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最終更新日:2025/4/11
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部署名教材研究センター 地歴公民研究室(世界史)
勤務地東京都
仕事内容テキスト・模試作成/解答速報業務/教材研究
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出勤・始業まずはメールのチェックを行います。テキストや模試を作っている関係上,印刷業者の方や講師の方からメールが届いていることもあります。
現在携わっているテキストや模試の編集・執筆作業を行います。他の職員から校正を依頼されることもあります。1人での作業ですが,時には会話もしながら和やかに仕事をします。
昼休憩職場周辺に多くの飲食店やスーパー,コンビニがあり,昼食の選択肢は多いです。食堂も手軽に利用できるので,外に出たくない悪天候の日は重宝します。
基本的に午前中の仕事の続きです。時折,職員間での会議が入ることもあります。
退勤私含め,多くの職員が定時で退勤しています。
主に以下のような業務があります。◆テキストの作成・編集:前年度のテキストをベースに,加筆修正を施します。様々なレベルに合わせたテキストが存在するので,それを使う受験生の役に立つ内容になるよう意識して改訂を行います。◆模試の作成や校正,および採点:入試問題は,大学によって傾向や形式が大きく異なります。模試ではできる限りそれらの違いを再現し,受験生の予行演習に資する問題を作ります。◆「時事王」の問題作成:読売中高生新聞(週刊)に毎月「時事王」というクイズコーナーが掲載されており,教材研究センターが作問・解説を担当しています。中高生向けに,時事に基づきつつ受験にも役立つ問題を作成しています。◆教材研究:教科書や書籍,論文などを読んで見識を深めたり,入試問題を解いたりしています。◆解答速報業務:1~2月の受験期には大学入学共通テストや関関同立・早慶,難関国立大の解答速報を発表しています。
代ゼミなら自分の好きなことを仕事にできる,と感じたことが大きかったです。高校生のころから世界史が好きでした。高校の恩師が,原始時代から現代まで網羅した数百枚に及ぶ自作プリントを使って授業をしてくださり,「このプリントを作るのは大変だろうけど楽しいだろうな」と憧れていました。大学・大学院では,文献を読んだり,レポートや論文を書いたりすることに面白さを感じていました。就職を考えたときに,アルバイトとして関わっていた代ゼミの教材研究センターがまず頭に浮かびました。教材研究センターには穏やかでアカデミックな空気が流れていて,大学院時代と地続きのような居心地の良さがありました。また,かつて恩師のプリントが自分を世界史好きにさせ,第一志望校に合格させてくれたのと同じように,テキストや模試を通じて受験生の手助けができる点に魅力を感じました。
1年目にも関わらず,テキストや模試をいくつか任せていただき,自分なりに創意工夫ができるのがとても楽しいです。こつこつ資料を集めるところから作り始めた模試が,徐々に形になっていく様子にやりがいを感じています。また,代ゼミのベテラン講師が作ったテキストに直接意見を述べる機会があったのですが,新人の意見であっても尊重され,「丁寧に見ていただいて助かります」と言っていただけたことが嬉しかったです。世界史科では,講師も職員も「学問の前に謙虚」という姿勢が共通していると思います。立場が違うからといって威張ったり萎縮したりせず,活発にアイデアを出し合ってより良いものを作ろうという雰囲気があります。また,ワーク・ライフ・バランスが非常に優れているのも嬉しい点です。仕事のために何かを犠牲にするということが全く推奨されていない環境です。取りやすい有休を使って好きな展覧会やコンサートに行ったり,映画を観たりすることが思いがけず教材作成の役に立つこともあります。
テキストや模試の質は校正という地道な作業によって支えられているのだと学びました。教材研究センター内には,「校正に卒業なし」と書かれた張り紙があります。先輩職員は,誤字脱字はもちろんのこと,表現のちょっとした違いで読む人に誤解が生まれないか隅々まで気を配り,丹念に校正しています。模試の編集会議に参加したとき,自分が気づかなかった改善点が次々に浮き彫りになり,先輩職員の読みの深さに驚かされました。「これで本当によいのか」といちいち立ち止まる,建設的な意味での「批判」精神が大事だと感じています。
前項の内容と重複しますが,校正をする際の読みをもっと深くし,良質なテキスト・模試の作成に寄与できるようになりたいです。そのために必要なのは,読み手の立場に立ち,文章がどのように受け取られうるかに思いをはせる想像力だと思います。その力は一朝一夕に身につくものではありませんので,少しずつ磨いていきたいです。また,世界史という科目の性質上,日々世界で起こっていることに関心を持ち,知識に変えていく姿勢が大切だと痛感しています。