野菜を育てる生産者のみなさんの努力と想いがこもった青果物を、高い鮮度のまま消費地へと届けるため、鮮度保持などの最新技術を活用しデメリットを解消できないか、新しい運び方にトライし、データを集めています。

配送に関わるメンバーの経験と新しい技術や手法、それらを組み合わせることでより良い青果物流の仕組みを考えていきたいです。野菜が量販店などの店頭に並ぶまでには、多くの人が関わっているという背景を理解し、課題解決に向けたチャレンジを続けています。
【吉田奈央さん】

全農物流の魅力

「スーパーなどの店頭には、当社の物流を使った商品もたくさん並んでいます。自分の仕事と社会とのつながりが実感でき、より愛情を持って輸送に向き合えます」(吉田さん)

これまでに培った業務スキルや知識と、さまざまな地域で得たつながりを大切にしながら挑戦を続ける

当社に入社して、今年で17年目になります。そのキャリアの多くを営業部の一員として勤務し、さまざまな輸送の現場に立ち会ってきました。埼玉や東京、盛岡、札幌、そして本社での業務を通じ、さまざまな品目の輸送・保管の知識を身に付け、それに加え地域ごとの特性を組み合わせた、より効率的かつ安全な仕組みづくりに取り組む機会を得ることもできました。

当社の物流事業は自社のトラックや倉庫のみで成り立っているのではなく、協力会社様とともに実務にあたっています。そのため、しっかりコミュニケーションを取り信頼関係を構築していくことも、営業部としては大切な役割だと感じています。より無理のない輸送の仕組みを追求し、私たちや協力会社様の負担軽減となるようなプランを作ることも、信頼関係につながっていくのだと思います。過去には、生産地から消費地まで農産物をトラックで輸送する際、空になった帰りのトラックを活用し、消費地から生産地へと届ける貨物の輸送を推進しました。これによって売上もアップすることはもちろん、物流の効率化などの課題解決にも貢献できたと思います。

当社は前向きな提案をどんどん受け入れてくれ、若いうちから新しいことにチャレンジさせてくれます。もちろんそれには根拠となるデータや考え方を示す必要があります。チャレンジを成功させるには社内だけではなく、協力会社様や生産地、消費地の方々とコミュニケーションを重ねて、同じ目的を共有し進めることが大切だと思います。

営業部での経験をもとに、2022年には企画部企画課へ異動となり、さらに全社的な物流環境の課題解決に関わることになりました。部門を横断しながら、現場の実用を踏まえた提案を進めることにも携わっています。
【小林航さん】

全農物流の魅力

「取り扱う農産物によって輸送や保管の方法が変わります。また輸送手段も多様で、常に新鮮な気持ちで飽きることなく仕事ができることに面白さを感じています」(小林さん)

安心して仕事に打ち込める環境で、これからの物流の在りかたを考え、実行のためのプランを練っていく

吉田:私は入社以来変わらず現在の部署に勤務しています。今はまだ目の前の仕事、青果物の物流のことをメインにした取り組みで精一杯です。いずれは生産地から消費地、消費地から市場や小売店までの輸送など、従来の輸送以外の分野にも取引先を増やしていけるような施策を考えていきたいと思っています。

小林:その現場経験が将来的には役に立っていくと思いますよ。私は営業部でのキャリアに加え、企画部企画課を経て、2024年の4月からは総務部総務人事課にいます。部署の業務は、採用・研修・広報・株主総会や取締役会の運営など、業務の範囲が広く勉強の毎日です。さらに、総務人事の大切な役割のひとつに、社員が働きやすい環境、職場作りを考えるというミッションがあると思います。ここでも多様な現場経験を活かせるのではないかと、これから取り組みを進めていくことが楽しみですね。

吉田:私は入社理由として「長く働きやすい会社」であるということも重視していました。当社では産休や育児休業を経験して、現場に戻ってくる先輩たちも多いと感じています。以前勤務していた部署に戻れるので、キャリアや知識がリセットされることがないのもいい環境なのではないでしょうか。

小林:私は転勤経験者ですが、家賃補助や借り上げ社宅制度など、新しい土地でも暮らしやすいサポートがある点もありがたいと思いました。また異動した先の仕事は地域性を感じられて新鮮ですし、面白いんですよ。その土地でしか実現できない仕事があり、それを喜んでくれる人がいるのは、やりがいを感じられます。

吉田:多彩な経験は知見が広がるだけではなく、キャリアアップにもつながりそうですね。私も業務の幅を広げたいと思っているので、今後担当するかもしれない新しい役割にも積極的に取り組んでいきたいです。

小林:時代のニーズ、地域の期待に応えていくためにも、これまでの経験をどう活かしていくかを考えていくべきだと思っています。社員が働きやすく、定着できる職場環境を築いていくことが今の課題です。

全農物流の魅力

一つひとつの経験を次のキャリアにつなげていけることも同社の魅力だという二人。「新しい取り組みも応援してくれる社風。社員同士の意見交換も活発に行われています」

企業研究のポイント

「この仕事をやってみたい」と思うことを企業研究の入口とする人も多いと思います。その際にはひとつの業界だけに絞らず、自分のやりたいことをよく分析し、やりたいことの周辺にある仕事にも目を向けてみてください。実はいろいろな立場から、あなたのやりたい仕事に携われるということに気づけると思います。広い視野で仕事や業界を分析してみましょう。当社は米の輸送をメインにしているというイメージを持たれがちですが、実際は青果や酪農、肉、肥料など食に関するさまざまなものを運ぶ事業を担っています。輸送方法もトラックに限りません。食と輸送を軸にいろいろな経験ができる会社です。【吉田さん】

入社後に何かのギャップを感じることは、どんな仕事・企業でも避けられないことだと思います。そのギャップを少なくするには、実際にその会社で働いている人と話をする機会を持つことです。インターネットなどからは知ることができない生の情報をキャッチしてみるのもいいかもしれません。仕事の内容だけではなく、休みの日に何をしているのか、職場に笑いはあるのか、そんなことでもいいと思います。私たちの親会社は全国農業協同組合連合会(JA全農)。食と農を支える組織として、全国に事業所があり多様な事業を展開しています。その物流を総合的に担っている当社。食に貢献したいという想いを活かした多角的な挑戦ができる環境があります。【小林さん】

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「チームで課題を解決していこうという関係性が当社の魅力だと思います」と小林さん。一人が責任を背負うのではなく、みんなで考え取り組んでいける助け合い精神がある。

マイナビ編集部から

全国農業協同組合連合会(JA全農)グループの事業を物流から支える全農物流。同社では青果や米などの農産物、牛乳や食肉などの畜産物、そして農業用資材や肥料などの輸送・保管などを担ってきた。全国に70の拠点を持ち、そのネットワークを活用して、鮮度の高い農畜産物を生産地から消費地へと送り届けている。

より良い物流の在りかたを真摯に追求する同社では、今回の取材でも話題となったように新しい方法での輸送、これまで蓄積されたデータを踏まえた輸送システムの改善にも積極的に取り組んでいる。話を聞いた二人からも、若手のアイデア、現場経験を踏まえた提案などを受け入れる社風も感じられ、物流業界の課題改善に挑み、社会に貢献していこうという意欲も感じられた。

新入社員から経営層まで、それぞれのポジションに適した知識や技術を身につけていけるように、階層別でさまざまな研修も用意されている。また、JA全農グループとして、グループ合同での研修にも参加でき、目的を同じくしつつ異なる領域を担っている仲間たちと情報交換をする機会があることも魅力だろう。さらに社員の自己啓発を支援する通信教育も導入している。少ない自己負担でPCやマネジメントスキルなど仕事に直結した学びからライフスタイルの向上を目指すクラスまで多様に用意されている。社員が公私ともに充実した生活が送れるよう、多角的なサポートを行っている会社だ。

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多くの人や企業、システムを経由して成立する物流。そこには円滑なコミュニケーションが欠かせない。固定観念にとらわれない意見を出し合い、より良い物流を追求する。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2026に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2027年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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