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最終更新日:2025/5/8
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部署名安全・品質本部 環境管理センター 環境安全グループ
仕事内容放射線量や空気中の放射能濃度を測定、安全レベルを評価
環境管理センターでは、再処理工場周辺の放射線量や空気中の放射能濃度を測定し、その安全レベルを評価しています。また、河川水や海水、農畜産物や海産物などの放射能を分析したり、様々なデータをまとめて対外的に報告する役割も担います。その中で私は、主に再処理工場周辺のモニタリングポストから得られる放射線データの監視・評価と、測定機器の保守管理を行っています。
環境中の放射線量は、降雨や降雪といった自然現象によって日々変動しています。測定データに変化が起こった時には、それが自然(降雨、降雪の影響)によるものか、その他の要因(施設からの影響等)によるものかを分析しなければならないところが仕事のポイントです。過去のデータや様々な資料をもとに調査・検討を行い、評価することを大切にしています。
元々、東京電力の福島第一原子力発電所の事故を受けて、原子力発電に興味を持っていました。当時は原子力に対して否定的な意見が多くあり、原子力を専攻する人が少なくなることが予想されましたが、だからこそ学ぶ価値があると思ったのです。就職活動では、原子力関連の様々な企業を見ていましたが、日本原燃は女性が働きやすい職場であることや、個人の能力を公平に見てくれていると感じたことが入社の決め手でした。
将来、再処理工場が本格操業を開始した際には、環境中の放射線量に施設からの影響が確認されることが想定されます。また、環境モニタリング評価結果は、地元地域や国に定期的に報告しなければなりません。そのため、再処理工場の影響が人や環境にとって安全であること、その理由を誰にとってもわかりやすく説明できる力を養っていきたいです。
現在の監視・評価業務は、将来的に本格操業する再処理工場が周辺に住む人や環境にどの程度影響を及ぼすかを分析するための下準備です。そのため、操業前の日常監視において、異常の早期発見や各データの基準値をきちんと把握することが重要になります。時には夜中にモニタリングポストへ確認に行かなければならないこともありますが、地域住民の方々に安心いただくためにも、放射線レベルの安全性を適正に評価することが私の使命だと思っています。